【ロンジン】パイロットが愛用してきた歴史|空へのロマンにあふれたフライバックモデル3選 - 高級時計 正規販売店 ハラダHQオンラインショップ

【ロンジン】パイロットが愛用してきた歴史|空へのロマンにあふれたフライバックモデル3選

ロンジンフライバック

ロンジンは長い歴史の中で、陸、海、空に挑戦する全てのプロフェッショナルたちに向けて腕時計を開発してきました。そのような背景の中で、特にパイロットに向けて機能性やデザインを追求したのが「ロンジン スピリット」です。

そして、クロノグラフモデルの一種、「フライバック」コレクションには、ロンジンのパイオニア精神を象徴する、機能性とデザインが備わっています。

本記事では、このロンジン スピリット フライバックコレクションよりおすすめスポーツウォッチを3本ご紹介いたします。

本場スイスで誕生した「ロンジン」

ロンジン創設者

ロンジンは、1832年にスイスのサンティミエで創業された、長い歴史を持つ時計ブランドです。創設者であるオーギュスト・アガシとアーネスト・フランシロンは、時計製造の歴史に新たな一ページを加えることを目指し、品質と精度にこだわったモデルを世に送り出しました。

そんなロンジンは現在に至るまで革新的な計時技術で名を馳せ、スポーツ計時や航空業界での使用において高い評価を受けてきました。パイオニアとしての精神を守り続けるロンジンは、今日でも時計業界の中で重要な役割を担っています。

空への憧れを体現した「ロンジンスピリットフライバック」

ロンジンのスピリットコレクションは、航空に携わるパイロットへ敬意を示し、実用的な機能を追求してきたシリーズです。

そして、その発展の中で、瞬時に新しい計時を開始できるフライバックは重宝される機能のひとつでした。特に航空任務のような高速かつ正確な時間管理が求められる状況で、その真価を発揮していたのです。

現在でもラインナップされるフライバックコレクションは、そうした経緯から、空への憧れを体現するものと言えるでしょう。

今回ご紹介するモデルに共通するスペック

今回ご紹介するフライバックコレクションのモデルには、共通する機能やデザイン性が挙げられます。ひとつずつ確認していきましょう。

クロノグラフの一種「フライバック」機能

ロンジンフライバックのダイアル

フライバック機能とは、時間の計測中にボタンを押すだけで、即座に新しい時間の計測を可能とする機能です。

単に時間を計測するクロノグラフ機能では、

  • 停止
  • リセット
  • リスタート

の3ステップが必要となります。しかし操作が多く、振動が激しいフライト中などでは正確な操作が困難でした。そのため、1ステップで時間の測定をリスタートさせる、クロノグラフの上位互換として、フライバックが誕生しました。

昔のパイロットにとってフライバックは必須であり、重宝した機能でした。予定通りにフライトを実現するために、一定期間の時間を測定し、飛行機の時速を計測する必要があったためです。

現代において、実際に使用する機会はあまりないと思われる機能です。しかしフライバックという機能を通して、ロンジンがパイロットとともに歩んできた歴史の結晶を、いつでも垣間見ることができるでしょう。

COSC認定ハイスペックキャリバー「L791」搭載

ロンジンフライバックのムーブメント

ロンジン スピリット フライバックコレクションには、現在スイス公式クロノメーター(COSC)認定のキャリバー「L791」が搭載されています。

COSCはスイス製腕時計の精度と信頼性を証明するものであり、厳格なテストをクリアしたモデルのみが受け取れる称号です。その高精度は、ダイアル上の5つの星によっても証明されています。

その精度は、日差-4秒〜+6秒と高水準を実現。また約68時間ものパワーリザーブを有しており、普段使いでも高い機能性を誇ります。さらに、10気圧防水を実現し、耐磁性能までを搭載。フライト中の過酷な環境にも耐えられる腕時計は、日常生活において信頼できるパートナーとなってくれるはずです。

視認性に優れた機能的なデザイン

ロンジン フライバック 青文字盤

本モデルは元来、激しい振動をともなうフライト中での使用が想定されています。そのため即座に時間を確認できるよう、視認性の高いデザインを有しています。

分針と時針には、シンプルなペンシルタイプを採用。またフライバックにも使用する秒針の先端には、ダイヤ型のポイントがつけられており、即座に時間を把握できるでしょう。

さらにアラビア数字を配置することで、すっきりとした見やすいデザインに。もちろん針やインデックスには夜光塗料が塗布されており、夜間での視認性が確保されています。

おすすめフライバックモデルを3つご紹介!

ロンジンスピリットのフライバックコレクションより、特におすすめなモデルを3つご紹介します。

本格派のチタンをケースに採用『L3.821.1.53.6』

現代の腕時計に使用されている金属は、ステンレス素材が一般的ですが、本作『L3.821.1.53.6』には、チタン素材が採用されています。チタンは軽量さと耐久性に優れた素材であり、現代仕様のパイロットウォッチにふさわしい仕様と言えるでしょう。

ダイヤルはブラックカラーに近いアンスラサイトが採用され、ゴールドの差し色が加えられています。精悍ながらエレガンスも感じられるデザインです。その一方で、レッドをほんの少し加えることで、高い視認性を実現しています。また、チタンによって全体的にグレートーンがもたらされている点も、全体の力強さを強調しています。

その汎用性の高いデザインだけでなく、チタンの採用により、タフネスも高い一本です。プライベートでもフォーマルでも活躍が期待できるでしょう。

スタイリッシュなブルーを基調とした『L3.821.4.93.6』

ロンジンフライバック

『L3.821.4.93.6』は、ブルーカラーを基調としたモデルです。サンレイ仕上げの施されたブルーのダイヤルはスタイリッシュであり、美しく光を反射し、さまざまに表情を変えます。

またゴールドカラーの針とのコントラストも抜群で、視認性とデザイン性に優れたモデルだといえます。さらにセラミック製のベゼルもブルーで着色されており、全体的に統一感を覚えるはずです。

スーツと組み合わせることで、スタイリッシュな印象が際立つでしょう。

シンプルなブラックモデル『L3.821.4.53.6』

『L3.821.4.53.2』は、先ほど紹介したモデルと基本的な配色は同じです。こちらはステンレススティールモデルであり、チタンモデルに比べてリーズナブルとなっています。

一方で、チタンモデルにあった赤の差し色がなく、シンプルな印象です。素材、好みで選べるモデルとなるでしょう。

パイロットが愛用してきた、本格的なフライバックモデルをその手に

ロンジンスピリットのフライバックコレクションは、実際にパイロットが着用してきた歴史があります。今回ご紹介したモデルも、当時の機能性やデザイン性を有しており、腕時計の歴史や趣を肌で感じられるでしょう。

もちろん普段使いやアクティビティにも耐えられる設計ですので、いつまでも愛用できるはず。ぜひ一度、実際に着用してみて、その存在を体感してみてください。

この記事の監修

腕時計販売店 HARADA
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