カンパノラBU0024-02E 塵地螺鈿のリストショット

CAMPANOLA カンパノラの特徴及び魅力

時の奥深い愉しみへ。カンパノラ

太古の昔、人間は、太陽の出没や月の満ち欠け、星の動きで時間を感じとっていた。
やがて地球が太陽を一周する時間を1年、地球が一回転する時間を1日とする時の単位が生まれた。
そして1週間の曜日には、太陽系の星の名前が与えられた。

時とは、天空の動きに他ならない。
永遠の時を閉じこめる時計は、果てしなくひろがる宇宙を手の中に収める存在でもあるのだ。

時を愉しむ。その奥深い世界へ、ようこそ。
誰とも違う自分の道を切り拓く人の腕に、カンパノラを。

CAMPANOLAの新作・限定モデル紹介

プレミアムドアーズ限定モデルや、数量限定モデルなど、カンパノラは時期を逃すと手に入らないレアなモデルが定期的に発表されております。

【限定120本】 蒼波(そうは)

青漆に金属粉末を練りこんだ「蒼波(そうは)」は、ムーンフェイズ、クロノグラフ、パーペチュアルカレンダー、ミニッツリピーターを搭載したグランドコンプリケーション・モデル。

古典的な複雑時計の愉しみを、クオーツウオッチであなたのものに。

【限定120本】 皨雨(ほしのあめ) AH4086-05E

文字板は地表に降り注ぐ満天の星を表現。
漆黒の漆に金色粉を蒔いて、夜空に煌めく星々を描きました。

一点一点手作業で仕上げているため、ひとつとして同じ表情はありません。

【世界限定5本】 グローバルアートコレクション - 地 CHI - NZ3000-19P

地球という星に埋蔵されるさまざまな金属は、物質の根源。
その悠久の大地を、日本伝統の漆塗りで表現しました。

乾漆粉で荒らした生地に金を蒔いて研ぎ出した文字板。

荒々しい黒と金の肌が融合した独特の質感は、骨董のような古美の味わいを醸しだす。

心臓部にはフライングトゥールビヨンを搭載。
キャリッジの精密な金属の動きは、人類が進化してきた時間を表します。

この世界限定5本の希少モデルが当店に3本入荷いたしました。

なお、現在「NZ3000-19P 地 -CHI- グローバルアートコレクション」をウェブで購入できるのは、全世界でハラダのみとなっております。

CAMPANOLAの由来:ブランドストーリー

「カンパノラ ・ベル」

南イタリア、カンパニア地方。
その中心都市であるナポリの東北東にノーラという名の町があります。

紀元5世紀のある日、教会の鐘の音がこの町に響き渡りました。

それは史上初めて、人々に時刻を報せる目的で打ち鳴らされた鐘の音となり、幾星霜(いくせいそう)を経て時刻を知らせ続けました。
やがて人々にとってその金は「時刻を報せる」以上の存在となりました。

そのヒストリーから、「CAMPANOLA カンパノラ」がブランド名の由来となりました。

時を愉しむ 日常を愉しむ 個性を愉しむ:ブランドコンセプト

カンパノラ「留紺(とまりこん)」の文字盤アップ画像

「時刻を知る」だけの時計ではなく、新しい時計の価値観で、その人のスタイルをも表現していきます。

カンパノラは、先端技術や匠の技を生かす独創的な唯一無二の世界観を演出するブランドです。

時間を知る時計以外のときでも思わず、見入ってしまうような「時を愛でる」ことに体現したくなる時計です。

宙空の美:デザインコンセプト

カンパノラ 紺瑠璃の各パーツをたてた画像

ガラスに遮られたわずかな空間に、無限の宇宙を閉じ込める。

サークル形状の五徳リングなど、パーツを組み合わせた多層構造を持ち、建築物のように立体的な表情を醸しだす文字盤。
ドームの天井を思わせるデュアル球面サファイアガラス。

美しい文字盤の上を正確に、そして優雅に針がリズムを刻む。

究極のメカニズムと美しさを持つ独創の時計。

カンパノラは、手にする人と共に豊かな時間を紡いでゆく。
かけがえのない瞬間を刻んでゆく。

カンパノラ・ブルー:ブランドカラー

カンパノラ・ブルーコスモサインを横から見た画像

ガラスに遮られたわずかな空間に宙を閉じ込め、美しい文字盤の上を正確にそして優雅に、針がリズムを刻む。

これを”時を刻む宇宙”と言うイメージにし、持つ人の現在を、未来を果てしなく描き続けていきます。

私たちはその色をカンパノラ・ブルーと名づけ、ブランドカラーとしています。

日本の伝統工芸『漆塗り』:細部へのこだわり

カンパノラ琉雅 漆文字板を正面から見た画像

カンパノラに欠かせない、漆を施した文字盤。

長い時間をかけて技を磨き、受け継がれてきた漆塗りは、高い芸術性を有する日本の伝統工芸です。

何層にも漆を塗り、きめ細かく研いで生まれる美しい表情。
カンパノラの漆塗り文字盤は、会津の伝統工芸士、儀同哲夫氏をはじめとする職人の手によるものです。

漆塗り文字盤「流雅」作業工程

1枚に約3ヶ月かかります ※螺鈿文字盤、螺鈿細工「流雅」の場合

カンパノラ琉雅 漆塗りの作業工程の様子

約1ヶ月かけて地塗りをします。
全体塗りと研磨を5〜6回ほど繰り返し、塗の部分が0.12mm位の厚さになるまで塗り込んでいきます。

盤面を平滑にするための磨きを入れ、螺鈿(漆を塗り、貝を貼る)を行います。貝の配置は、文字盤上の限られた空間に適合するものを数百片の中から形・色の最適なものを選び抜きます。

螺鈿細工が終了したところで、それらを全部覆いかぶせるように、一度黒漆を塗りこみます。

黒漆を縫い込んで十分に固まった後、駿河炭を使って埋まっていた貝を研ぎだすことにより、漆と貝の段差のない美しい均一な面が得られます。

カンパノラ琉雅の下塗の画像

カンパノラ琉雅の貝貼の画像

カンパノラ琉雅の呂色塗の画像

カンパノラ琉雅の研出の画像

カンパノラ琉雅の仕上の画像

研磨を行った後、生漆の塗布→拭き上げ→艶出しを数回繰り返す事で、漆特有の深みのある艶が現れます。
一定の温度・湿度を保ちながら、ゆっくり漆を硬化させてから次の工程に移ることは、良い品質を長持ちさせるのに必要な時間です。これを「呂色仕上げ」と呼びます。最後に鹿角の粉を使い、艶を出します。

 

会津漆の希少性

年間生産量が8〜10kgと非常に少なく、また漆の採取には20年かかり1本の木より採取できる漆の量は200〜300mlほどです。

採取された木は伐採され、また20年育成後採取されます。

曲線美がケースデザインの大きなテーマ

カンパノラ琉雅のケースデザインの画像

カンパノラのケースは滑らかな大小の曲線で構成され、しっとりと腕に馴染む形状となっています。また、美しく仕上げが入るように、面の構成や角度には細心の注意を払っています。そして、仕上げは鏡のように磨き上げられているのも特徴です。量産性により、細部の美しさや装着感、デザインを優先したからこそ、生まれてきたケースデザインなのです。

別体構造

通常のケース構造では磨き上げることが困難な、バンドを取り付ける「ラグ」の間までも美しい目付仕上げを施すため、別体部品を組み合わせる構造にしました。
カンパノラのこだわりの精神が細部まで息づいている証です。

1000分の1mmを表現した文字盤のディティール

時計の顔ともいうべき文字盤。カンパノラ は高精度の電気構造という技法で加工し、1ミクロン以下の凹凸という細かいディティールまで表現。 最大の特徴は、木目や和紙の繊維、更には指紋までも0.05〜0.1μの精度で忠実に複製できる高精度転写技法です。 五徳リングやスモールダイヤルなどを組み合わせた多層構造によって、立体感溢れる「宙空の美」を演出しています。

どこから見ても歪まないサファイアガラス

カンパノラ琉雅のサファイアガラスの画像

カンパノラのサファイアガラスは、すべてドーム型の形状を採用しています。平面ガラスの数倍の手間をかけて原材料を切削、研磨。 ガラスの表面、裏面ともに同じ球面構造(デュアル球面形状)にして厚さを均一化、どこからでも歪みなく文字盤がみえるようにしています。 また、視認性を高める無反射コーティングを採用。カンパノラ の「宙空の美」を心ゆくまで堪能できます。

細部まで妥協なし

カンパノラの様々な針を並べた画像

カンパノラの妥協のない物づくりの姿勢は、どんな小さなパーツにも貫かれています。 時計の針は、小さくても時計の要ともいうべき存在。 文字盤上にある複数の針のそれぞれに個性を持たせ、視認性を確保しながら、その時計に調和するデザインを追求。 一本一本熟練の職人の手作業で仕上げています。

腕時計のバンドには最高級のスモールクロコダイルを使用

カンパノラは、バンドにも徹底してこだわっています。 ワニ革バンドでは、希少なスモールクロコダイルの「竹斑(たけふ)」と呼ばれる腹の部分のみを使用。 裁断から整形、縫製に至るまで、熟練の職人が手掛けます。

Assembled in JAPAN(日本組み立て)のこだわり

お客様に一点の曇りもない品質でお届けするため、シチズンでも一握りの、最上級の技術を持つ『スーパーマイスター』が全て手作業で組み上げ、念入りな検査を経て完成させます。

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