Sinn

ジンの哲学

1961年の創業以来、ジン社は高品質の機械式時計に全力を注いできました。エンジニアのローター・シュミットが、1994年に創業者からジン社を引き継いだとき、ジンのテクノロジーの新時代が幕を開けました。ジンが実現した数々の革新は、驚嘆するものばかりです。“ジン・テクノロジー”と名付けたユニークな技術開発には、以下のようなものがあります。

高い防水性を追求する際にポイントとなるのは耐圧性能です。 従来のダイバーズウォッチでは深く潜水すると外気圧と内部気圧の差により時計ケースが破壊されてしまいます。そのため多くのダイバーズウォッチがケースを分厚くすることで耐圧性能を保持しているのが現状です。 ジン社では、時計ケースに特殊なオイルを封入することにより、時計ケース内部の気体の収縮率を海水や淡水とほぼ同じにするというハイドロ・システムを開発。これは外気圧に対してまったく同じだけの内部圧で押し返すというパスカルの原理の応用です。 これによりごつごつした分厚いケースなしに5000mという高い防水性を実現しています。 また、ハイドロには文字盤の視野角度が飛躍的に向上するというもうひとつの特徴があります。 ガラスとほぼ同等の屈折率を持つこの特殊オイルの効果により、光の反射で視認性が落ちるのを避け、水中でのあらゆる角度からの完璧な視認性を得ることができます。 ダイバーズウォッチとして、まさに革新的な技術です。

ジン社のハイドロ・システム

機械式時計のムーブメントのパーツは、それぞれが円滑な運動を行えるよう潤滑オイルが使用されています。時計内部の空気に含まれている湿気や時計内分に拡散した水蒸気によりこの潤滑オイルが劣化すると、機械式時計の精度に悪影響を及ぼします。ジンのArドライテクノロジーは、ドライカプセルの搭載、EDRパッキンの使用、プロテクトガスの充墳という3つの技術的要素により、ムーブメントはほぼ無水の環境となりこの問題を解決。オイルの劣化プロセスと突然の気温低下によるサファイアクリスタル風防の曇りが防止され、信頼性の高い機能と精度が保証されます。

ドライカプセル
ジンの開発したドライカプセルは、Arドライテクノロジーの最も重要な要素です。このカプセルには特殊乾燥剤が充墳されており、これはケース内の水蒸気を吸収し時計ケース内の湿気を取り除きます。ドライカプセルに吸収された水分量が増すにつれて、淡いライトブルーからネイビーブルーへと色が変化します。

ドライカプセル

ドライカプセルのカラースケール。飽和度最大25%の淡いライトブルーから(左)、特殊乾燥剤の色が最も濃くなる飽和状態まで(右)、カプセルが湿気と結合します。

機械式時計のムーブメントのパーツが円滑な運動を行えるよう使用されている潤滑オイルは、通常−25℃で粘性が高くなり時計の精度が維持できなくなりますが、ジン社開発の特殊オイルは−66℃まで粘性を維持し+228℃まで蒸発が起きません。
このオイルの使用により急激な温度変化に耐え、−45℃から+80℃の温度範囲でDIN(ドイツ工業規格)の定めた刻時精度の維持を可能にしました。
このオイルが使用されているモデルは、ドイツ出荷の際に全品−45℃と+80℃での検品が行われています。
温度変化を支える独自のオイル ※モデルUXにつきましては、クォーツ製であり、シリコンオイルが充墳されているという特性を考慮し、機能性保証の温度設定は−20℃から+60℃としております。

テギメントとは、窒素を使用した浸炭加工を時計のケースに施すことにより鋼材の表面に炭素分子を拡散・浸透させ、焼入れして硬化させる技術です。
素材の表面をセラミックスと同じ1200ビッカーズ、あるいはそれ以上の硬度にして時計に傷がつくのを防ぎます。

この加工はマットやポリッシュ等ケースの仕上げの種類を問わず可能です。

ジンでは、この技術はPVDコーティングの基盤ともなっており、テギメントとPVDを併せて使用することで、ケース本体からコーティングが剥がれるといったエッグシェル現象を起こす心配がありません。

セラミック同等以上の硬度

時計を永く使用するにあたり、オーバーホールは重要なメンテナンスです。
ディアパルは、このインターバルを飛躍的に延ばす技術です。

ディアパルシステムでは、時計の精度を保つために最も重要な脱進機のガンギ車に特殊な素材を採用することで、潤滑オイルを使用しなくても部品同士が摩擦を起こさずに作動。長期間にわたりムーブメントの、とりわけ脱進機の精度を保つことができます。

長期にわたる精度の安定

特殊結合式の回転ベゼルは通常のはめ込み式ではなく、ジン社独自の特殊技法でケースにセットされているので、絶対に外れることはありません。
装着は確実ですが、修理にあたっては分解は容易にできるようになっています。

絶対に外れない回転ベゼル

アナログのクォーツ・ムーブメントでは、輪列の駆動はいわゆるステッピングモーターを使用して行います。この小型のモーターは、継続的に動くのではなく、1秒間毎に特定の角度だけ回転する電気モーターです。変動電流が流れる各パーツと同様、クォーツ時計のステッピングモーターは、動いている間、電磁波を発生します。

文字盤に[Q]マークが付けられたモデルの場合、ムーブメントの電磁波は最小限に抑制されます。この技術では、クォーツ・ムーブメントはムーブメントの周波数と同調する吸収特性を持った特殊合金で覆われます。この技術を搭載したモデルは、クォーツ時計用の検査器の上で、ステッピングシグナルが感知されません。ムーブメントの放射は、ケースの中に閉じ込められ、外へ漏れ出ることはありません。通常のクォーツ時計からは多くの家電装置に比べて微弱な電磁波しか発生しませんが、これを感じる使用者のためにジンではこの[Q]テクノロジーを開発したのです。

人体が感じる電磁波の遮蔽

クォーツ時計の針が一秒を刻むとき、それによって電磁インパルスの放射が避けられません。モーターコイルを制御電流が流れ始め、モーターが引き起こす回転運動が、誘導電流をもたらします。図には、ステッピングプロセスの典型的「心拍曲線」に対して、電磁的成分だけが表現されています。

SINN ジン

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