
【シチズン】復活したシリーズ8をご紹介!旧シリーズとの違いは?
2008年にデビューした「シリーズ8」をご存知でしょうか。
「シリーズ8」の由来は“ステイタスよりスタイル。ラグジュアリーではなくスマート。”をコンセプトに自分らしいスタイルと心地よさを求める30代の都市型男性をコアターゲットにしたシチズンのブランド。
ブランドデビュー以来、「引き算の美意識」が追求されたシンプルなデザインの魅力を前面に際立たせ、これまでも数々のモデルをリリースしてきました。
そして、最終リリースから8年後となる2021年8月。
新たに生まれ変わりリブランディングされたシリーズ8が再始動されます。
今回発売のシリーズ8は3機種8モデルからなり、デザインと機能性が各段にアップしたことにより、シチズンが本気で機械式時計に全力を注いでいることをうかがい知ることができる極上のシリーズとなっています。
高級感のあるラグジュアリー&スポーツモデルであるシリーズ8をとくとご覧ください。
シリーズ8の新作シリーズをまとめて紹介!
コスパ最強!シンプル・ザ・ベストの究極系831メカニカル

831メカニカルは秀麗でフロント部分の美しさが際立つ8角形状のケースデザインに、シンプルな文字板が組み合わされたスタンダードモデルです。

細く鋭く伸びて見えるエッジの利いた針に、小刻みに配置された目盛からはきめ細やかな繊細さを感じます。
最新の機械式自動巻きムーブメントが搭載されつつ、シンプルなデザインが実現された831は、まさにシンプル・ザ・ベストの言葉に相応しい出来と言えるでしょう。

シルバーのステンレスケースはブラックとホワイトの文字盤の2タイプを選択でき、ローズゴールドのステンレスケースとブルーのウレタン+カーフ革が織りなすタイプはネイビーの文字盤を備えています。
価格は3モデル中で最安値となる13万2000円から購入でき、機械式を初めて身に付ける人にもおすすめしたいモデルとなっています。
白蝶貝が美しく煌めく文字板が魅力的な830メカニカル

830メカニカルは白蝶貝と金属の文字板が合わさった3層構造が魅力的な鮮やかなモデルです。
文字盤から感じることのできる繊細で立体感のある作りは、まるで異世界にいるかの如く見る者を魅了します。
ケースは8角形状となりシンプルさの中にもシャープでエッジが効いているインデックスは知的な印象を与えること間違いなし。
シックな落ち着いたシルバーケースと、現代的でカジュアルなグレーケースの2モデルをリリースします。
価格はシルバーケースが19万8000円、グレーケースが20万9000円となり、リーズナブルなお値段となっています。
シンプルかつエッジの効いた最上位モデルの870メカニカル

870メカニカルは力強い2体構造のベゼルが採用された、今作のシリーズ8を代表する最上位モデルです。
前作のコンセプトである「引き算の美学」を体現した機種となり、文字盤からうかがえる雰囲気はシンプルで大胆な男らしさを感じます。
エッジの効いたインデックスと長針、短針の太い針から視認性も抜群となり、飽きのこない堂々たるデザインが魅力的。

ステンレスケースのブラック・ホワイトの文字板に加え、ウレタンバンドとなるブルーの文字板の3モデルをリリースします。
価格は前述の2モデルよりも上がりますが、それでも22万円となりウレタンバンドのブルーモデルは20万9000円から購入可能。
コスパも優れた“ありえない価格破壊モデル”となっています。

今作の3モデル8機種は定価流通の限定ブランドとなりますので、お早目にチェックしておくことをおススメします。
生まれ変わった「シリーズ8」の改良点をチェック

リブランディングされ再始動された「シリーズ8」ですが、主な改良点をご紹介します。
今回の改良ポイントは2つあり、以下の通りとなっています。
・ラグスポ時計を意識した現代的な躍動感あるデザイン
・第2種耐磁性能の最新型機械式自動巻きムーブメント
ラグスポ時計を意識した現代的な躍動感あるデザイン

今回の3機種8モデルはそのすべてが前身ブランドのデザインテーマ「引き算の美意識」を引き継ぐモデルとなっており、直線的なシンプルさと文字盤から伝わるシャープさで構成された現代的なラグスポ仕様が最大の魅力。
ビジネスやプライベートを問わずあらゆるシーンで身に付けることが出来るため、ユーティリティさも抜群です。
2021年の新時代を代表するシチズンの自信作と言えるでしょう。
第2種耐磁性能の最新型機械式自動巻きムーブメント

今作の3モデルにはそれぞれ2種類の最新型機械式自動巻きムーブメントが実装されています。
上位ラインとなる「870」「830」にはCal.0950が施され、「831」にはCal.9051を搭載。
気になるムーブメントの機能差(パワーリザーブと調整精度)も以下の通りとなっており、わずかな差を認めるのみであることがわかります。
Cal.0950:平均日差−5〜+10秒、駆動時間約50 時間
Cal.9051:平均日差−10〜+20秒、駆動時間約42時間
また、3モデルのいずれもが“磁気に1cmまで近づけてもほとんどの場合に性能維持が可能”な強化耐磁性能「第2種耐磁時計」となりますので、磁気の影響を受けやすい現代社会から愛する時計を守る工夫が施されています。
本作の改良点は、シリーズ8をさらなる高みへと導くものになっていると言えるでしょう。
シチズン「シリーズ8」まとめ
価格破壊モデルと言っても良いほどコストパフォーマンスに優れた最新作のシリーズ8。
今作は現代的なデザインと実用性が重視された今風の30代におススメなモデルです。
10〜20万円でこれほどの機能性が備えられた腕時計はそうありませんので、ぜひ実機を手に取って確かめてみてくださいね。