「100年後も語れる時計」を目指す、日本の時計ブランド ミナセ。
ミナセを象徴する時計の一つに、斬新な“ケースインケース構造”の「セブンウィンドウズ」と「ファイブウィンドウズ」があります。
両者はスクエア型のケースにそれぞれ7つと5つの窓をもち、その窓から見える“景色”を堪能できる時計として、唯一無二の魅力を確立したシリーズです。
本記事では、そんなセブンウィンドウズ/ファイブウィンドウズシリーズについてご紹介していきます。
ミナセのケースインケースの構造や、シリーズの特徴について知りたい方は、ぜひ最後まで読んでいってください。
ミナセの象徴「ケースインケース」構造とは?
今回ご紹介するセブンウィンドウズとファイブウィンドウズは、ミナセ時計のヒズシリーズのひとつ。
そしてヒズシリーズ最大の特徴が「ケースインケース」と呼ばれる立体構造です。
ケースの中にある文字盤部分を、ムーブメントを覆う2個目のケースとしてデザインする独自の構造で、まるで時を閉じ込めた小宇宙のように、文字盤が浮かび上がって見えます。
他ブランドでは到底味わえない、圧巻の造形美です。
ケースインケースを楽しむなら「セブンウィンドウズ」「ファイブウィンドウズ」シリーズ
セブンウィンドウズとファイブウィンドウズに共通する魅力や特徴と、それぞれの特徴についてご紹介します。
超立体デザインを、あらゆる角度から
スクエア型のケースの側面をガラスにすることで、ケースインケースの構造を顕にしているのが本シリーズ最大の特徴です。
セブンウィンドウズには、右下に大きく開けられた風防と、裏蓋、ケースの全周にある7つのガラス窓。
ファイブウィンドウズには、風防と裏蓋、そしてケース左右の側面の、5つのガラス窓を配置しています。
真正面や斜めから眺めるだけでなく、このガラス越しに、あらゆる角度から構造が見えるため、立体構造をダイレクトに愉しめるでしょう。
また、カットされた風防から顔を出す、前後3日の日付が見えるデイト表示も本シリーズの個性であり、より立体構造の“重なり”を感じられます。
日本庭園のような趣を愉しむ
複数のサファイアガラスを通して除く、職人技の詰まった世界。
その景色は、雪見障子から望む日本庭園のような趣を感じさせます。
ザラツ研磨により磨かれた美しいパーツからも、日本が大切にする繊細な美を表現。
このような独自の雰囲気で、私たち日本人はもちろん、海外の人にも感動を与えることでしょう。
セブンウィンドウズ/ファイブウィンドウズ各シリーズの特徴
セブンウィンドウズは、ケース上下の側面がガラスではないファイブウィンドウズとは違い、ケースの全周がガラス窓になっているため360度から観賞できます。
文字盤やインデックスの重なり、立体構造による空間を思う存分味わい尽くせるのが魅力です。
そして、ファイブウィンドウズは、18kゴールドを採用したシックなバリエーションモデルを展開。
ゴールドとブラックのアリゲーターストラップの組み合わせは高級感に溢れ、ワンランク上のファイブウィンドウズと言えます。
セブンウィンドウズ/ファイブウィンドウズのメリット・デメリット
セブンウィンドウズ/ファイブウィンドウズのデザインは、身に着けたときにどのような印象に映るのでしょう。
その印象がもたらす、本シリーズのメリット・デメリットについてお話ししていきます。
周りとの圧倒的な差別化
スクエア型であることと、ケースインケースという特徴的なケース構造で圧倒的な差別化を図れます。
それこそが、最大のメリットであり魅力でしょう。
どれだけ高価な高級時計よりも、独創性のある唯一無二のデザインは周囲の視線を独り占め。
値段以上の価値と誇りを腕にまとうことができます。
スクエア型に挑戦する前に…
個性を追求するあまり、そのデザインに早々に飽きてしまう方も少なくありません。
もちろん、本シリーズは風情ある日本庭園のように普遍的な魅力を持っています。
とはいえ、スクエア型というのもラウンド型に比べると珍しいため、すぐ飽きが来ないとも言い切れません。
ミナセの2本目として、バリエーションを楽しむために購入するのもおすすめです。
まとめ
一度見たら忘れられないような、超立体構造を堪能できるセブンウィンドウズ/ファイブウィンドウズシリーズをご紹介しました。
少々メカニカルな見た目であることは間違いないのですが、その好奇心に応えることやブランドの自信だけが顕になっているのではなく、日本ブランドらしい品性と静けさをまとった佇まいに魅了されるばかりです。
写真だけを見ても、すごい…と思わせる圧倒的な魅力。
とはいえ、やはり実物を見て、この小さな宇宙を観賞していただきたいものです。
ぜひ一度、お手にとってお試しください。