オメガダイバー300M│シリーズの仕様やおススメモデルをご紹介
スイスの高級腕時計ブランド「オメガ」。
1848年の創業以来、ほかの名だたる時計ブランドとともに高い人気を誇りつつ、幅広い層に支持されています。
そんなオメガの誕生からさらに100年以上の時を経て産声を上げ、今や60年を超える歴史をもつシーマスターをご存知でしょうか。
シーマスターはダイバーズウォッチとなり、派生モデルやデザインバリエーションの多彩さが特徴。スピードマスターと並んでオメガを代表するシリーズの一つです。
なかでも、300M防水というハイスペックを誇りつつ、ビジネスでもカジュアルでも似合う「シーマスターダイバー300M」は1993年の発売以来、世界的にも絶大な人気を誇っている定番モデルとなっています。
そこでこちらでは、オメガの看板と言っても過言ではないダイバー300M誕生の歴史から、シリーズの共通仕様、おススメモデルまで幅広くご紹介したいと思います。
初代シーマスターからダイバー300M誕生の歴史
初代シーマスターが誕生したのが、オメガ創業100周年の年。
そう、シーマスターはオメガの記念すべき誕生日から始まります。
シーマスターはダイバーズウォッチですが、元々は英国軍から第二次世界大戦中に軍用時計をつくってほしいという依頼がオメガに舞い込み、制作したのがきっかけです。
その際に制作されたのが「マリーン」。そして、第二次世界大戦の終戦後、軍用時計マリーンが市販用に改良され、我々の知るところとなる「シーマスター」としてその姿が世に広まります。
軍人から一般市民用に組み立てられたシーマスターは、仕事や遊びを選ばずにどこへでも身に付けられるオールラウンドモデルとして開発されたのです。
つまり、シーマスターはダイバーズウォッチとしてではなく、防水機能に優れている多才な時計として名付けられたのです。 初代シーマスターは、スタンダードモデルとしてセンターセコンドタイプが、クロノメーター仕様の特別モデルがスモールセコンドタイプとして発売されました。
そして後々に、これらのモデルがシーマスターのバリエーションを増やしていくことになります。
スタンダードモデルにスモールセコンドが採用されたり、センターセコンドにクロノメーターが実装されたり、はたまた手巻きモデルやレディース専用モデルがリリースされたりなど、シーマスターは50年代に勢力を拡大していきます。
1957年にはダイビングモデルとしてシーマスター300がリリース。その凛々しいインデックスと特徴的な秒針は話題になりました。
1970年には600M防水を誇るプロプロフが誕生し、ダイバーの要望を叶える腕時計として話題を集めます。
そして、2020年代の現在でも人気を誇るダイバー300Mが1993年に発売。
2年後の映画「007 ゴールデンアイ」では、主人公のジェームズ・ボンドが身に付けたことで一躍話題となり、ダイバー300Mの名を地球規模で広める結果となりました。
そして発売から25周年を迎えた年に、ダイバー300Mはフルモデルチェンジを果たします。
元祖のデザインとダイバーズウォッチのコンセプトはそのままに、最新の素材と技術を取り入れてアップデートされました。
シーマスターシリーズにはこのような歴史があり、その変遷は今もなお続いているのです。
オメガのこだわり!
シーマスターシリーズの共通仕様とは
シーマスターはダイバーズウォッチであり軍用時計がはじまりのため、強力な耐磁性や防水性が求められていました。
そのため、水を侵入させない気密性・退色や劣化に負けない耐久性、水圧に耐えうる堅牢性を有していることが必須条件となります。
そして、これらすべてを施されているのがシーマスターシリーズとなり、ダイバーズウォッチとしてだけでなくカジュアルでも使えるオールラウンドな腕時計としてアクティブなライフスタイルに適した作りとなっています。
とりわけ、ダイバーズウォッチには必須と言っても過言ではないヘリウムエスケープバルブは、シーマスターシリーズの代表的機能と言っても良いでしょう。
エスケープバルブとは、時計内に侵入したヘリウムガスを排出させるためのバルブのことで、タイバーが浮上する際に時計が故障してしまうのを防ぐ目的で実装されています。
また、丸型の幅広ベゼルはシーマスターシリーズの特徴でもあり、セラミックの使用により傷つきづらさと光沢の出る高級感の双方を獲得しました。
このような優れた機能とデザインはシーマスターシリーズでは共通仕様となっていますので、どの時計を選ばれたとしても満足のいくものとなっています。
ダイバー300Mのおススメモデルをご紹介
シーマスターは現行モデルであるダイバー300Mの人気が凄まじく、多くの方に選ばれています。
ダイバー300Mの魅力として、人気モデルの中でも価格が安くコストパフォーマンスが高いという理由だけでなく、デザインの選択肢が広いというのも見逃せない要素です。
例えば、ステンレスモデルだけでみても文字盤は黒・青・白・灰色の4種があり、金属とラバーのバンドから組み合わせることが可能。
また、限定モデルやクロノグラフなどの機能付きバリエーションも含めると、選択肢の数は多岐に渡ります。
そこで、ダイバー300Mを選ぶ際の参考としてのおススメモデルをまとめました。
・ダイバー300M ジェームズ・ボンド リミテッド エディション
上記モデルはシーマスターのなかでもビジネスやプライベートに合わせやすいデザインとなっており、最新の人間工学に基づいたオーセンティックな外観のため目立ちすぎない風貌が魅力です。
奇抜でどうしても目立ってしまうデザインのシーマスターは望んではいないけれど、控えめすぎるのも避けたいという人は、ぜひ上記モデルを参考にしてみてくださいね。
ダイバー300Mシリーズまとめ
オメガの代表「シーマスター」の中でも、人気がトップクラスとなるダイバー300Mシリーズ。
ダイバー300Mは定番中の定番となり、どの時計を選んだとしても外れることはありません。
初めてオメガを購入される方にとっても素晴らしい買い物になることは間違いなしのため、自信をもっておススメできる一品です。
プライベートでもビジネスでも出かける場所を選ばずに身に付けられるシーマスターダイバー300Mに、一度触れてみてはいかがでしょうか。