スイスの老舗腕時計ブランド、ショパール(Chopard)とは?歴史や特徴、代表モデルを解説!

  • 2026年7月31日
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1860年にその歴史をスタートし、現在ではスイスの高級腕時計・宝飾ブランドとして世界に名を馳せているショパール(Chopard)。繊細な表現技法と、それを叶える卓越したクラフトマンシップで広く知られ、展開するコレクションの数々は多くのセレブリティを魅了しています。

本記事では、ショパールの腕時計ブランドとしての側面に注目し、その歴史や特徴、代表的なコレクション、サスティナビリティへの取り組みに至るまでを詳しく解説いたします。

ショパール(Chopard)とは?高級時計とジュエリーが融合したブランド

高級ジュエラーと、高級腕時計ブランドのふたつの側面を持つショパールは、1860年に創業したスイスの名門ブランドです。腕時計の分野においては、創業当初より高品質な時計製造で知られ、そこにジュエラーとしての繊細な審美感や巧みなクラフトマンシップが合わさることで、性別、年代を問わない多くの人々の生活に華やかさを添えてきました。

またショパールは腕時計の製造を自社内で一貫して行うことができる、技術派ブランドとしても知られています。1996年にはスイス・ヌーシャテル州のフルリエをに自社マニュファクチュールを設立しており、自社製ムーブメントのみを搭載するフラグシップ「L.U.C」を筆頭に、デザイン、性能ともに高水準にある腕時計を多彩に生み出してきたのです。

独立の体制と一族経営を維持

ショパールの特徴として、その独立した経営体制が挙げられます。大手グループに属することが一般的とされる宝飾品の業界において、一族による独立経営という稀有な在り方を維持してきたのです。

これには、先述したマニファクチュールの生産体制が不可欠と言えるでしょう。垂直統合で行われているその腕時計製造は、外装から心臓部のムーブメントの製造までのすべてが同社内で完結します。この強みこそが、ショパールが誇る独創的なクリエイションを確固たるものとしているのです。

ショパールの人気モデルを紹介|全てのコレクションに息づく優れたクラフトマンシップ

さて、ショパールの現行コレクションでは、スポーツモデルから、宝石、貴金属をふんだんに用いたハイジュエリーウォッチまで、百花繚乱な顔ぶれがそろいます。ここでは、その中から代表的なコレクションをピックアップして紹介します。いずれにも男女問わず着用できるモデルがそろっているため、腕時計選びの参考にもお役立てください。

L.U.C:自社製ムーブメントを搭載するフラグシップライン

ショパールの創業者ルイ-ユリス・ショパール(Louis-Ulysse Chopard)の頭文字を取った「L.U.C」シリーズは、1996年にカール-フリードリッヒ・ショイフレの指揮の下で誕生しました。自社開発・自社製造のムーブメントのみを搭載する、デザインと品質の両面で高品質な仕上がりを追求したコレクションです。

168629-3001のダイアル

コレクションには、大胆なドーフィンフュゼ型の針や、ミニマルな表情、クラシカルなケースフォルムなどが共通しており、ドレスウォッチとして堂々たる風格が備わっています。後述する自社製ムーブメントも相まって、まさにブランドのフラグシップ的な存在と言えるでしょう。

優れたクラフトマンシップを象徴する自社製ムーブメント

「L.U.C」シリーズは、1996年のマニュファクチュール誕生から一貫して、高精度な自社製ムーブメントを搭載しています。その品質は研ぎ澄まされており、COSC(スイス公式クロノメーター検定局)認定の信頼性を持つだけでなく、一部モデルはジュネーブシールや「カリテ フルリエ」にも認定されるなど、優れた美観、性能の両方が保証されています。

アルパイン イーグル:スポーティー&エレガントな“ラグスポ”ライン

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「アルパイン イーグル」シリーズは、壮大なアルプスと、大自然に生息するワシからインスピレーションを受けたコレクションです。ワシの瞳の虹彩をイメージした、“うず”を巻く立体的な電鋳ダイアルや、羽を想起させる矢のような秒針など、アルプスの自然やワシの力強さが巧みに再現されています。

ケースは、ブレスレットとなめらかに一体化した、いわゆる「ラグスポ」ライクなデザインであり、丹念な仕上げと相まって、非常に洗練された印象です。ショパールでスポーツシックなウォッチを選ぶなら、まず選択肢に加えたいコレクションとなるでしょう。

アルパインイーグルのルーツ「サンモリッツ」

アルパイン イーグルの誕生は2019年のこと。ショパールのかつてのスポーツウォッチである「サンモリッツ」を参考にデザインされました。

このサンモリッツは、1980年にカール-フリードリッヒ・ショイフレによって考案されたコレクションです。メゾンにとって初めてのスポーツモデル、そして初のステンレス製ウォッチであり、そのユニークなデザイン性は現代でも高い評価を受けています。

298600-3001のダイアル

当時のデザインを確認してみると、現在のアルパイン イーグルが、ラグを持たないシームレスなケースフォルムや、ベゼルに施された8本のビス、ヘアラインとポリッシュを組み合わせたブレスレットなどのを継承しているのがわかります。

ミッレミリア:古き良きモータースポーツとの関わり

クラシックカーを想起させるデザインで、モータースポーツ愛好家の心を掴む「ミッレミリア」シリーズ。由来となったミッレミリアとは“世界で最も美しいカーレース”と謳われるほど有名な、イタリアの伝統的なクラシックカーレースを指します。

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本コレクションは、当時のクラシックカーの佇まいを彷彿とさせる、ヴィンテージ感あふれるデザインや色使いが特徴です。車好きはもちろん、スポーツウォッチを好む方からも人気が高く、スタイリッシュなテイストを望むならアルパイン イーグル、味わい深さを目指すならミッレミリアと、デザインの好みで選べる点は大きなポイントでしょう。

ハッピーダイヤモンド:独自性を象徴するムービングダイヤモンドの輝き

「ハッピーダイヤモンド」は1976年に誕生したラグジュアリーなレディースウォッチです。

その最大の特徴は、「ムービングダイヤモンド」と呼ばれる、ケース内部で動き回るダイヤモンドにあります。遊び心とエレガンスを両立するそのデザインは、手元に唯一無二の華やかさを演出します。

ラインナップも多彩であり、ケース全面にダイヤモンドをあしらったデザインや、ホワイトゴールド・ローズゴールドを素材とした優雅なモデルまでが登場しています。

ショパールの革新的なデザインと卓越した技術が融合した本シリーズは、永遠の輝きを放つ腕時計といえるでしょう。

ムービングダイヤモンド

2枚のサファイアガラスの間で、ダイヤモンドが自由に動くという、ショパールを代表する装飾です。自然の中で水滴が光を受けて輝く様子にインスピレーションを受けたもので、ジュエラーと腕時計ブランドの両方の側面を持つショパールのあり方を象徴する意匠となっています。

優雅でありながらも子供のような遊び心を有しており、登場当初より世界中の女性を虜にしてきたこの意匠。当時としても、ダイヤモンドと腕時計の組み合わせは画期的であり、常識を打ち破る、ダイヤモンドの輝きを最大限に引き出すアイコンと言えるでしょう。

ハッピースポーツ:カジュアルで洗練された遊び心を楽しむ

「ハッピースポーツ」シリーズは、1993年に誕生して以降、スポーティでありながらエレガントなデザインで多くの女性に愛されてきました。

本シリーズの特徴は、ハッピーダイヤモンドと同じくムービングダイヤモンドです。ダイアル内で自由に動くダイヤモンドが、日常生活に華やかさと遊び心をもたらします。

「ハッピーダイヤモンド」との違いは、ステンレススティール製ケースによって、カジュアルとラグジュアリーのバランスが追求されていること。フォーマルと言うよりは、ビジネスやアクティブなプライベートに対応するデザイン性を魅力としています。実用性と美しさを兼ね備えた、現代の女性のライフスタイルに当てはまるコレクションと言えるでしょう。

ショパールの魅力を堪能できる、おすすめモデル4選

ここからは、多彩なラインナップの中から特におすすめしたい4つのモデルをピックアップしてご紹介します。各コレクションの個性が際立つ、魅力的なタイムピースが揃いました。

アルパイン イーグル 41『298600-3001』

298600-3001のリストショット

コレクションを牽引する大黒柱と言えるのが、41mmサイズのブルーダイアルモデルです。アルプス最大の氷河にちなんで名付けられた「アレッチブルー」のダイアルカラーが、ルーセントスティールが放つ白く澄んだ輝きと美しいコントラストを描き出します。

298600-3001のサイドビュー

厚みは9.7mmに抑えられており、約60時間のパワーリザーブと100m防水によって実用性を確保。ジャケットスタイルから休日のカジュアルダウンまで、あらゆるシーンで腕元を気高く彩る、まさにラグジュアリースポーツウォッチの王道とも呼べる完成度を誇ります。

L.U.C クアトロマーク IV『161954-5001』

161954-5001のダイアル

L.U.Cコレクションが誇る技術力の結晶、「クアトロ テクノロジー」を搭載した手巻きドレスウォッチです。特筆すべきは、約9日間(216時間)というロングパワーリザーブを誇る点。ケースには39mmの18Kエシカルローズゴールドを採用し、その驚異的なパワーリザーブに反して10.4mmというスリムな設計に収められています。

また本作のムーブメントは、スイス最高峰の品質証明のひとつである「ジュネーブ・シール」を取得しており、時計愛好家の審美眼を満たす至高の一本に仕上がっています。ダイアルには深みのあるディープブルーカラーを採用。マットな質感も相まって、ラグジュアリーなケースとの対比が際立つ仕上がりです。

ハッピースポーツ『278620-6001』

直径25mmというコンパクトで愛らしいサイズ感に仕上げられた「ハッピースポーツ」です。ルーセントスティールと18Kローズゴールドを組み合わせたツートーンの外装が、手元に上品で華やかな印象を与えてくれます。

シルバーカラーのダイアル上では、5粒のムービングダイヤモンドが優雅にステップを踏むように輝き、フェミニンな魅力を強調。さらに、2重巻きのレザーストラップが採用されており、アクセサリー感覚で身に着けられる点もこのモデルならではの特徴となります。

ハッピーダイヤモンド アイコン『203957-1214』

ジュエラーとしてのショパールの真骨頂を味わえる、エレガントなラウンドウォッチです。小ぶりなケースには艶やかな18Kホワイトゴールドが採用され、マザーオブパール(白蝶貝)を用いたダイアルのには、放射状のギヨシェ彫りが施されています。

ベゼルやインナーリング、そしてラグにまで贅沢にセットされたダイヤモンドと、2枚のサファイアガラスの間を舞う5粒のムービングダイヤモンドが調和し、動くたびに眩い光のシャワーを演出。シックなレザーストラップによって全体が引き締められた、華麗な一本に仕上がっています。

ショパールの歴史|創業から現在までの軌跡

ショパールの歴史についてもおさらいしておきましょう。1860年、スイスのジュラ山脈にあるソンヴェリエの工房から始まったメゾンですが、24歳という若さで、時計職人として才能を開花させたルイ-ユリス・ショパールによって創業されました。

創業当初は高品質な腕時計の製造に注力し、ロシア皇室に顧客を抱えるまでに成長。そして、スイス鉄道の公式サプライヤーに選ばれるなど、高い信頼性と品質を誇るスイス時計の評判とともに、その実績を築き上げていったのです。

創業者の孫であるポール-ルイ・ショパールが、製造拠点をジュネーブに移した後は、3代目ポール-アンドレ・ショパールが経営を引き継ぎますが、1960年代に入ってからは会社の経営が困難となり、会社の売却も候補に上がります。

その中で、ポール-アンドレ・ショパールは、ドイツで時計や宝飾品を扱う会社を代々運営し、また時計職人でもあるカール・ショイフレ3世との出会いを果たします。2人はすぐに意気投合。その強固なタッグによって、スイス時計とジュエラーという2つの軸を持った、新生ショパールが誕生したのです。

新生ショパールは、カール・ショイフレ3世の経営ノウハウや、時計職人としての情熱によって、会社の経営状況を立て直しました。そして、1976年には、2枚のガラスでダイヤモンドを挟み込み、その中でダイヤモンドが動く様子を楽しめる「ハッピーダイヤモンド」をリリース。結果的にこれが世界的なヒットを飛ばし、ショパールはその独自性と、ジュエラーと腕時計ブランドを併せ持つ在り方を世界中に知らしめたのでした。

そして20世紀末には、マニュファクチュールを設立し、ついにCOSC(スイス公式クロノメーター検定機関)認定の高精度を持つ自社製ムーブメント「Cal.96.01-L」を開発。以降、現在に至るまで、腕時計とジュエリーの2本の軸を活かしたクリエイションを続け、現代では大胆かつ創造力が息づく腕時計やジュエリーを生み出し続けています。

ショパールが目指すサスティナビリティ|エシカルな素材へのこだわり

ショパールは、サスティナビリティ(持続可能性)にも注力しているブランドです。積極的な環境保護活動のほか、腕時計やジュエリーの素材にも再生マテリアルが用いられるなど、その活動にはエコな哲学が息づいています。中でも、エシカルなゴールド素材やルーセントスティールは、その精神を象徴する素材に挙げられるでしょう。

ルーセントスティール

ルーセントスティール

ショパールのクリエイションには、「ルーセントスティール」と呼ばれる素材がたびたび用いられます。これは、リサイクル素材を80%ほど含有したスチール素材であり、アルパイン イーグルやミッレミリアをはじめとする主軸コレクションで広く活用されています。

リサイクル素材といっても、もともと優れた材料特性を持つ高品質な鋼材を再利用しているため、ルーセントスティールは腕時計用の素材として極めて優秀です。貴金属に匹敵する光の反射率に、高い耐傷性、耐アレルギー性さえも備えているため、高級感を与えつつ、長年の愛用に適した腕時計を実現する、ショパールになくてはならない素材となっているるのです。

エシカルなゴールド素材

ショパールで活用されているゴールド素材は、2018年までに、すべてが「エシカルなゴールド」へと変更されています。

ここで言う“エシカル”とは、「人権と環境に配慮された現場でのみ発掘された、供給元に透明性のある素材」という意味。メゾンは「RJC(責任ある宝飾品業のための協議会)」より認証を受けたゴールド、もしくは、フェアマインドやフェアトレードといった認証制度に参加している採掘者から供給された、人道的・環境的に優れたゴールド素材のみを調達しているのです。

ゴールドを取り扱うクリエイター側として、透明性のない調達は行わないという、ショパールらしい責任感が現れた取り組みと言えるでしょう。

ショパールの保証とアフターサービス|長く愛用するためのサポート体制

ショパールでは、購入した腕時計またはジュエリーに対し、2年間の国際保証が適用されます。さらに、ショパールの専用オンラインプラットフォームに登録することで、国際保証の期間を最大で5年まで延長することができます。高級腕時計やジュエリーを扱う上で、この長期の保証は非常に心強いものとなるでしょう。

株式会社ハラダはショパールの正規販売店

ハラダ本店の店舗

株式会社ハラダは、ショパールの正規販売店でございます。ジュエリーに加え、ショパールの腕時計も多数取り揃えておりますので、ご購入の際はぜひハラダへご相談くださいませ。創業90周年を迎えたハラダが、誠心誠意、対応させていただきます。

この記事の監修

腕時計販売店 HARADA
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店舗外観

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店内写真1

ジュエリーも幅広く揃うのでカップルや家族での買い物も長時間楽しむことができる。

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4階にはバーカウンターとイベントスペースが設置されている。

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落ち着いた雰囲気のバーカウンターで時計について語らうこともできる。

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