
日本が誇る時計ブランド・セイコーと、世界180以上の国と地域で活動するPADIのコラボダイバーズが誕生しました。
PADIが掲げる安全で持続可能なダイビングの理念と、セイコーが培ってきた高精度かつ信頼性の高い時計製造技術が融合した本作は、従来モデルとは一風異なる唯一無二の存在感を放ちます。さらに耐久性や耐磁性能にも優れており、本格的な潜水シーンでも安心して使えるでしょう。美しさと実用性を両立したセイコー×PADIモデルは、海を愛するダイバーはもちろん、アウトドアや日常で使える一本を探している方にもおすすめです。
スキューバダイビング指導機関「PADI」とは?

PADI(Professional Association of Diving Instructors)は、1966年に設立された世界最大級のスキューバダイビング指導機関です。世界180以上の国と地域で活動し、延べ3,000万人以上のダイバーが認定を受けています。
日本国内でも高い信頼を得ており、安全で質の高い教育プログラムを通じて、初心者からプロフェッショナルまで幅広く指導を行っています。
また認定カードは世界共通で通用し、国内外の多くのダイブショップで信頼の証として認識されています。PADIは、世界中で認められたスキューバダイビング組織といえるでしょう。
PADIとセイコーの関係

セイコー プロスペックスは、2016年よりPADIと協業を開始し、PADIモデルと呼ばれるダイバーズウォッチを多彩に展開してきました。目印として、ダイアルにはセイコーとPADIのダブルネームが配されており、その特別感が高められています。
また近年では、プロスペックスの「Save the Ocean」活動の一環として、PADIのマリンデブリプログラムを支援。海洋ごみの調査・除去を目的とするDive Against Debris®と協調し、海を守る想いで結ばれたパートナーシップを築いています。
今後の活動や腕時計の展開にも、大きな期待が寄せられているといえるでしょう。
PADIコラボモデル2025に共通する魅力
今回ご紹介するPADIコラボモデルには、共通する魅力が存在します。詳しくご紹介しましょう。
水中から見上げたようなエメラルドグリーンのダイアル

両モデルのダイアルは、水中から水面を見上げた瞬間に広がる光の筋や水面のゆらぎをモチーフとしたデザインを有しています。深みのあるエメラルドグリーンのグラデーションは、海底から水面へと移ろう色彩を巧みに表現し、まるで腕元に小さな海の情景を宿しているかのような印象です。
上部を中心に施されたサンレイパターンは、光を受ける角度によって輝きが変化し、降り注ぐ陽光が水中で揺らめく様を思わせるでしょう。その表情は、環境や時間帯によって微妙に変わり、見るたびに新しい魅力を発見できます。
共通する魅力2:本格ダイビングでも頼りになる機能性

両モデルは、過酷な水中環境でも確実に情報を読み取れるよう設計されています。
太めの針と存在感のあるインデックスを組み合わせ、いずれも表面には高輝度のルミブライトを塗布。暗い海中や視界の悪い状況でも、瞬時に時刻を判読できる高い視認性を有しています。
また誤作動を防ぐ逆回転防止ベゼルを搭載し、ダイビング時の安全性を確保。ベゼルの始点にもルミブライトが施されており、残りの潜水時間をひと目で把握できる仕様です。浮上のタイミングや安全停止の時間を正確に管理でき、安心感を高めます。
共通する魅力3:圧倒的な耐久性や防水性

両モデルは、ケースやブレスレットに衝撃や腐食に強いステンレスを採用し、過酷な環境下でも安心できる高い耐久性を有しています。
また防水性能は『SBDC205』が300m防水、『SBDY135』が200m防水と、本格的なダイビングにも対応可能な仕様です。深い海でも確実に作動し、日常の水回りにも余裕を持って対応できるでしょう。
さらに耐磁性能を備えており、スマートフォンやPCなど電子機器に囲まれた現代社会にも対応しています。これらの性能は、海中での信頼性を支えるだけでなく、普段使いにおいても長く安心して着用できる要素となっています。
コラボモデルの魅力をそれぞれご紹介!
こちらでは、コラボモデルの魅力をそれぞれ詳しくご紹介します。
『ダイバースキューバ SBDC205』

『SBDC205』は、鮮やかなダイアル以外にも、セイコーの初代ダイバーズウォッチから着想を得たシンプルかつ力強いケースデザインが特徴です。
ステンレスの質感を引き立てるヘアライン加工と艶やかな鏡面仕上げを巧みに組み合わせ、重厚感と上質さを両立。表面にはセイコー独自のダイヤシールド加工が施され、擦り傷や衝撃から堅牢に守ります。
また付属のステンレスブレスレットは、新開発の中留を採用。最大約15mmの調整幅を持ち、約2.5mm刻みで6段階の微調整が可能です。潜水時はもちろん日常の腕周りの変化にも対応し、常に快適な装着感を保つでしょう。

さらに廃棄された漁網からアップサイクルした再生ナイロンを、日本伝統の「製紐」技法で編み上げたファブリックストラップが付属します。軽快な装いへの切り替えや環境配慮の観点からも魅力的です。
搭載する自動巻きキャリバー6R55は、約72時間のパワーリザーブと日差+25秒~-15秒の精度、300m空気潜水用防水、耐磁性能を備え、プロ仕様のタフさと日常使いの利便性を兼ね備えています。
『SBDY135』

『SBDY135』は、サムライの愛称で知られる4Rダイバーズのケースデザインを基に、サイズ感や造形を洗練させたモデルです。
リュウズガードを持つ直線的な輪郭が力強さを演出しつつ、無骨さの中に繊細さを感じさせるバランスを実現。外装はヘアライン加工で仕上げられ、金属の質感とサテン調の落ち着いた表情が上質な雰囲気を漂わせます。
またケースバックには「SPECIAL EDITION」の刻印が入り、特別感をさりげなく主張。ブレスレットは大ぶりなコマ構造で安定感があり、シャープなケースと一体化するデザインが装着時のバランスを高めています。
さらに一般的なサイズ感のケースは手首に自然に沿い、長時間の着用でも快適といえるでしょう。搭載するキャリバー4R35は200m防水と耐磁性能、約41時間のパワーリザーブを備え、日差+45秒〜-35秒の精度と日付表示により、堅実な実用性を備えています。
セイコー × PADIのコラボモデルに今年も注目!

セイコーとPADIのコラボレーションモデルは、海を愛するダイバーにとって心強い相棒となる存在です。PADIが象徴する安全性と教育理念、そしてセイコーが誇る精密な時計製造技術が融合し、見た目の美しさと実用性を高次元で両立しています。
海中から見上げた光景をモチーフにしたエメラルドグリーンのダイアルは、日常でも存在感を放ちながら、水中では高い視認性を確保。また太めの針やインデックス、ルミブライト塗布により暗所でも瞬時に時刻を読み取れます。
さらに逆回転防止ベゼルや優れた防水性能、耐磁性能を備え、プロフェッショナルダイビングにも対応。加えてオン・オフ問わず着用できる洗練されたデザインも魅力で、普段使いから本格的なダイビングまで幅広く活躍します。
この記事の監修

-
時計は単なる時間を知るためのツールではなく、個性やスタイルを表現する大切なアイテムであるという信念のもと、ハラダではお客様一人ひとりのライフスタイルに合った時計を提案し、長く愛用できる商品選びをサポートしています。
当ブログでは、最新の製品レビュー、メンテナンスのコツ、時計に関するトリビアなど、腕時計に関する多岐にわたる情報を提供しています。
腕時計に関する質問や相談がある場合には、いつでも気軽にお問い合わせくださいませ。



