異次元の高精度ムーブメント「スプリングドライブ U.F.A.」を搭載した初のレギュラーモデルが登場
1970年代後半、機械式腕時計と同じくぜんまいの力を利用しながら、クオーツ腕時計の開発で培った精度追求の技術を活かすという発想から、スプリングドライブの開発は始まりました。
2004年に、実用性の高い自動巻と約72時間のパワーリザーブを備えた、グランドセイコー専用設計のスプリングドライブ・ムーブメント「キャリバー9R65」が完成し、約20年の時を経て、これまでの日差や月差という尺度を超え、ぜんまい駆動式の腕時計としては世界最高の年差±20秒という高精度を実現した「スプリングドライブ U.F.A.(Ultra Fine Accuracy)」が登場。
このたび、エボリューション9 コレクションより、初のスプリングドライブ U.F.A.を搭載したモデルが登場。
ブライトチタン製のケースを採用し、ダイヤルには、澄み切った雪原に林立するスプリングドライブの製造地である信州地方の樹氷の美しさを、精緻な型打模様で表現しました。
年差ムーブメントを実現
3か月間の入念なエージングを経て精度を安定させた水晶振動子を、新規設計のICとともに真空に密封し、温度、湿度、静電気、光などの影響を最小限に抑えることで、この高精度が実現しました。
封入されたICは、個々の水晶振動子の周波数を複数の温度で測定して得られたデータをもとにして温度補正を行います。
さらに、スプリングドライブ史上初めて、精度を補正するための緩急スイッチを採用しました。
これにより、長年の使用で発生する可能性のある精度のずれをアフターサービス時に補正することができます。
製造地の樹氷から着想を得たダイヤル
移ろいゆく季節の中で様々な表情を変えていく自然は、グランドセイコーが尊ぶ日本の美意識を象徴する存在です。
ダイヤルは、光の変化によって美しく煌めく表面加工を施すことで、淡いブルーの色合いでありながらも存在感を放ちます。
シルバーがかったブルーで清々しい空気を通した樹氷を表現し、ブルースチールの秒針と組み合わせています。
2?×3段階の微調整可能中留
2mm単位で3段階のスライド調整が可能な、微調整機構の付いた中留を、グランドセイコーとして初めて採用しました。
美しい自然の情景を映し出すムーブメントの仕上げ
ムーブメントの外観にはスプリングドライブの生まれ故郷・信州の自然にオマージュを捧げた、こだわりの仕上げ加工が施されています。
霧氷をムーブメントの外観で表現するべく「受」の表面には梨地加工を施し、落ち着いたトーンに抑えながら気品ある静かな輝きを実現しました。
受の稜線や端面、穴のまわりにはダイヤカットを施すことによって、夜空に煌めく星のごとく、どこからでも光を受けて、シャープな輝きを放ちます。
異次元の精度を誇るスプリングドライブ U.F.A.を搭載
1960年の誕生以来、最高峰の腕時計を目指して、より高精度を追求してきたグランドセイコーの歴史を受け継ぎ、年差±20秒を実現しました。
回転錘には、「SPRING DRIVE ULTRA FINE ACCURACY」の文字が刻まれています。
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