スイスブランドのひとつとして知られるショパールは、ジュエリーやアクセサリーに加え、優れたクラフトマンシップとエレガントなデザイン性が反映された腕時計が揃います。
その中でも存在感を放つアルパインイーグルは、ラグジュアリースポーツウォッチとして、高い完成度を誇るコレクションです。
本記事ではアルパイン イーグルの魅力と、おすすめモデルについて詳しくご紹介します。
スイスの高級ブランド「ショパール」とは?
ショパールは1860年にスイスのソンヴィリエで創業された、高級時計・ジュエリーブランドです。創業者のルイ-ユリス・ショパールは、精巧な懐中時計の製作で早くから評判を得ました。
1963年、カール・ショイフレによって買収され、家族経営の伝統を守りつつ、革新と創造性を取り入れたブランドとして現在まで成長しています。
ショパールの時計製造は、精緻な工芸技術と高品質な素材選びに特徴があります。特に、「ハッピーダイヤモンド」シリーズは1976年の発表以来、時計業界に革命をもたらしました。ダイヤモンドが自由に文字盤の上を移動するデザインは、遊び心とエレガンスを融合させたものです。
さらにショパールは自社製ムーブメントを採用し、高い精度と信頼性を誇ります。中には、COSC(スイス公式クロノメーター検定機関)認定を受けたものもあり、その完成度は折り紙付きです。
ショパールは、伝統と革新を兼ね備えたブランドとして、今なお多くの人々に愛されているのです。
ワシの力強さを再現したラグジュアリースポーツウォッチアルパイン イーグル
アルパイン イーグルは、ショパールが誇る現代的かつ個性的なラグジュアリースポーツウォッチシリーズです。本シリーズは、アルプス山脈の雄大な自然と威厳あるワシの力強さから、インスピレーションを受けてデザインされています。
アルパイン イーグルのデザインのルーツは、ショパール初のスポーツウォッチ「サンモリッツ」にあるとされています。
サンモリッツの誕生は、約40年前のこと。エレガントでありながらアクティブな印象のスティール製ウォッチとして登場しました。そして、当時としては斬新だったそのスポーツシックなデザインは、一際注目を集め、ショパールの定番タイムピースに仲間入りを果たしたのです。
その優美なスポーツスタイルを引き継ぐアルパイン イーグルは、現代的な解釈によって、モダンなラグジュアリースポーツスタイルを獲得しています。さらに、ワシをモチーフとしたダイアルや針を筆頭に、新たなアイコンも確立しており、引き続きショパールを代表するコレクションのひとつとなっています。
またアルパイン イーグルで特筆すべき要素のひとつに、ショパールの独自素材「ルーセントスティール」の使用が挙げられます。ルーセントスティールは80%がリサイクル素材によって構成された、ショパール独自の素材です。リサイクル素材を利用しているにもかかわらず、高い硬度と貴金属に迫る美しい光沢を誇ります。そのため、ラグスポウォッチに不可欠な高い次元の仕上がりを実現しているのです。
アルパイン イーグルのおすすめ腕時計2選
アルパイン イーグルより厳選した、おすすめ腕時計を2本ご紹介します。
ベーシックモデル『アルパイン イーグル 41』
「アルパイン イーグル 41」は、ショパールのラグジュアリースポーツウォッチの中でもベーシックなモデルです。アルパイン イーグルのデザインの魅力を存分に味わえる一本でしょう。
『アルパイン イーグル 41』のデザイン
『アルパイン イーグル 41』のダイアルは、アルパイン イーグルを象徴するデザインです。ワシの虹彩を彷彿とさせる渦を巻くようなデザインとなっており、深みのあるブルーカラーがテイストを洗練させています。こちらのデザインは、電気メッキ処理によって独自の質感が生み出されているのです。
インデックスや針にはスーパールミノバが使用され、ホワイトカラーのパーツがロジウムメッキで囲まれています。視認性が確保されると共に、優雅な印象を受けるでしょう。インデックスはローマ数字とバーで構成されており、シンプルながらも存在感のあるデザイン性を感じられます。
厚みのある円形ベゼルには、縦方向へのヘアライン加工が施されています。ベゼル上の8つのビス留めがアクセントとなり、アイコニックなデザインを実現。円形ベゼルに対して、ケース自体は直線的なカットが施されており、円と線の対照的な組み合わせが生まれています。ショパールにしか生み出せない、独自のデザイン性を発揮しているのです。
ブレスレットは中央部分のみ立体的になっており、鏡面仕上げが施されています。両サイドはヘアライン加工が施されており、2つの仕上げが織りなすエレガントなテイストが魅力です。全パーツの裏側にはビス留めが施されており、細部にまでこだわりが見受けられます。
『アルパイン イーグル 41』の機能性
「アルパイン イーグル 41」は洗練されたデザインに加え、優れた機能性を備えたモデルです。
搭載されているメカニカルキャリバー「CHOPARD 01.01-C」は、COSC(スイス公式クロノメーター検定局)認定を受けており、日差-4秒から+6秒の高い精度を誇ります。また約60時間のパワーリザーブを備え、長時間の使用でも安定したパフォーマンスを発揮するでしょう。
ケースとブレスレットには、ショパール独自の「ルーセントスティール」が採用されています。他のスティールと比べて50%も高い硬度を有しており、高度な耐久性を実現した素材です。加えて高い光の反射性と光沢性により、美しいデザインを引き立てています。
さらに100メートルの防水性能を備えており、アウトドアやスポーツシーンでも安心して着用可能です。便利なカレンダー機能も搭載されており、日常の様々なシーンで役立つでしょう。
よりスポーティな『アルパイン イーグル XL クロノ』も!
アルパイン イーグルでは、優れたデザイン性に加えて、スポーティな機能性も備えたクロノグラフモデルも登場しています。
直径44mmという大ぶりなサイズ感に、クロノグラフを持つ本作は、アルパイン イーグルの中でも存在感のある一本です。
COSC(スイス公式クロノメーター検定局)認定を受けたキャリバー「CHOPARD 03.05-C」を搭載。約60時間のパワーリザーブを備えており、実用性にも長けたモデルです。
もちろんケースにはルーセントスティールが採用されており、大きめのケースで広々とその質感を楽しめるでしょう。3針モデルと合わせて検討したい一本です。
まとめ
当記事では、ショパールのアルパイン イーグルについて、その歴史や魅力をご紹介しました。多くのブランドから登場しているラグジュアリースポーツモデルですが、その中でもアルパイン イーグルは唯一無二の個性を多く備えたモデルとなっています。
唯一無二のスポーツモデルをお探しの方は、是非一度実機を見ていただけると幸いです。