
【和紙文字板の高精度クォーツ】
正規販売店がザ・シチズンの年差5秒エコドライブモデルをご紹介
飽くことなき精度の追求を続けるシチズンは、その技術の粋を集めて「ザ・シチズン」という最高峰シリーズを生み出しました。
「ザ・シチズン」は一般的なクオーツ時計の精度月差±15秒を遥かに上回る年差±5秒を実現し、世界的に高いシチズンの技術力を証明しました。そして、2011年、シチズンは光発電機能エコ・ドライブと年差±5秒の精度、二つを両立させた夢のような時計「年差5秒光発電エコドライブ」を発表しました。
今回は正規販売店がシチズンが誇る高精度エコ・ドライブモデルをご紹介します。
目次
精度の追求 水晶振動子へのこだわり

年差±5秒を叩き出す「ザ・シチズン」の驚異的な性能は、生半可な工程では再現できません。
クオーツ時計の精度は水晶振動子の品質によって左右されるため、ほかの時計なら問題なく組み込める振動子でも「ザ・シチズン」には採用できません。
6ヶ月間寝かした後、周波数特性を見極めてからムーブメントに組み込まれ行われる計測をクリアした振動子だけが「ザ・シチズン」として世に出ることを許されるのです。
また、日常生活で水晶振動子にもっとも影響を与える温度にも「ザ・シチズン」は対策を講じています。
25℃で最大の精度を発揮する水晶振動子は、5℃の気温差で1日に約0.1秒の誤差が生じます。
年差1秒2秒を争う「ザ・シチズン」にとってこれは命取り。その対策として、「ザ・シチズン」には温度補正機能が搭載され、1分に1回、1日にして1,440回という回数、0.1℃単位で温度に合わせて周波数変動の補正をかけ続けています。
水晶振動子に対する途方もないこだわりこそが、年差という最高峰の高精度を生み出しているのです。
高精度光発電システム(エコ・ドライブ)

シチズンが生み出した光発電技術(エコ・ドライブ)の発電力、省電力は凄まじいものがあり、この「ザ・シチズン」に搭載されているエコ・ドライブはわずかな光さえもエネルギーに変換し、フル充電で6ヶ月間時計を動かし続けます。
また、「ザ・シチズン」は洗練された光透過型の文字盤を採用しており、デザイン性を損なうことなくエネルギーの確保を可能にしています。
光発電技術のパイオニアであるシチズンの誇りを体現したかのような機能が「エコ・ドライブ」なのです。

シチズンはエコ・ドライブに最適な文字板素材を日々研究しており、その一つの答えとして「土佐和紙」を「ザ・シチズン」に採用しました。
伝統工芸品の土佐和紙を使用した文字板は、エコ・ドライブに必要な光透過性と独特の涼しげな美しさを兼ね備えており、「ザ・シチズン」の一つの顔となっています。
シンプルな造形が生む実用性

シチズンは毎日使う実用時計としてふさわしいデザインを追求し続けてきました。
「ザ・シチズン」の造形にはその哲学が存分に活かされており、月日がたっても風化することのない非常にシンプルな造形をしています。
加えて、実用時計に重要な「時刻の読み取りやすさ」には特に重点が置かれており、様々な工夫が施されています。
例えば、針と文字板のインデックスは多面カットを施すことにより、どの角度から見ても光の反射による視認ができるようになっています。また、ガラスがあることを忘れてしまうほど光の反射を抑えた、クラリティ・コーティング加工のサファイアガラスが採用されており、さらなる視認性の向上を実現しています。
高級感と機能性を両立している「ザ・シチズン」からは「シンプルな造形にこそ普遍の力がある」という実用時計ならではのデザインコンセプトを十分に感じ取ることができます。
キズつかない美しさ

シチズンの誇る表面硬化技術、デュラテクト。
時計本来の輝き、仕上げの美しさを守るためのその技術が「ザ・シチズン」を強く、美しくしています。
「ザ・シチズン」に採用されている「デュラテクトα」はシチズンの表面硬化技術の最高峰であり、サファイアガラスと同程度の硬度(2,000~2,500Hv)を実現し、金属アレルギーの人でも安心して着用できるように耐メタルアレルギー性にも優れています。
それでいて輝きは貴金属のようであり、安心と美しさを両立した魔法のような技術を「ザ・シチズン」で体感できるのです。
機能

シチズンが追求してきた技術の結晶である「ザ・シチズン」には、上記以外にもさまざまな画期的技術が搭載されています。
・0時ジャストカレンダー更新機能
0時ちょうどになると瞬時に日付が切り替わるこの機能はトルクの弱いクォーツ時計への搭載が難しく、職人の熟練の組み立て技術とシチズンのエレクトロニクス技術が揃って、やっと実現しました。
・パーペチュアルカレンダー(永久カレンダー)
腕時計のカレンダーは1ヶ月を1~31日で表すため、うるう年との兼ね合いなどで実際の日付とズレることがあります。
時刻にこだわる「ザ・シチズン」は日付にも妥協していません。永久カレンダーとも呼ばれるこの機能を搭載し月による日数のズレやうるう年の調整も自動で行い、手動での日付変更を不要にしました。
・時差設定機能
海外を舞台に活躍する人にも「ザ・シチズン」は便利な時計です。
簡単な操作で秒針、分針を止めずに時針だけを1時間単位で動かせるので、時差管理も難なくこなせます。
いつまでも愛用して貰うために

オーナーズクラブに登録すれば、「ザ・シチズン」はなんと10年もの長期無償保証が受けられます。
これは時計業界で最も長いサポートであり、10年の中で故障の修理はもちろん、無償の定期点検も行えます。
高級モデルだけのこの特権は、シチズンの「ザ・シチズン」に対する自信と誇りがあるからこそ実現したものといえるでしょう。
年差±5秒モデルをピックアップ
AQ4100-57B

『AQ4100-57B』は、ダイアルにホワイトカラーを採用し、清潔感と力強さを兼ね備えたデザインとなっています。洗練された印象を与えると同時に視認性にも優れており、シンプルながら存在感のある表情を見せるでしょう。
AQ4100-65H

『AQ4100-65H』のダイアルは、和紙を使用した上品な質感に、ブルーグレーの波模様が施されたデザインが特徴です。砂漠や砂丘に見られる「砂紋」という美しい自然の芸術を再現しており、風と砂が織りなす独特の景色をダイアル上に表現しています。
和紙の素材感と独自の模様が融合したデザインは、他の腕時計では見られない特別な仕上がり。加えてグラデーションを取り入れることで、奥行き感のある砂丘をイメージさせ、見るたびに壮大さを感じられるでしょう。
さらに針やインデックスには多面カットが施され、シンプルな形状ながらも光をあらゆる方向に反射し、ダイアル全体の存在感を一層引き立てています。
ぜひ実際に確認して、日本独自の風景を味わってみてください。
AQ4100-65L

シチズンは、「CITIZEN」の文字を初めて時計に宿してから、2024年で100周年を迎えました。それを記念する新作「AQ4100-65L」は、藍染文字板を採用したザ・シチズンの第3作目に当たります。
藍染文字板は、藍染の名産地である徳島県に拠点を置く「藍染工房 Watanabe’s」とのコラボレーションによって実現。新たな技法によって、ジャパンブルーの新たな表現が模索されています。
伝統的な技術によって生まれる、唯一無二の魅力をぜひ体感してみてください。
AQ4100-57M

本作の美しいブルーダイアルは、ザ・シチズンのロゴにもあるイーグルの羽ばたきがモチーフです。ランダムな木目のようなパターンを持ち、単調ではない表情を作り出しています。
加えて、文字板はこの質感を持ちながらも光を透過するようになっており、エコ・ドライブ機能にパワーを供給します。シチズンの卓越した文字盤製造技術を実感できるパーツと言えるでしょう。なお、3時位置にはカレンダー、6時位置にはシチズンの最高峰「ザ・シチズン」であることを示すイーグルマークが配置されています。
まとめ「最高峰の実用時計ザ・シチズン」

当記事では、ザ・シチズンの「年差5秒エコ・ドライブ」モデルについてご紹介しました。
実用時計の理想を追求し続けるシチズンの最高峰モデルなだけあってその実用性は非常に優れており、他にない唯一性を兼ね備えた鋭意的モデルがザ・シチズンには肩を並べています。
ビジネスにファッションに一生モノに、ぜひ一本お手に取ってみてください。