ふたつの才能が生み出す、プロフェッショナルのための
精巧さを追求したウォッチブランド、ベル＆ロスの魅力。

それは、小さな奇跡からはじまります。

二人は学生時代からの友人関係であったものの、高校卒業後は別々の道を歩みます。
ブルーノはフランス国立デザイン大学ENSCIで工業デザインを学んだ後、家具をプロデュースするデザイナーとして、一方のカルロスはHEC経営大学院を卒業後、大手銀行のバンカーとしてのキャリアを積んでいました。
しかし、二人は数年後、再会を果たします。その再会こそがベル＆ロスの誕生するきっかけとなる、小さな奇跡でした。

デザイナーと経営、経済に精通したバンカー。
一見、違うタイプに見える二人の共通点は、時計をこよなく愛しているということでした。
再び導かれ出会った二人は、時計への情熱で意気投合。自分たちの理想の時計を造り上げるべく、ブランドの設立を決意します。
1992年からブランド設立の準備を始めた二人ですが、アイディアや時計に対する情熱はあるものの時計製造の経験がなく準備は難航。
そこに光をもたらしたのが、過酷な環境の中でも最高の精度を誇ると言われる、ドイツの時計ブランド「ジン社(Sinn)」の創業者ヘルムート・ジンでした。

ブルーノは大学の卒業時、デザインプロジェクトのインターン先としてジン社を選択、そこで携わったモデル「スペース1」に一目ぼれ。
また使用されているムーブメント「レマニアCal.5100」の精巧さに深い関心と興味を抱いていたのです。
ヘルムートは、二人の考える時計のクオリティや熱意に賛同し、共同制作を提案。ブルーノが一目ぼれしたあのスペース1をはじめ、オリジナルをベースに、フランス国内向けに少しシンプル化したモデルを「ベル＆ロス byジン」として発表することとなります。

ジン社の協力のもと、時計製造をスタートした二人。その理想の時計への想いとクオリティ、そして歴史や伝統が基本とされる時計業界において、歴史の浅いブランドでありながら真っすぐに向かっていくその姿勢に注目したのが、同じフランス国内の一流ブランドであるシャネルです。
1997年から2社は資本提携を結び、資本力を得た彼らは自社名義で初のオリジナルモデル「ヴィンテージ」を発表。
航空時計の歴史を重んじながらも、彼らの打ち出した理想であり信念である「視認性」「機能性」「高精度」「信頼性」という4つの基本原則に基づいたこのモデルは、まさに伝統と最新技術の融合を表現したものとなっています。

その後、ひとめでベル&ロスのものだとわかるアイコニックなモデルの必要性を感じていた彼らは、2005年、航空機の計器さながらの精度と姿をもつ「BR01」を発表。
内部構造から細部にいたるまで理想と信念を貫き通し、それらを突き詰めて生まれる洗練されたデザインは多くの著名人をはじめファッション界でも人気を博しました。

中でもラルフローレンがこのモデルを特に評価し、自社の広告ビジュアルに起用したことで、彼らの狙い通りブランドアイコンとして世界中に知られることなります。
ブランド設立からわずか10年あまり。
伝統と歴史をもってこそ一流だとされる時計業界の中に新進気鋭のブランドが名を連ねることとなったのは、彼らの時計への愛と情熱に他ならないでしょう。

理想の時計を追い求め続け、勝ち得た信頼。

その後も理想を追い求める姿勢を変えることなく、次々と新作を発表します。
BR01をもとに、時計らしさを増したBR03は、ブランドの特徴である四角のフォルムをベル＆ロスのものとして世界に位置づけました。
そしてさらに、ラグジュアリーでありながらスポーティさを兼ね備えたBR05。
製造技術とクオリティ、そこから生み出される先進的なデザインは一切の妥協を許さず向上し続けています。

その品質は、さまざまな環境で働く各界のプロフェッショナルからの信頼も厚く、パイロットだけでなく、F1ドライバー、ダイバーや地雷除去隊員、宇宙飛行士までもが愛用しています。

確かな品質は、あなたを強くする。

ブランド設立から、理想を追い求め一貫性のある信念を保ちながらも革新的な進化をとげてきたベル＆ロス。
ブランドの原則を曲げることなく追求し続ける信念から生まれる時計は、予測のつかない現代を生きるあなたにとって、いつも味方でいてくれる相棒となるはずです。
あなたの信念を貫くための強さを添えてくれる相棒が、見つかりますように。