【キングセイコー SDKS007】クラシカルなチョコレートブラウンのサンレイダイアル

2022年7月にレギュラーモデルの新作を発表し、キングセイコーが完全復活を遂げました。
そのベースデザインには、特徴的な独自デザインを持つ2代目『KSK』を採用しており、ファーストリリースでは5種類のダイアルカラーが用意されました。

本記事ではその中から、クラシカルな雰囲気漂うチョコレートブラウンが印象的な「キングセイコーSDKS007」をピックアップ。
デザインや機能、そしてメリット・デメリットについてご紹介していきます。

【キングセイコー SDKS007】の魅力

今回、同時に発売された復刻モデルの中でも、無意識に気になってしまうカラーリングのSDKS007。
その魅力をご紹介しましょう。

• 目を惹くチョコレートブラウンのダイアル
• 2代目キングセイコー『KSK』を再現したデザイン
• キングセイコーらしさにプラスされたクラシカルな印象
• 37mmのコンパクトで実用的なサイズ感
• 気軽にデイリー使いしやすいメカニカルウォッチ
• 比較的手の届きやすい価格（税込198,000円）

【キングセイコー SDKS007】の特徴的なデザイン

まずは、本モデルの特筆すべきデザインについてお話ししていきます。

2代目『KSK』をベースにしたシャープな外装

レギュラーモデルとして発表された新作は、キングセイコーのアイコニックな存在である1965年発売の『KSK』がそのオマージュ元となっています。
ケースや文字盤などの多くはそのまま踏襲され、シャープでスッキリとした、かつての普遍的な美しさを感じさせます。

時分針は、2代目のKSKはフラットだったのに対し今回の復刻モデルでは山折りのデザインに。
時計の中心でもあり印象が変わるため、ここは好みが分かれる部分かもしれません。
しかし、面が一つ増えるだけで鋭さが増し、より高級感が強まったようにも感じます。

クラシカルな印象を引き立たせるチョコレートブラウンダイアル

復刻モデルの5種のバリエーションの中で、特にクラシカルな印象のある本モデル。
暗めのチョコレートブラウンが、シックで落ち着いた印象を引き立てています。

サンレイ仕上げの文字盤ならではの色の濃淡が変わるさまが醍醐味であり、チョコレートブラウンの色味の深い味わいを楽しめるのではないでしょうか。

ブランドのイメージを確立したKSKのデザインをベースにしたデザインと、上質なチョコレートブラウンの色味はアンティークウォッチさながらの雰囲気を醸し出しています。

【キングセイコー SDKS007】のベストなサイズ感

時計を選ぶ際、デザインばかりに気を取られ、実際に着けてみたらサイズ感がまったくしっくりこないこともあります。
デザインに惹かれていたものでも、その魅力が半減してしまうほど、サイズ感というのは大事になってきます。

そして本モデルのサイズは、厚さ12.1mm、ケース径37mmと、日本人男性の腕に収まりのいいサイズ感です。
オーソドックスな腕時計らしいデザインと、多くの方にフィットするベストなサイズ感は全てのキングセイコーに共通する魅力と言えるでしょう。

【キングセイコー SDKS007】の実用的な機能

ムーブメントは、ノンデイトの自動巻キャリバー6R31を搭載。
70時間のパワーリザーブをもち、数日付けなくても駆動し続けるため、セカンドウォッチとしてもおすすめできます。

10気圧の防水性は、日常的な水を使う場面でも問題なく着用でき、サイズ感、機能性ともにデイリー使いに最適です。

【キングセイコー SDKS007】のメリット・デメリット

本モデルの印象や使い勝手などから、メリット・デメリットについて挙げていきます。

メリット｜珍しいチョコレートブラウンでもスタイルに合わせやすい

ブラウンダイアルは想像以上に幅広いコーディネートへ合わせられるカラーリングです。
黒、白、ベージュ、カーキなどのコーディネートでも問題なく着用できるでしょう。

クラシカルなテイストを活かし、スーツスタイルに合わせるのもおすすめです。

デメリット｜若い世代にはむずかしいカラー

チョコレートブラウンのクラシカルさは、かなり落ち着いた印象になるため若い世代にはしっくりこないことも。
とはいえ、サンレイ仕上げによって美しく光るブラウンとキングセイコーのデザインは、ここぞというときにビシッと決めてくれる一本にもなり得ます。
これが似合う男性になる、という目標で購入するのも決して悪い選択ではありません。

グランドセイコーSDKS007を動画で確認する

まとめ

正統派デザインに合わさる上品なチョコレートブラウンが魅力的な、キングセイコーSDKS007をご紹介しました。

キングセイコーは無難で飽きない腕時計を求める方にも好まれるブランドでもあります。
そのため、便利なブラックやシルバーの文字盤を選ぶ方も多いと思いますが、実は使いやすいチョコレートブラウンを選んで、他の人と差をつけてみるのもいいのではないでしょうか。

ぜひ一度手にとってお試しいただき、ブラウンカラーのさりげないセンスの良さを感じてみてください。

セイコー キングセイコー
SDKS007の値段・スペック

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この記事の監修

腕時計販売店 HARADA

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