キングセイコーのKSKシリーズより、江戸時代の浮世絵師「歌川広重」の作品をモチーフにした『SDKA011』が登場しました。
本作ではキングセイコーの歴史にゆかりある東京・亀戸を舞台にした浮世絵からインスパイアされた、優雅な梅模様が型打ちでダイアルに表現されています。
加えて「臥龍梅(がりゅうばい)」を再現した艶やかな赤色が、和の風情を漂わせるデザインとなっており、日本人らしい感性を刺激する逸品に仕上がっています。
本記事では『SDKA011』の魅力やカラバリモデルについて、詳しくご紹介します。ぜひ最後までご一読ください。
日本の伝統的な浮世絵を表現したデザイン
『SDKA011』は、江戸時代を代表する浮世絵師「歌川広重」の作品から着想を得たデザインが特徴です。東京亀戸を舞台にした浮世絵の美しい梅模様が、繊細な型打ち技術によってダイアルに表現されています。
加えてキングセイコーのSKSが誇る薄型ケースや独自のブレスレットなど、ダイアル以外にも魅力が満載です。こちらではデザインの魅力について、詳しくご紹介します。
浮世絵と臥龍梅(がりゅうばい)による和風なダイアル
『SDKA011』のダイアルは、江戸時代を代表する浮世絵師「歌川広重」の作品に着想を得ています。
キングセイコーにゆかりのある東京・亀戸周辺を描いた浮世絵をモチーフにしており、美しい梅模様がダイアルに表現されています。こちらの梅模様は型打ち技術を駆使して作り上げられており、繊細な工程が手に取るようにわかるでしょう。
また亀戸らしい美の表現として、象徴的な梅の木である「臥龍梅(がりゅうばい)」の赤色をダイアルカラーに採用。深みのあるカラーリングは日本文化の美しさを表現します。加えてダイアルにはグラデーションが施されており、光の当たり具合によって色の変化が楽しめる仕様です。見れば見るほど味わい深く、見る者を飽きさせません。
さらに多面カットによる立体的なインデックスや、太くて鋭い針がダイアルの美しさを一層引き立て、和の風情を感じさせつつ上品で落ち着いた印象を与えます。
大胆な多面カットの施されたケース
ケースには多面カットが大胆に施されており、力強さと精巧さが融合しています。表面には鏡面仕上げとヘアライン仕上げが施され、光の反射によって異なる質感を楽しめるでしょう。
このようなシャープな質感が、ダイアルの美しいデザインを一層引き立て、時計全体にモダンで洗練された印象を与えています。
さらにケースバックには、キングセイコーの象徴である「盾」のアイコンが刻まれており、ブランドの伝統とクラフツマンシップが感じられます。
エレガントな多列ブレスレット
『SDKA011』のブレスレットは、1960年代のキングセイコーをオマージュした多列構造が特徴です。ケース同様に鏡面仕上げとヘアライン仕上げが施されており、多面構造と合わせて光を美しく反射します。
光が当たる角度によりブレスレットがダイナミックに輝き、時計全体に躍動感をもたらすでしょう。ブレスレットの上品なデザインが、ケースと調和しながら、ダイアルの美しさをより一層引き立てています。
日常で役立つ機能性を搭載
『SDKA011』は和風のデザインだけでなく、日常での使用を考慮した高い機能性も備えています。詳しくご紹介しましょう。
メカニカルキャリバー「6L35」搭載
『SDKA011』には、信頼性に優れたメカニカルキャリバー「6L35」が搭載されています。
自動巻き(手巻きつき)のムーブメントであり、日差+15秒から-10秒という高精度を実現。日常において安定した時間表示を保証します。
また最大巻上時には約45時間のパワーリザーブを発揮するため、頻繁に時計を巻き直す手間が少なく、快適な使用感が続くでしょう。さらにカレンダー機能も備えており、細かな利便性も高い点が魅力です。
『SDKA011』の耐久性や防水性
ケースには衝撃や腐食に強い高品質なステンレスを採用しており、長期間の使用でも時計の美しさを保ちます。また風防には、キズへの耐性があるサファイアガラスを採用。日常の摩耗や衝撃にも十分な耐久性を発揮するでしょう。
さらに5気圧の日常生活用強化防水機能を有し、突然の雨や水場での作業中でも時計を外す必要がありません。加えて耐磁性能も備えているため、現代の生活環境における磁気の影響から時計を保護し、精度を維持します。
『SDKA011』のサイズ感や使い心地
『SDKA011』は
- ケース径38.6mm
- ケース厚10.7mm
というコンパクトなサイズ感が特徴です。
小さめのケースは、日本の伝統的で繊細な和風デザインを引き立てるのに適しており、細部にわたって美しさを堪能できます。特に日本らしい控えめで上品な美意識が反映されたサイズ感が、腕元に華やかな印象を与えるでしょう。
またコンパクトな設計は、見た目の良さだけでなく装着感にも優れており、長時間着けていても疲れにくい点が魅力です。ブレスレットも腕にしっかりとフィットするため、日常生活での快適な使用感を提供します。
『SDKA011』はどのような方におすすめ
『SDKA011』は、日本の伝統美を腕元で楽しみたい方に最適です。浮世絵や梅の赤といった日本文化に深く根付いたデザインを取り入れており、和の美しさを日常的に感じられます。
また本モデルは、ビジネスシーンやカジュアルな場面など、さまざまなシチュエーションで活躍する多機能性も兼ね備えています。そのためデザインだけでなく、実用性を重視する方にもぴったりです。
どのようなシーンにも調和する美しいデザインと使いやすさを兼ね備えた『SDKA011』は、幅広いライフスタイルにフィットする逸品といえるでしょう。
『SDKA011』のカラバリモデルをご紹介
『SDKA011』には、異なる2本のカラバリモデルがラインアップされています。それぞれダイアルカラーや模様が異なり、個性豊かなデザインを楽しめるでしょう。
詳しくご紹介します。
亀甲文(きっこうもん)と深い青色『SDKA013』
『SDKA013』は、キングセイコーの誕生地である「亀戸」を象徴するデザインが特徴的なモデルです。
古くから吉祥の動物として親しまれてきた亀にちなんで、伝統的な「亀甲文(きっこうもん)」をダイアルの模様に採用。伝統的な型打ち模様に加え、亀戸近くを流れる隅田川から着想を得た深い青色が調和し、時計全体に落ち着きと品格を与えています。
亀甲文の立体的な表現と深い青のダイアルカラーが融合しており、ブランド誕生地の象徴ともいえるモデル。その魅力をぜひ直接確かめてみてください。
藤の花と薄紫色『SDKA015』
『SDKA015』は、亀戸天神社の美しい藤棚をモチーフにしたデザインが魅力です。
亀戸天神社は1662年に創建され、春になると、藤棚いっぱいに咲く藤の花々が多くの訪問者を魅了します。そんな藤の花の姿を立体的な型打ち模様と薄紫色のグラデーションでダイアルに表現しました。
藤の花の繊細な美しさと日本らしい感性が、ダイアルを通して感じられるデザインとなっており、亀戸の伝統と自然の調和を象徴しています。
『SDKA015』は美しい色と藤の模様が調和し、和の魅力を存分に楽しめる逸品です。
『SDKA011』を着用し、伝統的な和風デザインを味わおう!
『SDKA011』は、日本の伝統的な美しさを楽しめる特別なモデルです。
浮世絵の梅模様や臥龍梅の深い赤色を取り入れたダイアルは、まさに日本文化の象徴。本モデルを着用することで、和の美しさや日本独自の繊細さを日常の中で感じられるでしょう。
また機能性も充実しており、優れた耐久性や防水性を備えながら、高い精度やカレンダー機能も搭載しています。
『SDKA011』を通じて、日本の伝統と現代的な技術が融合した腕時計を存分に味わってみてください。
セイコー キングセイコー
SDKA011の値段・スペック
詳細
キャリバーNo | 6L35 |
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駆動方式 | メカニカル 自動巻(手巻つき) |
精度 | 日差+15秒~-10秒 |
駆動期間 | 最大巻上時約45時間持続 |
石数 | 26石 |
機能 | ・秒針停止機能 ・カレンダー(日付)機能つき |
ケース材質 | ステンレス |
ケースサイズ | 厚さ:10.7mm 横:38.6mm 縦:45.8mm |
ガラス材質 | ボックス型サファイア |
ガラスコーティング | 内面無反射コーティング |
ルミブライト | あり(針・インデックス・ベゼル) |
中留 | ワンプッシュ両開き方式 |
腕周り長さ(最長) | 200.0mm |
防水 | 日常生活用強化防水(5気圧) |
耐磁 | あり |
重さ | 130.0g |
その他特徴 | ・スクリューバック |