【オメガ デヴィル プレステージ】2022年の新作で第3世代になった変更点とシリーズ紹介 - 高級時計 正規販売店 ハラダHQオンラインショップ

【オメガ デヴィル プレステージ】2022年の新作で第3世代になった変更点とシリーズ紹介

【オメガ デヴィル プレステージ】2022年の新作

オメガ デヴィル プレステージ」が10年ぶりに大きく刷新され、プレステージは第3世代へと突入しました。

プレステージのエレガントなデザインは伝統を守り、往年のファンも満足する出来になっています。
そのなかでも目玉となる変更点は「マスタークロノメーター」対応のムーブメントを搭載し、異次元の耐磁性能を得たことでしょう。

そのほかにも進化した点がたくさんありますので、変更点やその内容およびメリットとでメリットとなどを解説します。

【オメガ デヴィル プレステージ】デヴィルやプレステージの生い立ちや2022年新作の第3世代に至る進化の過程とは

いまやオメガのエレガンス担当もいうべき「デヴィル」は、元はシーマスターの派生種でした。

デヴィルとはフランス語の「街」や「都会」を意味する言葉で、洗練された大人が身に着けるドレスウォッチでありたいという願いが込められています。

1967年にデヴィルは独立したコレクションとして発売され、その後は「レディマティック」「トレゾア」「プレステージ」「トゥールビヨン」というサブコレクションを従える大看板に成長したのです。

そのなかでもプレステージは、クラシカルなデザインと洗練されたエレガンスのシンボルとして存在し続けています。

そして、プレステージはデヴィルが独立したシリーズになってから55年以上が経つ2022年の新作で、ついに第3世代へと進化を遂げました。

【オメガ デヴィル プレステージ】2022年新作の第3世代と第2世代との変更点や機能面を解説

2012年にはムーブメントをコーアクシャル機構へと刷新して、第2世代へと移行しました。

そしてその10年後の2022年の新作から、マスタークロノメーター化をはじめいくつかの点を刷新して第3世代へとアップデートを果たします。

「オメガ デヴィル プレステージ 2022年新作」と以前のモデルとの相違点は下記のとおりです。

  • マスタークロノメーターを搭載
  • ケースの薄型化
  • ダイヤルデザインの変化
  • ブレスレットが細身に

ここからは、新たに変更された内容や経緯を見ていきましょう。

マスタークロノメーターを搭載

変更点で最も目を引くのは、自動巻きムーブメントがマスタークロノメーターに変わった点です。
キャリバーはCal.8800系のムーブメントが搭載されました。
実はプレステージのマスタークロノメーター化はデヴィルのなかでも後発組で、同ファミリーのトレゾアは先にマスタークロノメーター化を果たしています。

マスタークロノメーターとは、オメガとMETAS(スイス連邦計量認定局)とが共同で制定した腕時計の品質規格ですが、クロノメーターの検査にとおらなければ受けられない難関の認証です。

マスタークロノメーター試験は「耐磁性」「温度変化」「パワーリザーブ」「姿勢差」「精度」「防水性」が通常の使用環境を想定して検査されます。
とくに耐磁性は15,000ガウスに耐える圧倒的な性能です。
電子機器に囲まれた現代では高い耐磁性はとくにうれしい機能だといえるでしょう。

ケースの薄型化

全体的にケースが薄型化されて、繊細な美しさが増しています。
メンズモデルでも10mm前後の厚みに収まるまでになり、ラグは外に向かってテーパーがつけられエレガントです。

40mm径ケースモデルのダイヤルは、中心部分が膨らんだボンベダイヤルになりました。
クラシカルな美しさを表現すると同時に、その膨らみにムーブメントをうまくはめ込むとケースが薄型化できるという仕組みです。

全体に丸みがかっていて繊細な縁取りが美しい「トリプルアップルベゼル」や、ケースサイドからケースバックへすり鉢状に径が小さくなる「パシーヌシェイプ」は今作でも健在です。

ダイヤルデザイン

ケース径や表示情報は下記のような幅広いラインナップがあります。

  • 41mmケースモデルは、サブダイヤルにパワーリザーブやスモールセコンドを搭載。
  • 40mmケースモデルは、通常のセンターセコンド。
  • 34mmケースモデルは、ボーイズサイズ。
  • 30mmケース・27.5mmケースのレディース向けクォーツモデル。

また、ダイヤルのオメガロゴ付近にあったデヴィルのロゴがなくなり若干すっきりしました。

プレステージのダイヤルデザインは、サンブラッシュ・クリスタル仕上げ・クルドピエンヌ・2-in-1フィニッシュ・マザーオブパール・ダイヤモンドパターン・など多彩な展開が特徴です。

ブレスレット

ブレスレットも薄型になり、さらにブレスレットにもラグと同様に先端へ向けてテーパーがつけられすっきりしました。
また、ブレスレットのバックルはプッシュボタンつきバタフライクラスプへと変更されています。

また、根強い人気の7連のポリッシュブレスレットは今作にも引き継がれました。

【オメガ デヴィル プレステージ】第3世代の新作ハイエンドムーブメント搭載と薄型化を両立したケースのサイズ感 

ケース径40.0mmや41.0mmは、メンズドレスウォッチとしてはスタンダードサイズです。
また、10mm前後のケース厚なら薄型ですので、スーツやシャツの袖と干渉することはほとんどないでしょう。

重量についてもレザーブレスレット仕様なら63g程度、ステンレスブレスレット仕様なら114g程度、ゴールド系金属なら115〜118gと、素材によりばらつきはあるものの、薄型ケースであるため取り回しもよく装着感が高く快適でしょう。

手首が細い方や、重い時計もしくは腕時計の長時間装着が苦手な方はレザーブレスレットタイプをおすすめします。

【オメガ デヴィル プレステージ】2022年新作の第3世代モデルを使用する際のメリットとデメリットとは?

オメガ デヴィル プレステージ 2022年新作の第3世代モデル のメリットとデメリットをご紹介します。

メリット

2022年の新作は高性能へと刷新されたため下記のようなたくさんのメリットがあります。

耐磁性能が強化された

マスタークロノメーター化で、地上で最も強いとされる15,000ガウスまで耐えられる。

ケースがさらに薄くなった

手巻き式ムーブメントの厚みを吸収するボンベダイヤルによって薄型化を実現。

老若男女を問わず愛用できる

クセの強さがなくシンプルなデザインとサイズによって老若男女の偏りなく利用できる。

高級ラインもある

イエローゴールド・セドナゴールド・ダイヤモンド仕様などニーズを満たすラインナップが多彩。

デメリット

性能やデザインに関してとくにデメリットはありませんが、希望する用途に合わない場合はデメリットになりえるでしょう。

防水や耐久性能

3気圧生活防水で薄型ケースなので、マリンスポーツやスポーツシーンでは耐久性に不安があるかもしれません。

強い個性はない

ダイバーズウォッチやクロノグラフのような個性はないので、ゴツめの形やビビッドカラーなど強い存在感を求める場合には、デヴィルではない違うシリーズを選ぶべきかもしれません。

まとめ|オメガ デヴィル プレステージ 2022年新作の第3世代モデル

多彩なラインナップが自慢のプレステージが第3世代となり、今後さらにどのような発展を遂げるのか楽しみです。

繊細でエレガントな見た目ながらいつまでも正確で高耐久を維持するプレステージは、時計に詳しくない方にこそ普段使いとして気軽にお使いいただきたいモデルです。

エレガントなプレステージらしさを守りながらも進化した外装やマスタークロノメーター化などたくさんの変更点を考えますと、非常にリーズナブルな価格だといえるでしょう。

本格機械式ウォッチの入門者や普段使いの時計をお探しなら、本モデルをお試しいただくことをおすすめします。

この記事の監修

腕時計販売店 HARADA
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