![グランドセイコー 9Rスプリングドライブ SBGA48のコンセプト画像](https://hrd-web.com/apps/note/wp-content/uploads/2023/03/press_SBGA481.jpg)
2023年3月27日からスイス ジュネーヴで行われている、業界最大級の新作腕時計見本市「ウォッチ&ワンダー(Watches and Wonders Geneva 2023)」。今回唯一の国産ブランドとして参加しているグランドセイコーからも、もちろん多種多様な新作モデルが発表されています。
当記事では、それら新作モデルをまとめてご紹介いたします。
2024年に発表された最新コレクションは以下のページからご確認くださいませ。
Evolution 9 Collection SLGC001
![グランドセイコー 9Sメカニカル SLGC001のコンセプト画像](https://hrd-web.com/apps/note/wp-content/uploads/2023/03/press_SLGC001.jpg)
ついに登場したグランドセイコーの機械式クロノグラフモデルです。
搭載するムーブメント「9SC5」は10振動のハイビート、約72時間のパワーリザーブ、自動巻、クロノグラフを実現しており、それぞれの頭文字をもじって「テンタグラフ」という名称が付けられました。
ダイアルにはブランドカラーを採用し、象徴的なパターンを刻むことで夜に望む岩手山の景観が再現されています。
タキメーターと12時間積算計、30分積算計を搭載しており、グランドセイコーが次なるステップへ進んだことを象徴するスポーツモデルと言えるでしょう。
![SLGC001 Grand Seiko グランドセイコー 9Sメカニカル 着用イメージ](https://hrd-web.com/apps/note/wp-content/uploads/2023/03/wp_SLGC001-1-1024x576.jpg)
Heritage Collection SBGH301
![SBGJ265 Grand Seiko グランドセイコー 9Sメカニカル](https://hrd-web.com/apps/note/wp-content/uploads/2023/03/press_SBGH301.jpg)
44GSデザインを受け継ぐハイビートメカニカルモデルです。
ブラックの有機的なパターンは、夕日に照らされた岩手山をイメージ。
外装に世界最高レベルの耐食性を誇るエバーブリリアントスチールを使用した次世代仕様となっています。
![グランドセイコー SBGH301のリストショット](https://hrd-web.com/apps/note/wp-content/uploads/2023/06/wp_SBGH301-1.jpg)
Heritage Collection SBGJ265
![SBGJ265 Grand Seiko グランドセイコー 9Sメカニカル](https://hrd-web.com/apps/note/wp-content/uploads/2023/03/press_SBGJ265.jpg)
同じくブラックの岩手山パターンダイアルを採用したハイビートメカニカルGMTモデルです。こちらも44GSのデザイン性とエバーブリリアントスチールを採用しており、ケース・ブレスレットは輝きと卓越した耐久性を備えています。GMT針のオレンジアクセントも好印象。
![SBGJ265 Grand Seiko グランドセイコー 9Sメカニカル](https://hrd-web.com/apps/note/wp-content/uploads/2023/06/GS_SBGJ265_01-2-1024x576.jpg)
Heritage Collection SBGH299
![SBGJ263 Grand Seiko グランドセイコー 9Sメカニカル](https://hrd-web.com/apps/note/wp-content/uploads/2023/03/press_SBGH299.jpg)
エバーブリリアントスチール×ハイビートメカニカル×岩手山パターンのシャンパンゴールドダイアルモデルです。秒針はブルースチールで涼やかな印象。
SBGH301の色違いのようなビジュアルを備えており、両モデルともにグランドセイコーの定番3針モデルとなりそうです。
![SBGH299 Grand Seiko グランドセイコー 9Sメカニカル 着用イメージ](https://hrd-web.com/apps/note/wp-content/uploads/2023/06/GS_SBGH299_01-1024x576.jpg)
Heritage Collection SBGJ263
![SBGH299 Grand Seiko グランドセイコー 9Sメカニカル 着用イメージ](https://hrd-web.com/apps/note/wp-content/uploads/2023/03/press_SBGJ263.jpg)
同じくシャンパンゴールドダイアルを持つハイビートメカニカルGMTモデルです。GMT針にはブルースチールが採用され、ワントーンカラーに表情を加えています。
Sport Collection SBGE295
![SBGJ239 Grand Seiko グランドセイコー 9Sメカニカル](https://hrd-web.com/apps/note/wp-content/uploads/2023/03/press_SBGE295.jpg)
ベゼルとダイアルを鮮やかなグリーンカラーで彩ったスプリングドライブGMTモデルです。ダイアルは穂高連峰のダイナミックな岩稜をイメージしており、力強く有機的なパターンを描いています。
グランドセイコーのスポーツモデルではこのツートンカラーモデルの人気が高く、青白ベゼルのSBGJ237、黒白ベゼルのSBGE277(恐らく本モデルはこちらのカラバリ)に匹敵する人気が集まりそうです。
2023年7月発売予定。
![SBGJ239 Grand Seiko グランドセイコー 9Sメカニカル 着用イメージ](https://hrd-web.com/apps/note/wp-content/uploads/2023/06/GS_SBGE295_01-1024x576.jpg)
Sport Collection SBGA481
![SBGA481 Grand Seiko グランドセイコー 9Rスプリングドライブ](https://hrd-web.com/apps/note/wp-content/uploads/2023/03/press_SBGA481.jpg)
獅子のたてがみをモチーフとしたシャイニーホワイトダイアルが特徴的なスポーツモデルです。こちらは2023年初頭に発売したスプリングドライブクロノグラフGMT「SBGC253」の3針モデル版といったところでしょうか。
ブライトチタン製の外装は良好な着用感を実現しており、秒針の先端を赤くすることで視認性も高められています。
2023年8月発売予定。
Elegance Collection SBGY026
![Elegance Collection SBGY026](https://hrd-web.com/apps/note/wp-content/uploads/2023/03/press_SBGY026.jpg)
24節気シリーズの1本、SBGA443で人気を博した「花筏(はないかだ)」ダイアルを備えるドレスモデルです。手巻きスプリングドライブが搭載された薄型ケースには18Kピンクゴールドが使用されており、手元に輝きと華やぎを添えるモデルとなっています。
世界限定100本モデルで、国内流通がたったの25本しかないため、なかなかお目にかかれないモデルとなるかもしれません。
ブティックオンライン先行発売モデル
グランドセイコーブティックオンラインで先んじて発売される特別なモデルです。後ほどグランドセイコーサロンのレギュラーコレクションへの追加が予想されます。
Evolution 9 Collection SLGA009
![Evolution 9 Collection SLGA009](https://hrd-web.com/apps/note/wp-content/uploads/2023/04/GS_press_SLGA019.jpg)
エボリューション9コレクションのスプリングドライブモデルではお馴染みとなってきている、諏訪湖の水面モチーフの新作モデルです。今回のモチーフは早朝の風にゆらぐ諏訪湖の水面。有機的なディテールは光の反射で豊かに表情を変え、深みのある”青”の表情を楽しむことができます。
キャリバーはハイスペックスプリングドライブムーブメント「Cal.9RA2」を搭載しており、盤面にも記されている通り約120時間ものロングパワーリザーブを誇ります。
装着感の良いケースにはブライトチタンが使用されているため、さまざまなシーンで軽やかに普段使いできるモデルではないでしょうか。
2023年6月発売予定。
Evolution 9 Collection SLGA023
![Evolution 9 Collection SLGA023](https://hrd-web.com/apps/note/wp-content/uploads/2023/04/GS_press_SLGA023.jpg)
エボリューション9コレクションのデザインコードを、ダイバーズスタイルに落とし込んだスプリングドライブモデルです。前作SLGA015と同様に海流のうねりがダイアルモチーフとなっており、グランドセイコーブルーのベゼルとも良好な相性を見せています。
ムーブメントは5日巻を誇る「Cal.9RA2」を搭載。ダイバーズウオッチに求められるISO規格、JIS規格を兼ね備え、判読性、操作性、堅牢性に優れるプロフェッショナルウォッチです。
2023年7月発売予定。
ブティック限定モデル
今回の発表ではブティック限定モデルも3本追加されています。各ブティックにお立ち寄りの際はぜひ一度ご覧になられてはいかがでしょうか。
Heritage Collection SBGJ267
![Heritage Collection SBGJ267](https://hrd-web.com/apps/note/wp-content/uploads/2023/03/press_SBGJ267.jpg)
ハイビートメカニカルGMTムーブメントとエバーブリリアントスチール、岩手山パターンダイアルを採用した44GSデザインモデルです。
上記でご紹介した同型モデルのブティック限定カラーという立ち位置かと思われます。
ブルーのダイアルは月光と雪明りでほのかに浮かび上がる冬山の情景をイメージしており、オレンジ(ゴールド?)のアクセントが差し込む月光を想起させます。
Masterpiece Collection SBGD213 世界限定8本(うち国内5本)
![Masterpiece Collection SBGD213](https://hrd-web.com/apps/note/wp-content/uploads/2023/03/press_SBGD213.jpg)
グランドセイコーのハイエンドコレクションからも、ブランドのトレードマークでもある「白亜の獅子」をイメージしたジュエリーモデルが登場しました。
プラチナ製ケースとダイアルにはダイヤモンドとブルーサファイアが所狭しと敷き詰められており、最高級のクラフトマンシップを体現しています。
加えて、ムーブメントに関してもマイクロアーティスト工房が手がける最高峰のキャリバー「9R01」が搭載されており、そのパワーリザーブは約192時間(8日間)と圧巻の一言です。
2023年6月発売予定。
Masterpiece Collection SBGZ009 世界限定50本(うち国内25本)
![Masterpiece Collection SBGZ009](https://hrd-web.com/apps/note/wp-content/uploads/2023/03/press_SBGZ009.jpg)
SLGH005またはSLGA009で人気を博した「白樺」モチーフを大胆に取り入れた限定モデルです。
手作業によって刻まれる荒々しいパターンはプラチナケースのかん足にまで伸びており、壮大な白樺林の風景がコレクション全体で表現されています。
14Kホワイトゴールド製の針・インデックスは荒々しいパターンの中で際立ち、視認性も十分。
ムーブメントはキャリバー9R02を搭載しており、約84時間のパワーリザーブを備える実用性の高いモデルとなっています。
2023年6月発売予定。
この記事の監修
![グランドセイコー担当 藤本](https://hrd-web.com/apps/note/wp-content/uploads/2024/05/fujimoto_profile-150x150.jpg)