
エドックスの「デルフィン」コレクションに、新色のスケルトンモデル2種が加わりました。伝統的な防水性能に加え、モダン建築を連想させるスケルトンダイアルや、1973年製ヘリテージを継承する12角形ベゼルをまとい、デザイン面でも魅力を放つ仕上がりです。
『85303-3M-VNRO』はモスグリーン×レッドの前衛的な配色で、『85303-37NCAJ-NJ』はブラック×イエローのエネルギッシュな色合いを特徴としています。
本記事では、両モデルの魅力を詳しく解説していきます。ぜひ最後までご一読ください。
100年以上の歴史をもつエドックス

エドックスは、1884年にスイス・ビエンヌで誕生した時計ブランドです。
その始まりは、創業者クリスチャン・リュフリ・フルーリーが妻ポーリーンの誕生日に、自ら設計した懐中時計を贈ったことでした。この出来事をきっかけに時計ブランドが設立され、以後1世紀以上にわたりその製造技術と独自性を磨き続けています。
ブランド名の「EDOX」が“時間”を意味することから、砂時計を象徴とするロゴを採用している点も特徴です。この砂時計マークは腕時計のビスなどにも掲げられ、ブランドの誇りを象徴する不朽のエンブレムとして愛されています。
防水時計コレクション「デルフィン」の誕生

デルフィンは、1961年にエドックス初の防水時計として誕生したコレクションです。
エドックスは本作の開発にあたり、当時のオーソドックスな防水機構であったねじ込み式リュウズではなく、“ダブルOリング”構造を誕生させ、高水準の200m防水を実現します。以降、ブランドは防水時計のパイオニアとして発展を続け、デルフィンもブランドを象徴するコレクションに位置付けられました。

その精神は時代を経ても受け継がれ、2020年にはコレクション初のスケルトンモデル「デルフィン オリジナル メカノ オートマティック」が登場。伝統的な防水技術と現代的なデザインが重なり合い、コレクションはさらなる進化を遂げました。エドックスが磨き上げてきた技術と挑戦の歴史は、今もラインナップに息づいています。
デルフィン メカノ オートマティックに2種のニューカラーが登場
今回登場した2本の「デルフィン メカノ オートマチック」は、アヴァンギャルドなスケルトンデザインに際立つカラーリング、防水時計らしい優れた実用性を兼ね備えています。その特徴について、詳しくみていきましょう。
モダン建築を連想させるスケルトンダイアル
両モデルは、モダン建築を連想させるスケルトンダイアルを採用しています。幾何学的なフレームを組み合わせた構成により、自動巻きキャリバー853のテンプが鼓動する様子や歯車が連動する動きを楽しめるでしょう。


また両モデルは、色彩表現にも個性があります。ステンレスモデル『85303-3M-VNRO』は落ち着きつつも力強いテイストを演出。一方のブラックPVDモデル『85303-37NCAJ-NJ』は、精悍でスポーティーな雰囲気を演出しています。
さらに複雑な背景を生かしつつ視認性を確保している点もポイントです。針やインデックスに施されたアクセントカラーが時刻を瞬時に読み取れるよう配され、デザイン性と実用性の両立を実現しています。
構造美と色彩のバランスが際立つ、現代的な腕時計といえるでしょう。
ヘリテージが息づく象徴的なベゼルデザイン
デルフィン メカノ オートマチックに採用されたケースデザインは、エドックスの防水時計の原点である「デルフィン」の系譜に位置づけられるものです。
なかでも視線を引きつけるのが、1973年製のヘリテージモデルから受け継いだ12角形のベゼルです。エッジの効いた造形は力強さとエレガンスを両立し、スポーツウォッチとしての存在感を自然に高めています。

またベゼルには6つのビスが打たれており、ブランドの象徴である砂時計ロゴを想起させる印象的なアクセントに。ビスによって、デザインにリズムが加わっている点も特徴です。カラーリングは異なりながらも、両モデルはデルフィンならではの個性をしっかりと示しています。
名門の歴史が裏打ちする200m防水性能

両モデルは、“THE WATER CHAMPION”の理念を体現する200m防水性能を有しています。
この称号は、エドックスが1960年代から積み重ねてきた防水技術の象徴です。直径43mmの堅牢なケースとダブルO・リングによって気密性を確保し、厳しい環境にも耐えうる設計を実現しているのです。外観のモダンなデザインだけでなく、実用面でも確かな信頼性を備えている点こそ、デルフィンシリーズが長く支持される理由でしょう。
両モデルの魅力をそれぞれ解説
それでは改めて、『85303-3M-VNRO』と『85303-37NCAJ-NJ』の魅力をそれぞれ詳しくご紹介します。
深みあるグリーンが際立つステンレスモデル『85303-3M-VNRO』
『85303-3M-VNRO』は、深みのあるグリーンのスケルトンダイアルにレッドの針とインデックスを組み合わせたモデルです。内部のメカニズムが立体的に浮かび上がり、色彩のコントラストが視認性も高めています。
またケースとブレスレットには、316Lステンレススティールを採用。ヘアライン加工を施し、落ち着いた質感と傷の目立ちにくさを両立しているのです。
さらに5列ブレスレットは、コマごとに鏡面仕上げとヘアライン加工を組み合わせ、質感のバランスがよく、フィット感も快適です。自動巻きキャリバー853の力強い動きも魅力で、日常で安心して使える耐久性を備えています。
ケース径43mm、厚さ12.5mmのサイズは存在感があり、ビジネスにもプライベートにも取り入れやすいでしょう。落ち着きと力強さを求める男性におすすめの一本です。
ブラック×イエローのエネルギッシュな腕時計『85303-37NCAJ-NJ』
『85303-37NCAJ-NJ』は、ブラックを基調としたスケルトンダイアルにイエローを差し色として取り入れた、エネルギッシュなモデルです。内部機構の動きが際立つブラックカラーの構造美に、ビビッドなイエローが視認性とスポーティーさを強調し、腕元に鮮烈な個性をもたらします。

ケースにはブラックPVDを施した316Lステンレススティールを採用し、ヘアライン加工による落ち着いた質感と硬質な佇まいを実現しているのです。
ストラップはイエローカラーのラバーを採用し、軽量で柔らかく肌あたりのよい質感が魅力。シリコン配合のため耐久性や耐水性にも優れ、あらゆるシーンで快適な装着感が得られるでしょう。
ブラック×イエローの大胆な配色は、スポーティーさとエネルギッシュな雰囲気を兼ね備え、個性をしっかり表現したい男性に最適です。プライベートで個性を際立たせたい方に適しています。
個性溢れる2本の腕時計で、デルフィンならではの存在感を味わおう!

エドックスの「デルフィン メカノ オートマチック」は、ブランドが培ってきた防水技術と、現代的なセンスを融合させたシリーズです。
モダン建築を思わせるスケルトンダイアルや1973年製ヘリテージを受け継ぐ12角形ベゼル、優れた200m防水など、伝統と革新が調和した仕様はどちらのモデルにも共通しています。
さらに、ステンレスモデル『85303-3M-VNRO』は落ち着いたグリーンとレッドのコントラストが印象的で、オンオフ問わず使いやすい逸品。『85303-37NCAJ-NJ』はブラック×イエローの力強いデザインで、個性を表現したい方に適しています。
それぞれ異なる個性を備えているからこそ、好みに合う一本が見つかるはずです。気になる方は、ぜひ実際に腕元でその存在感を確かめてみてください。
この記事の監修

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