キング オブ ダイバーズウォッチと言われるオメガ ダイバー300Mのなかでも最も有名なのがオールブルーカラーモデル。 1993年当時の初代ダイバー300Mは現行モデルのラインナップの中で、見事に現代風にアレンジされてリバイバルを果たしました。今回はそのオールブルーカラーモデルのバリエーションにある、ラグジュアリーラインのモデルをご紹介します。
ダイバー300M セドナゴールドのコンビモデルについてこれ読めば分かること
・超定番のダイバー300Mがベースという安定感
・リゾートバカンスに似合うラグジュアリーモデル
・正確で頑丈なのが当たり前のオメガムーブメント
【オメガ】シーマスター ダイバー300M セドナゴールドのコンビモデルへと進化したポイントとは
ダイバー300M セドナゴールドのコンビモデルにある2つの特徴について見ていきましょう。
1. クラシカルデザインをラグジュアリーに装飾
初代のダイバー300Mは30年前に誕生しましたが、その時点ですでにデザインは完璧に近い完成形のレベルに達していました。
今回のモデルは、初代ダイバー300Mの偉大なデザインの特徴を可能な限り引き継ぎ、最新の技術を惜しげもなく投入したうえで、ひときわ美しく豪華な雰囲気にアレンジ。18Kセドナゴールドやセラゴールドで飾られたベゼルやスイッチ類、そしてブレスレットは、往年のクラシカルテイストから大人のラグジュアリーテイストへと昇華しています。
2. 最新素材が次世代のモデルを飛躍させる
初代から30年も経過しますと、いくつもの新素材が開発され実用化しています。
初代にはない最新の素材の一例はこちらです。
・18Kセドナゴールド
・ブルーセラミック
・セラゴールド
・316Lステンレススティール
・サファイアクリスタル
・シリコン“Si14”ゼンマイ
初代とは造形や雰囲気は大きく変わらずに引き継がれていますが、使われる素材や加工技術、そしてムーブメントはこの30年で目まぐるしい進歩を遂げています。オメガの技術者たちのパイオニア精神と、日々のたゆまぬ努力の積み重ねを感じます。
【オメガ】シーマスター ダイバー300M セドナゴールドのコンビモデル|ラグジュアリーデザインの特徴
ゴールドとジュエリーでまばゆく着飾れば装飾は豪華になりますが、本当のラグジュアリーというのは内側からにじみ出る隠しきれないオーラの強さを言います。
ブルーセラミックの光沢
ポリッシュ仕上げで艷やかに光るブルーセラミックのベゼルとダイヤル。オメガが10年以上をかけて生みだしたセラミックは、ステンレスの6倍の硬度で軽くて美しい素材です。非金属セラミックの特性は、多彩な色の表現力とその美しさの持続、そして薬品に強く腐食せず人体に優しいなど、腕時計には最適だといわれます。
セドナゴールドとセラゴールド
18Kセドナゴールドは、ゴールドに銅とパラジウムを配合してできた鮮やかで劣化の少ないピンク色のゴールド。セラゴールドとは、セラミックに掘った溝へ18Kゴールドを結合させてから磨いてセラミックと融合させる技術で、ベゼルのダイビングスケールに使われています。
ブルーとピンクゴールドは補色関係
セラミックのブルーと18Kセドナゴールドなどの赤みがかったゴールドは補色関係にある色の組み合わせで、お互いを際立たせる最高の組み合わせです。
レーザーエングレービング
ダイヤルのブルーカラーセラミックにレーザーを照射して美しく繊細なウェーブパターンを彫り込む技術をレーザーエングレービング技法と言います。セラミック表面の光沢と彫られたザラザラの面がメリハリのあるコントラストを生みだします。
永遠のクラシカルデザイン
多くのデザインやカラーリングや造形は30年前のテイストを受け継いだクラシカルスタイル。現代でも古めかしく見えないのは、シンプルな形状で優しい曲線を多用した包容力のあるデザインだからです。
【オメガ】シーマスター ダイバー300M セドナゴールドのコンビモデルは美術品や史跡に通ずる美意識
ダイバー300M セドナゴールドのコンビモデルは世界に点在する美意識と共鳴しています。
攻守ともに隙がない手堅いスペック
ダイバー300Mのスペックは前述のとおりで、オメガのなかでも上位のハイエンド機。さらに、あらゆる厳しい環境下でも性能が劣化しないことは、スイス連邦計量・認定局METASが厳しい検査を課して証明しています。
また、オメガが独自に開発した高品質のセラミックやステンレスのおかげで、美しい表現力と高い耐久性も手にしました。 人間工学に基づいたスイッチの配置や各部位の形状、ブレスレットの着脱金具などにも配慮して、総合力の高い万能ウォッチになりました。
セドナゴールドは美術品のオーラ
ベゼルの外周のファセット加工は完璧にカットされた宝石のように迫力があり、ダイビングスケールの模様やダイヤルデザインは上空から見た円形都市のように幾何学的で、ブレスレットのゴールドラインは螺鈿細工(らでんざいく)のように緻密です。
ダイバー300M セドナゴールドのコンビモデルは美術品や史跡と同じ美意識だということが分かります。
【オメガ】シーマスター ダイバー300M セドナゴールドのコンビモデルを選ぶべき理由
ダイバー300M セドナゴールドのコンビモデルを選ぶべき3つの理由について解説します。
1. 超定番のダイバー300Mがベースという安定感
ダイバー300Mの王道カラーとされるブルー x ブルーモデルにラグジュアリーなゴールドの縁取りが控えめに輝くデザイン。ロングセラーであるダイバー300Mの定番デザインがベースになっていますので、初見でもなぜか既視感があるほど馴染んでしまう不思議な力が宿っています。
2. リゾートバカンスに似合うラグジュアリーモデル
リゾート地へ長期のバカンスに来て、海風に吹かれながら時間を気にせずゆったり過ごす腕元に、このラグジュアリーモデルが輝いているイメージが浮かんできます。一般的なダイバーズウォッチとは少し趣の異なるものを身に着けてみたいなら、奇をてらった流行り廃りがあるデザインではなく、このような堅実なデザインのラグジュアリーモデルがおすすめです。
3. 正確で頑丈なのが当たり前のオメガムーブメント
オメガのムーブメントはどれも、外部審査機関よりも高い自社基準設定し、それを超えるように設計製造されています。もともとが強度も精度も高い状態であり、特に定期的なメンテナンスなど何も気にせずともそのまま何年も変わらずに正確に動き続ける、信頼できるオメガムーブメントが搭載されています。
まとめ
ベースがダイバーズウォッチなだけに潜水性能は高いのですが、少々高価なモデルなのでできれば海での潜水には使いたくないですよね。しかし、いつでもどこへでも連れ出して自慢したい気分にさせる、そんなオーナー心をくすぐる美しい1本ではないでしょうか。
定番モデルとは、長年かけて醸成された無駄のない形状や、機能から生まれる美しさを持っていますので、派手に飾らなくても自然な華やかがにじみ出るものです。世代を超えて愛される定番を少し贅沢にアレンジしたこのモデルなら、きっとどなたにも馴染んで華やかさを腕元から演出してくれることでしょう。
オメガ シーマスター ダイバー
210.20.42.20.03.002の詳細スペック
詳細
ラグの間のサイズ | 20mm |
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ブレスレット | スティール – セドナゴールド |
ケース | スティール – セドナゴールド |
ケース直径 | 42mm |
ダイアルの色 | ブルー |
クリスタル風防 | 両面に無反射加工を施したドーム型強化無反射サファイアガラス |
防水 | 30気圧(300メートル/1000フィート) |
機能 | ねじ込み式リュウズ クロノメーター シースルーケースバック セドナゴールド ヘリウムエスケープバルブ マスター クロノメーター認定 日付表示 自動巻きウォッチ 超高耐磁性能ムーブメント 逆回転防止ベゼル |