
ジン(Sinn)のパイロットウォッチとEZM(ミッションタイマー)は、「使うための時計」という思想を軸に設計された計器時計です。航空計器にルーツを持つ視認性や操作性に加え、過酷な環境下でも性能を維持する技術が随所に盛り込まれています。
ラインナップは、シンプルで扱いやすいモデルから、任務を前提とした高機能モデルまで幅広く展開。それぞれが明確なコンセプトを持ち、用途に応じた選択が可能です。
本記事では、正規販売店ハラダの視点から、パイロットウォッチ&EZMの特徴を整理し、あなたに適した一本の見つけ方を紐解いていきましょう。
この記事でわかること
– ジンパイロットウォッチの歴史
– ジンのおすすめパイロットウォッチ
– EZM(ミッションタイマー)の歴史
– テギメント・Arドライ・80,000A/m耐磁の「3大技術」
– 予算別・目的別の選び方ガイド
※本記事で登場する商品価格は、2026年3月時点のものです。最新価格は各商品ページをご確認ください。
ジンパイロットウォッチの原点|創業者ヘルムート・ジンの思想

ジンのパイロットウォッチは、元パイロットであったヘルムート・ジンが1961年に創業したことに始まります。
掲げた目的は「パイロットのための計器を作ること」。デザインや伝統ではなく、実際に使う人の職業から発想された時計づくりが反映されています。
創業者のの経験を背景に、本当に必要な機能を追求してきた点は、現在のジンを形づくる要素のひとつといえるでしょう。
フランクフルト拠点に込められた意味
ジン本社はフランクフルト国際空港の近くに位置し、航空関係者と近い距離で開発が行われてきました。こうした環境により、パイロットや整備士など現場の声を反映した設計が実現されています。
1994年にローター・シュミットが経営を引き継いだ後もこの姿勢は継承され、テギメント加工やArドライテクノロジーといった独自技術、そしてEZMシリーズへと発展していきます。
パイロットウォッチに求められる3つの性能
ジンのパイロットウォッチには、実際の使用環境を前提とした機能が搭載されています。必要とされる性能を3つご紹介しましょう。
視認性|瞬時に読み取れる設計

飛行中は複数の計器を同時に確認する必要があり、時計をじっくり見る余裕はありません。
そのためジンでは、太いインデックスや高コントラストのダイアル、内面無反射コーティングを採用し、どのような環境でも瞬時に時刻を把握できる視認性を重視しています。
耐磁性|電子機器環境への対応

コックピットは電子機器に囲まれており、磁場の影響を受けやすい環境です。こうした状況でも精度を保つため、上位モデルでは高い耐磁性能を有しており、安定した動作を支える設計がなされています。
気圧変化への対応|Arドライテクノロジー

航空機は短時間で大きな高度変化を伴うため、気圧差による結露が発生しやすい環境です。そうした環境の中でジン独自のArドライテクノロジーはケース内部の湿気を抑え、風防の曇りを防ぎ、常にクリアな視認性を維持します。
はじめての一本から定番まで|556/104/105/240
ジンのパイロットウォッチの中でも、比較的手に取りやすい価格帯に位置するのがこのカテゴリーです。基本性能をしっかり押さえながら、普段使いしやすいサイズやデザインが揃っており、はじめての一本から普段使いまで幅広く対応します。
556.A / 556.I|ジンのパイロットウォッチの入り口

| 項目 | 仕様 |
| ケース径 | 38.5mm |
| 防水 | 200m |
| ムーブメント | SW200-1 |
| 搭載技術 | ― |
| 税込価格 | ¥385,000〜 |
556.A / 556.Iは、「はじめての一本」として選ばれることの多いモデルです。テギメントやArドライといった独自技術は搭載していないものの、38.5mmの扱いやすいサイズ感と200m防水、そして高い視認性を備えています。
パイロットウォッチの本質を、無駄のない構成で体感できる1本です。
ハラダスタッフのコメント
556は“まずはジンを試してみたい”という方に最初にご提案することが多いモデルです。サイズ感が非常に良く、ビジネスでも普段使いでも違和感がありません。実際に着けていただくと、視認性の良さと軽快さに納得される方が多い印象です。
104.ST.SA|パイロットウォッチの定番モデル

| 項目 | 仕様 |
| ケース径 | 41mm |
| 防水 | 200m |
| ムーブメント | SW220-1 |
| 搭載技術 | 回転ベゼル |
| 税込価格 | ¥418,000〜 |
104.ST.SAは、ジンの中でも定番として知られるモデルのひとつです。41mmのケースに回転ベゼルを備え、視認性と操作性のバランスに優れています。
デイデイト表示も備えており、パイロットウォッチらしい機能美と使いやすさを両立した存在です。
ハラダスタッフのコメント
104は“1本で何でもこなしたい”という方によく選ばれます。回転ベゼルとデイデイトの組み合わせは想像以上に使いやすく、オンオフ問わず活躍するでしょう。迷われている方にはまず候補に入れていただきたい1本です。
105.ST.SA/ 240.ST|個性を楽しむパイロットウォッチ

| 項目 | 105.ST.SA | 240.ST |
| ケース径 | 41mm | 43mm |
| 防水 | 200m | 100m |
| ムーブメント | SW220-1 | SW220-1 |
| 特徴 | デイデイト表示 | スポーツパイロット |
| 税込価格 | ¥429,000〜 | ¥495,000〜 |
105.ST.SAは104をベースにしつつ、6時位置の曜日表示を強調したデザインが特徴です。
一方240.STは、よりスポーティな印象を持つパイロットウォッチで、アウトドアシーンにもなじむ設計が魅力となっています。
どちらも104で確立された設計思想を受け継ぎながら、用途や好みに応じた個性を楽しめるモデルです。
ハラダスタッフのコメント
105は少し個性を出したい方に、240はスポーティさを重視したい方におすすめしています。どちらもベースはしっかりしているので、あとは見た目の好みで選ばれるケースが多いモデルです。
テクノロジーフラッグシップ|856/857シリーズ(3大技術搭載)

ジンの技術力を象徴するのが、856・857シリーズです。
- テギメント加工
- Arドライテクノロジー
- マグネティック・フィールド・プロテクション
という3つの独自技術をすべて備えた、実用性重視のフラッグシップとなっています。
過酷な環境下でも安定した性能を発揮する設計は、まさにプロフェッショナルユースを想定したものです。
| 技術 | 効果 | 856/857の搭載仕様 |
| テギメント | 表面硬化処理(約1,200HV) | ケース・ベゼルに施工。高い耐傷性を実現 |
| Arドライ | ケース内除湿 | 気圧・温度変化による風防の曇りを抑制 |
| マグネティック・フィールド・プロテクション | 耐磁 | 高い耐磁性能を備えた設計 |
856|40mmに凝縮された高機能モデル

| 項目 | 856 | 856.B | 856.S |
| ケース径 | 40mm | 40mm | 40mm |
| 防水 | 200m | 200m | 200m |
| ムーブメント | SW330-1 | SW300-1 | SW330-1 |
| 特徴 | デュアルタイム機能 | シンプル設計 | ブラックPVD、デュアルタイム機能 |
| 税込価格 | ¥572,000〜 | ¥643,500〜 | ¥737,000〜 |
856は、ジンの3大技術を備えつつ、40mmに収められたバランスの良いモデルです。
856と856.Sにはデュアルタイム機能が搭載されており、海外出張や移動の多い方にも適しています。一方で856.Bはシンプルな3針仕様となっており、よりミニマルな使い方を好む方に向いた構成です。
正規販売店ハラダスタッフのコメント
856は「ジンの技術をフルに体感したい」というご相談でよくご提案するモデルです。40mmというサイズは収まりが良く、オンオフ問わず使いやすい設計。テギメントの質感も上品で、実物をご覧いただくと違いが伝わりやすいモデルとなっています。
857|視認性と存在感を高めた大型モデル

| 項目 | 857 | 857.B | 857.B.S | 857.S |
| ケース径 | 43mm | 43mm | 43mm | 43mm |
| 防水 | 200m | 200m | 200m | 200m |
| ムーブメント | SW330-1 | SW300-1 | SW300-1 | SW330-1 |
| 特徴 | 航空用回転ベゼル、デュアルタイム表示 | シンプル設計 | ブラックPVD、航空用回転ベゼル | ブラックPVD、航空用回転ベゼル、デュアルタイム表示 |
| 税込価格 | ¥693,000〜 | ¥731,500〜 | ¥812,900〜 | ¥856,900〜 |
857は856をベースに、ケースサイズを43mmへ拡大したモデルです。ダイアルが大きくなることで視認性が向上し、計器時計らしい力強さを備えています。デュアルタイムや回転ベゼルなど機能面の違いもあり、用途に応じて選びやすい点も魅力です。
ハラダスタッフのコメント
857はしっかりとした存在感を求める方に選ばれることが多い印象です。43mmというサイズもあり視認性は非常に高く、着けたときの満足感も大きい一本。実際に試着されると、このサイズ感がしっくりくるという方も多くいらっしゃいます。
大型パイロットクロノ|900シリーズ
900シリーズは、ジンのパイロットウォッチの中でも上位に位置づけられるナビゲーションクロノグラフです。
44mmのケースにクロノグラフと航空回転計算尺ベゼルを備え、対気速度や燃料消費量、飛行時間などの計算を行える設計が特徴。実用的な航空計器としての思想を色濃く反映したモデルといえるでしょう。
航空計算尺搭載のナビゲーションクロノグラフ

| 項目 | 900.FLIEGER | 900.DIAPAL |
| ケース径 | 44mm | 44mm |
| 防水 | 200m | 100m |
| ムーブメント | SW500 | LJP8000 |
| 特徴 | クロノグラフ、航空回転計算尺ベゼル | ディアパル・システム |
| 税込価格 | ¥1,094,500 | ¥1,204,500 |
900.FLIEGERは、伝統的なパイロットウォッチの要素に現代的な機能性を融合したモデルです。クロノグラフに加えて24時間表示の第二時間帯機能を備えており、実用性を高めています。太いインデックスと夜光処理により高い視認性を確保し、テギメント加工や耐磁性能も備えたバランスの良い一本です。
一方900.DIAPALは、潤滑油を必要としないディアパル・テクノロジーを採用し、長期的な精度安定を重視したモデルです。Arドライなどの技術も組み合わされ、信頼性に配慮された設計が特徴といえるでしょう。
ハラダスタッフのコメント
900シリーズは、時計で計算する楽しさに魅力を感じる方におすすめしています。航空回転計算尺は最初は難しく感じますが、使い方が分かると非常に面白い機能です。ジンの中でも、一歩踏み込んだモデルを探している方に選ばれます。
EZMミッションタイマーシリーズ|任務のために生まれた計時機器

EZMとは「Einsatzzeitmesser(アインザッツツァイトメッサー)」の略で、「任務時間計測器」を意味します。
ジンのEZMシリーズは、装飾性ではなく実用性を重視し、「誰が・どのような任務で使うのか」を前提に設計されている点が特徴です。プロフェッショナルの現場で求められる機能を起点に開発されています。
その原点は1997年のEZM1にあります。ドイツの特殊部隊と関わりながら開発され、現場の声をもとに仕様を構築するという開発姿勢が確立されました。
以降も消防や救急、航空分野などへ広がり、それぞれの任務に応じた機能が与えられています。
EZMシリーズ開発の歴史
| 年代 | モデル | 関係機関(主なユーザー) | 主な任務要件・特徴 |
| 1997年 | EZM1 | ドイツ関税局特殊部隊(ZUZ) | 秒針を排除し、中央の60分積算計で経過時間を直感的に把握 |
| 1998年 | EZM2 | ドイツ警察特殊部隊(GSG9) | オイル封入による水中での全角度視認性と高い耐圧性能 |
| 2000年 | EZM4 | 消防機関 | カウントダウン・パルスメーターを搭載 |
| 2001年 | EZM3 | プロダイバー(警察・軍など) | 500m防水と80,000A/mの耐磁性能 |
| 2001年〜 | EZM5〜6 | 多用途(U2、U1000など) | Uボートスチール採用のダイバーズ |
| 2010年 | EZM7 | 消防・レスキュー | 色分けベゼルで活動時間を管理 |
| 2014年 | EZM13 | 潜水調査・特殊部隊 | 水中操作可能なクロノグラフ、60分積算計を強調 |
| 2017年 | EZM12 | 救急医・航空救助隊 | パルスメーター搭載、分解・洗浄が容易 |
EZMミッションタイマー4選|EZM3.F/EZM 3 S/EZM12/EZM13.1

EZMシリーズの中でも、用途や特徴の異なる代表モデルがEZM3.F/EZM 3 S/EZM12/EZM13.1です。いずれも任務を前提とした設計思想を受け継ぎながら、それぞれ異なる分野に特化した機能を有しています。
EZM3.F|GSG9採用のジン技術の結晶

| 項目 | 仕様 |
| ケース径 | 41mm |
| 防水 | 200m |
| ムーブメント | SW200-1 |
| 搭載技術 | テギメント、Arドライ、マグネティック・フィールド・プロテクション |
| ベゼル | 両方向回転ベゼル |
| 税込価格 | ¥550,000 |
EZM3.Fは、ジンの主要技術を備えた高機能モデルです。
太いインデックスと高コントラストのダイアルにより、瞬時に時刻を読み取れる視認性を確保。カウントダウンベゼルは本来の用途に加え、日常のタイマーとしても活躍します。
さらに80,000A/mの耐磁性能やArドライ、特殊オイル66-228により、-45℃から+80℃でも安定した精度を維持。実用性を徹底した一本といえるでしょう。
ハラダスタッフのコメント
EZM3.Fはジンの圧倒的な技術を味わいたいという方におすすめしています。サイズ感も扱いやすく、機能も過不足がないため、結果的に長く使われる方が多い印象です。はじめてのEZMとしてもバランスの良い一本です。
EZM 3 S|高耐久コーティングを備えた上位モデル

| 項目 | 仕様 |
| ケース径 | 41mm |
| 厚さ | 12.3mm |
| 防水 | 500m |
| ムーブメント | SW200-1 |
| 搭載技術 | ブラックPVDテギメント、Arドライ、マグネティック・フィールド・プロテクション |
| 税込価格 | ¥639,100〜 |
EZM 3 Sは、EZM3シリーズの実用性をベースに、外装の耐久性と質感を高めたモデルです。
ブラックPVDコーティングを採用し、精悍な外観と高い耐傷性を両立。過酷な環境でも安心して使用できます。
さらに80,000A/mの耐磁性能やArドライテクノロジー、特殊オイル66-228により、-45℃から+ 80℃の温度変化にも対応。無駄を削ぎ落としたダイアルと高い視認性により、日常からハードな環境まで幅広く活躍します。
ハラダスタッフのコメント
EZM3の性能に加えて外装の質感も重視したい方にはEZM3 Sをご提案しています。ブラックケースの引き締まった印象は実物のほうが魅力が伝わりやすく、人と被りにくいEZMとして選ばれることも多いモデルです。
EZM12|救命現場のために設計された最上位モデル(レッド・ドット・デザイン賞受賞)

| 項目 | 仕様 |
| ケース径 | 44mm |
| 防水 | 200m |
| ムーブメント | ETA2836-2 |
| 搭載技術 | テギメント、Arドライ、マグネティック・フィールド・プロテクション |
| 税込価格 | ¥962,500 |
EZM12は、ドクターヘリの救命医師のために開発されたミッションタイマーです。カウントアップ式のインナーベゼルとカウントダウン式ベゼルを備え、救助活動における時間管理を直感的に行えます。
秒針はヘリコプターのローターをモチーフとし、心拍数を簡単に計測できる機能も装備。さらに工具なしでストラップを取り外せる構造や、ベゼルを分解して洗浄できる設計など、衛生管理への配慮も徹底されています。
ケースは手袋を傷つけない形状とし、過酷な現場でも安全に扱える仕様です。
ハラダスタッフのコメント
EZM12は用途に特化した設計が印象的なモデルです。救命医療向けの機能を備えつつ、構造や完成度の高さに惹かれて選ばれる方も多く、ジンの中でも特にコアなファンに支持されている印象です。
EZM13.1|高い視認性を追求したダイバーズクロノグラフ

| 項目 | 仕様 |
| ケース径 | 41mm |
| 防水 | 500m |
| ムーブメント | SZ02(自動巻) |
| 搭載技術 | Arドライ+マグネティック・フィールド・プロテクション+特殊オイル66-228 |
| 特徴 | 60分積算計クロノグラフ |
| 税込価格 | ¥858,000 |
EZM13.1は、ダイバーズウォッチの視認性とクロノグラフ機能を両立したミッションタイマーです。最大の特徴は、6時位置に大きく配置された60分積算計。経過時間を直感的に読み取れる設計により、水中や過酷な環境でも確実な時間管理が可能です。
ダイアルはアラビア数字を省略したシンプルな構成とし、視認性を向上。Arドライテクノロジーや80,000A/mの耐磁性能、特殊オイル66-228により、温度変化や湿度の影響を受けにくい設計です。さらに水中でのクロノグラフ操作にも対応しており、プロユースにも配慮された仕様となっています。
ハラダスタッフのコメント
EZM13.1はクロノグラフの視認性の高さが特徴のモデルです。60分積算計が大きく配置されているため、実際に使うと非常に分かりやすい構造になっています。ダイバーズとクロノグラフを両立したい方におすすめしています。
ダイバーズ系EZM|T1・U2・U212・UX
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EZMシリーズには、ダイバーズウォッチとしての高い性能を備えたモデルも展開されています。過酷な水中環境を想定し、防水性や耐圧性能、素材の強度に重点を置いた設計が特徴です。用途や求める機能に応じて選べるラインナップとなっています。
| モデル名 | EZM番号 | 主な特徴 | 税込価格 |
| T1 | EZM14 | ケース径45mm、チタンテギメント、1000m防水 | ¥748,000 |
| U2 | EZM5 | Uボート・スチール、2000m防水、UTC機能搭載 | ¥748,000 |
| U212 | EZM16 | ケース径47mm、Uボート・スチール、1000m防水 | ¥704,000 |
| UX | EZM2B | 5000m防水、クォーツ、ハイドロ技術 | ¥676,500 |
なかでもU2やUXは、極めて高い防水性能と耐久性を備えたモデルとして知られています。一方でT1は軽量なチタンケースにより装着感に優れ、U212は大型ケースによる高い視認性が魅力です。それぞれ異なるアプローチで、ダイバーズウォッチとしての信頼性を追求しています。
ハラダスタッフのコメント
ダイバーズ系はスペックだけでなく、着けたときの安心感で選ばれることが多いシリーズです。特にU2やUXは性能面での信頼感が高く、実用重視の方に支持されています。一方でT1は軽さ、U212はサイズ感と、それぞれ選ばれる理由がはっきりしているのも特徴です。
目的別に選ぶジンのパイロットウォッチ&EZM
ジンの腕時計は、用途や機能によって明確に特性が分かれています。ここでは予算と目的の2軸から、あなたに合った1本を見つけるための指針を整理していきましょう。
予算別おすすめモデルマップ

| 予算帯 | シンプル重視 | 機能・バランス重視 | プロ仕様・技術重視 |
| 〜約40万円台 | 556.A/Iの一部モデル | — | — |
| 約40〜50万円台 | 556シリーズ | 104.ST.SA | — |
| 約50〜60万円台 | — | 240.ST | 856 / EZM3.F |
| 約60〜80万円台 | — | 857 | UX / U2 / T1 / U212 |
| 約80万円〜 | — | EZM13.1 | EZM12 / 900.FLIEGER |
予算帯ごとに見ると、ジンのモデルは段階的に機能性と専門性が高まっていく構成となっています。
エントリーではシンプルな3針モデルを中心に、価格が上がるにつれて回転ベゼルや耐磁・除湿といった実用技術が加わり、さらに上位ではミッションタイマーやナビゲーションクロノといった専門性の高いモデルへと広がります。用途と求める機能を明確にすることで、より適した1本を選びやすくなるでしょう。
使用シーン別おすすめ腕時計

「毎日使える1本が欲しい」
→ 104.ST.SA
41mmのバランスの良いサイズに回転ベゼルを備え、ビジネスから普段使いまで幅広く対応します。
「スーツにも合う高機能モデルが欲しい」
→ 856
40mmのコンパクトサイズにジンの主要技術を搭載。落ち着いたデザインでビジネスシーンにもなじみます。
「ジンの技術をしっかり体感したい」
→ EZM3.F
耐磁・除湿・耐傷といった機能を備え、実用性を重視したミッションタイマー。日常でも扱いやすいサイズ感です。
「存在感のある時計が欲しい」
→ 857 / 900.FLIEGER
43〜44mmの大型ケースにより視認性と存在感を確保。機能性とインパクトを両立したモデルです。
「個性や専門性を重視したい」
→ EZM12
救命現場を想定した独自設計を持つモデル。用途が明確な分、他と異なる魅力を感じられるでしょう。
パイロットウォッチとEZM、2つの系譜が示すジン技術力の真髄

ジンのパイロットウォッチ&EZMは、見た目のデザインだけで選ぶ時計ではありません。どのような環境で使うか、どの機能が必要かといった「用途」を起点に設計されている点に大きな特徴があります。
シンプルで扱いやすいモデルは日常に自然に溶け込み、高機能モデルやミッションタイマーは、より専門的なシーンや強いこだわりに応える存在。価格帯やスペックの違いも、単なる上下関係ではなく役割の違いとして整理できます。
あなたのライフスタイルや使用シーンを基準に選ぶことで、ジンの時計はより実用的なパートナーとなるでしょう。ぜひ実際に手に取り、その機能性と装着感を確かめてみてはいかがでしょうか。
※本記事で登場する商品価格は、2026年3月時点のものです。最新価格は各商品ページをご確認ください。
この記事の監修

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時計は単なる時間を知るためのツールではなく、個性やスタイルを表現する大切なアイテムであるという信念のもと、ハラダではお客様一人ひとりのライフスタイルに合った時計を提案し、長く愛用できる商品選びをサポートしています。
当ブログでは、最新の製品レビュー、メンテナンスのコツ、時計に関するトリビアなど、腕時計に関する多岐にわたる情報を提供しています。
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