【ノルケイン 2024年新作】新しいもの尽くし!インディペンデンス スケルトン クロノとは? - 高級時計 正規販売店 ハラダHQオンラインショップ

【ノルケイン 2024年新作】新しいもの尽くし!インディペンデンス スケルトン クロノとは?

ノルケインは、スイスの独立時計ブランドとして2018年に創業しました。スイスの伝統を重んじつつも、独創性にあふれたそのウォッチメイキングを特徴としており、新進気鋭のブランドとして注目を集めています。

その2024年新作として、全く新しいモデル「インディペンデンス スケルトン クロノ」が登場しました。アヴァンギャルドなスケルトン仕様から、新たなフライバッククロノグラフムーブメントがのぞく一本です。

本記事ではこの「インディペンデンス スケルトン クロノ」について詳しくご紹介いたします。ぜひ最後までご一読ください。

スイスの高級時計ブランド「ノルケイン」

ノルケインは、2018年に設立されたスイスの独立時計ブランドです。時計製造の伝統と革新を融合させるビジョンを有していたベン・カッファー氏と、その父マーク・カッファーによって創業されました。

ノルケインのロゴ

特筆すべきは、強大なグループに属すブランドが多い時計業界において、独立したファクトリーブランドの体制を貫いている点です。この強烈なアイデンティティは、ブランド名の「NORQAIN」にも込められており、シリーズ展開の礎になっています。

またコレクションはいずれもスポーティなエッセンスを宿しており、シンプルかつスタイリッシュなデザインに、高い機能性を備えています。

2022年には経営陣に腕時計界のレジェンド、ジャン・クロード・ビバー氏が加入。また、現在に至るまで、歴史あるマニファクチュールとの提携も広げてきています。革新的なコレクションも続々登場しており、今後の発展が楽しみなブランドのひとつと言えるでしょう。

ついに登場!「インディペンデンス スケルトン クロノ」

ノルケインの独立性を表現する「インディペンデンス」コレクションでは、カーボン複合素材「ノルテック」を使用した「ワイルド ワン」や、スケルトンダイアルを持つ前衛的なモデルが多くリリースされてきました。

インディペンデンススケルトン

そして今回登場した「インディペンデンス スケルトン クロノ」ですが、本作は、従来コレクションとは異なるコンセプトでデザイン、開発が行われています。

また、ダイアルからのぞくムーブメント「キャリバー8K」にも注目です。専門とするマニファクチュール「AMT」社との共同によって生まれた本機は、初の自社製フライバッククロノグラフムーブメントながら、非常に高い完成度を誇ります。

以下から、注目ポイントを一つずつ確認していきましょう。

従来から一新。「インディペンデンス スケルトン クロノ」のデザイン性

ノルケイン

前述の通り、インディペンデンス スケルトン クロノは、従来モデルとは異なる価値を見せる新進気鋭の新作となっています。まずはそのデザイン性から特徴を確認してみましょう。

革新性が際立つスケルトンダイアル

本作のダイアルには、インディペンデンスコレクションでも人気の高いスケルトン仕様を採用。ブラックを基調としたムーブメントの構造と、その駆動を文字盤側からも楽しむことができます。

また、12時位置に30分積算計、6時位置にスモールセコンドを配置し、ふたつ目のスポーティフェイスを実現。そこにゴールドの針・インデックスをあしらうことで、視認性を確保するとともに、高級感を持つ前衛的なデザインを実現しています。

なお、このオープンワークにおいても、ノルケインらしい独自性が見られます。例えば、ロゴが配置される9時位置のブリッジは山形にレイアウトされており、頂上に挑み続けるブランドの精神が体現されています。

ケース形状は従来のスポーティなフォルムを継承

インディペンデンス スケルトン クロノのケース形状は、基本的に従来のインディペンデンスコレクションと同様です。サテン仕上げを多用することで力強さを強調し、ポリッシュ仕上げでメリハリを与えることで、立体感が演出されています。

その一方で、本作はクロノグラフモデルであるため、リュウズを挟むようにふたつのクロノグラフプッシャーが配置されています。こちらもケースの外観に馴染むような、一体感のある仕上げが施されています。

なお、このリュウズはねじ込み式になっており、ケースは100mの防水を備えています。

スポーティに馴染むブレスレット&ラバー

ブレスレットは、中コマのみをポリッシュとしており、力強いテイストを強調しています。また本作は、ブラックのラバーストラップのバリエーションも用意されており、さまざまなスタイルと合わせることも可能です。どちらも魅力的なバリエーションといえますね。

ノルケインインディペンデンススケルトン

新進気鋭のフライバッククロノグラフムーブメント「キャリバー8K」

インディペンデンス スケルトン クロノは、自社製クロノグラフムーブメント「キャリバー8K」を搭載しています。ノルケインの完全新作ムーブメントとして登場した本機は、その製造から装飾、機能に至るまで、多くの魅力が詰まっています。一つずつ確認していきましょう。

マニファクチュール「AMT」社との共同で実現

キャリバー8Kの製造は、高級ムーブメントの製造を専門とするマニファクチュール、「AMT」社の協力のもと行われました。AMT社は、あの「セリタ」の関連企業のひとつ。セリタが汎用ムーブメントを大量生産し、さまざまな企業に供給しているのに対し、AMTでは、一部のブランドのハイエンドラインに向けた、複雑なムーブメントの製造が行われています。

そうして生まれた本機は、これまでのノルケインの常識を打ち破るムーブメントとして、安定性、信頼性、卓越性の両立を、高いレベルで実現しているのです。

スケルトンとタフネスを確保したフライバッククロノグラフ

キャリバー8Kで驚くべきは、フライバッククロノグラフを搭載している点です。フライバッククロノグラフは、計測中のストップウォッチを停止、リセットすることなく、即時に0秒から再計測を開始できるという機能。パイロットウォッチを中心に採用されてきた複雑な計測機構です。

本機ではこれを、難易度の高いスケルトン仕様と、優れたタフネスを両立しながら搭載しています。このロマンあふれる仕様は、単なる時計ファンに限らず、メカ好きの心も鷲掴みにするでしょう。

魅力的な外装と仕上げ

キャリバー8Kの魅力は、その外装からも見つけることができます。まず、地板、ブリッジ、ローターといった構造の大部分を黒く仕上げることで、腕時計全体が見せる力強さを底上げしています。さらに、部品ごとに異なる仕上げを施すことで、トータルブラックカラーながら立体感も演出。精緻な鼓動と装飾を時計の裏表から楽しめるようになっています。

ちなみに、名前にある「8K」とは、地球上にある8000mを超える14の峰々からインスパイアされたもの。ムーブメントの構造にも、最高峰から着想を得たグラフィカルなモチーフが、ところどころに見られます。そして、最も特徴的なのがローターです。ノルケインのブランドロゴとともに、山を模したオープンワークが施されています。

クロノグラフムーブメントとして高い完成度

キャリバー8Kは、信頼に足る計時ツールとしても、高い完成度を誇ります。これを叶えるのが、「垂直クラッチ」と「コラムホイール」の採用です。垂直クラッチは、ムーブメント自体の厚みが増すのがデメリットですが、操作の際の「針飛び」を抑えることができるため、信頼性重視のクロノグラフに向く仕様です。

もうひとつ注目したいのが、コラムホイールです。内部部品に伝わる負担を分散できるだけでなく、ボタンの操作性も高めてくれる仕様ですが、何よりその駆動する様はmクロノグラフを持つ満足度を高めてくれるでしょう。

代わりに、その製造には高い技術力を要しますが、ノルケインはAMT社との共同によって、このコラムホイールの採用を実現しています。

もちろんスイスクロノメーター認定済み

これだけ魅力に溢れたキャリバー8Kですが、毎時28,800振動が生み出す、その安定した高精度も魅力となります。スイスクロノメーター認定をパスしたことで、その信頼性は折り紙付きであり、さらに約62時間という高水準のパワーリザーブも有しています。

インディペンデンス スケルトン クロノのサイズ感は?

インディペンデンス スケルトン クロノの直径は42.0mm、厚さは13.9mmとなっています。クロノグラフモデルとしては一般的なサイズ感であり、腕時計の存在感を押し出すコーディネートに向いたモデルです。

また、フロントビューにおける、ダイアルの占める割合が多いため、スケルトン仕様のダイアルを広々と楽しむことができるでしょう。

パープルが際立つ限定エディションも!

インディペンデンス スケルトン クロノには、パープルカラーの300本限定モデルも同時登場しています。基本的な造形は同じですが、こちらではダイアルから覗くブリッジにパープルが使用されており、より前衛的な魅力が際立っています。

さらに本作では、ケースにグレード5チタンを採用することで、軽やかさも追求。ブラックのDLCコーティングによって、黒と紫がお互いを強調し合っています。

ノルケインの挑戦的な姿勢を示したモデルであり、裏蓋に300本限定の刻印がなされるなど、特別感の演出にも事欠かないスペシャルな一本に仕上がっています。

インディペンデンス スケルトン クロノの値段・スペック

ケース

ケース316Lステンレススチール
ケース径: 42.00mm
ケース厚さ: 13.90mm
ベルト幅: 22.00mm
Lug to lug: 49.80mm
防水性: 100m
ノルケインロゴが刻印されたねじ込みリューズ
ケースサイドにノルケインプレートを装着

ムーブメント

ムーブメントノルケイン 8K マニュファクチュール・キャリバー (NK24/1)
フライバッククロノグラフムーブメント(コラムホイール)
COSC認定クロノメーター
31石
世界最高峰の山モチーフにした ローターとブリッジ
62時間パワーリザーブ
毎時28,800回振動

ダイアル&ストラップ

ベゼルステンレススティールベゼル(316L)
ダイアルサテン仕上げのブラックのスケルトンダイアル
ブラックのアウターリングにホワイトカラーの目盛
6時、12時位置にブラックのインカウンター
ホワイトカラーのノルケインロゴ
ダイヤモンドカットされたゴールドカラーのインデックス, ホワイトカラーのSuper-LumiNova®
ダイヤモンドカットされたゴールドカラーの時分針, ホワイトカラーの Super-LumiNova®
ダイヤモンドカットされたブラックカラーのクロノグラフ針, ホワイトカラーの Super-LumiNova®
ダイヤモンドカットされたゴールドカラーのスモールセコンド針
ガラス両面無反射コーティング済みサファイアクリスタルガラス
サファイアクリスタルケースバック

この記事の監修

腕時計販売店 HARADA
腕時計販売店 HARADA
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