今回ご紹介する腕時計は、日本有数の時計メーカーシチズンとHAKUTO-Rによるコラボレーションモデルです。
HAKUTO-Rとは、月面資源開発に取り組むスタートアップ企業「ispace」による、民間の月面探査プログラム。
そのシチズンとのコラボレーションモデルには、宇宙をモチーフとしたデザインや、月に由来する機能性など、ユニークな特徴が多数存在しています。まさに特別なコラボレーションにふさわしいモデルといえるでしょう。
本記事では、新登場したコラボレーションモデルの魅力について詳しくご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
HAKUTO-Rとは?
HAKUTO-Rは、人類のさらなる飛躍を目指す民間企業「ispace」が推進する、日本初の月面探査プロジェクトです。すでに2022、23年に打ち上げが行われており、結果は残念ながら失敗となってしまいましたが、24年にも新たなミッションが予定されています。
もしこの月面着陸が成功すれば、日本では初めての快挙となります。そのため、世界中から注目されているプロジェクトと言えるでしょう。
シチズンはこのプロジェクトに対して技術提供も含めた支援を行っており、実際に月面に着陸する「ランダー」には、独自素材のスーパーチタニウムが使用されています。
そして、そのサポートの一環としてリリースされているのが、今回ご紹介するHAKUTO-Rコレクションです。すでに第4弾まで登場しており、いずれも限定本数が設定された希少なモデルばかりとなっています。
HAKUTO-Rコラボレーションモデルの魅力
HAKUTO-Rとのコラボレーションモデルには、限定モデルらしい特別な仕様が多く採用されています。通常のアテッサには無いデザインにロマンを感じる方も多くいらっしゃるでしょう。
ここでは、コラボモデルに共通する要素についてご紹介いたします。
魅力1:月や宇宙をモチーフとしたデザイン
HAKUTO-Rコラボレーションモデルのモチーフには、プロジェクトの目的地である月や宇宙が盛り込まれています。シチズンのアテッサは近未来的なデザインを採用しており、その相性も抜群と言えます。
しかも、多彩なデザイン性が用意されているのにも関わらず、文字板は光を透過するようになっており、「エコ・ドライブ」でしっかりと充電も可能です。
この技術力と美観を兼ね備える設計からは、シチズンの技術力の高さも感じられるでしょう。
裏ぶたも特別仕様となっており、中には実際の探査機の写真がプリントされているものもあります。
魅力2:機能面も充実
HAKUTO-Rコラボレーションモデルのベースは「シチズン アテッサ」です。シチズンの革新機能を詰め込んだ多機能ウォッチであるため、その機能性も魅力と言えるでしょう。
もちろん、スタンダードな実用機能として、光発電システムである「エコ・ドライブ」に、電波受信機能、ワールドタイム機能、永久カレンダーが搭載されています。
さらに、リアルタイムで月相を表示できるルナプログラム機能を搭載したハイテクモデルも登場しており、いずれのモデルも実用時計として高い完成度を誇ります。
魅力3:スーパーチタニウム™を採用
HAKUTO-Rコラボレーションモデルには、シチズンの独自素材「スーパーチタニウム™」が採用されています。
スーパーチタニウムは、チタンに独自の加工技術と表面硬化技術(デュラテクト)を施し、ステンレスの6割ほどの重さと、5倍以上の表面硬度を実現した素材です。
チタニウムはもとより宇宙産業で重宝されてきた素材であり、腕時計への実用化はシチズンがパイオニア的存在となっています。月面着陸機ランダーの着陸脚部分にも採用されているスーパーチタニウム™が採用されているため、コラボレーションにうってつけの素材と言えるでしょう。
HAKUTO-Rコラボレーションモデルをご紹介!
現在、HAKUTO-Rとのコラボモデルは第4弾まで登場していますが、すでに完売となってしまったモデルもあります。
ここでは、まだ手に入る限定モデルについてピックアップいたしました。いずれもユニークなデザインや機能が採用されたモデルばかりですので、ぜひ一度お試しください。
なお、すべて数量限定モデルであるため、お早めのご注文をお待ちしております。
世界限定2,700本|ランダーが旅してきた銀河の魅力『AT8285-68Z』
月面探査機ランダーは月への着陸に挑戦し、静寂な宇宙を突き進んできました。そのような銀河の神秘をダイアルに表現したのが『AT8285-68Z』です。
パープルからブルーへと鮮やかに色が変化するダイアルは、「構造色インク」によるもの。玉虫に近い仕組みで発色するこのインクは、色素無しに光の反射だけでこの表情を生み出しています。
ケースはブラックスーパーチタニウム™製で、ダイアルを引き立てるとともに、漆黒の宇宙空間を再現。電池交換の必要性を抑えルだけでなく、パワーセーブ時には、約10ヶ月ものパワーリザーブを誇ります。
世界限定1,900本|白蝶貝のミステリアスな月光『CC4065-61Y』
『CC4065-61Y』は、HAKUTO-Rが目指す月を腕時計全体でデザインしたモデルです。ダイアルの下には白蝶貝が配置されており、ミステリアスに輝く月光を表現しています。
ケースは全体的にブラックカラーで統一することで、漆黒の宇宙を再現しつつ月の光を強調。またバンドの中留には、同じ結晶パターンが二つとない結晶チタニウムを採用することで、魅力に溢れた暗闇を演出しています。
Act Lineと呼ばれる上位モデルに分類される本作は、GPS衛星電波受信による圧倒的な高精度を実現。またパワーセーブ作動時には約5年もの持続時間を誇ります。
ミステリアスな月のデザインと圧倒的な技術力が組み合わさった、まさに傑作といえる腕時計。ぜひお手にとって、確かめてみてください。
世界限定2,100本|ゴールドテイストが輝く『BY1009-64Y』
『BY1009-64Y』は、明るい月を表現したデザインが魅力です。ダイアル上にはラメがまばらに配置され、リアルな月面を彷彿とさせる凹凸ある質感が表現されています。夜空に輝く星のような印象を受ける方もいるかもしれません。
針やインデックス、ケースサイドにはゴールドカラーが使用され、ダイアル上の明るい輝きをさらに強調しています。
機能面においては、ダイアルの6時位置にあるムーンフェイズ機能が最大の特徴です。本モデルにはシチズン独自の「ルナプログラム」が搭載されており、受信した日付情報からムーブメント内部で月齢を計算。ムーンフェイズ部分に正確な月齢を表示してくれます。HAKUTO-Rが目指す月の神秘を存分に味わえるでしょう。
世界限定2,400本|静寂な夜の青い月を再現『BY1008-67L』
上記モデルのカラバリとして登場した『BY1008-67L』のダイアルには、静寂な夜にたたずむ青い月の光がデザインされています。
こちらはベゼルやケース、バンドをブラックカラーのスーパーチタニウム™に統一することで、真っ暗な夜を再現しています。全体的に控えめな印象であるため、ユニークなデザインながらあらゆるシーンや服装にもマッチしてくれるでしょう。
どちらも使えば使うほど愛着の湧くモデルですので、お好みのモデルを探してみてください。
月を目指すHAKUTO-Rとのコラボレーションモデルで、月のロマンを最大限に味わおう!
人類のさらなる発展を目指し、日本初の月面着陸を目指す「HAKUTO-R」。今回ご紹介した4つのコラボレーションモデルには、そのロマンや、月・宇宙の魅力が存分に詰め込まれています。
白蝶貝によるミステリアスな月の輝きや、ルナプログラムによる正確な月の満ち欠けなどは、なんともロマンに溢れる仕様です。もちろん耐久性や細かい機能性などにも優れており、ビジネスシーンからプライベートシーンまで、あらゆる状況で活躍してくれるでしょう。
ぜひHAKUTO-Rとのコラボレーションモデルを着用して、月のロマンを味わってみてください。