モンブラン万年筆のペン先を拡大した様子

【世界的な人気と知名度】
モンブランの万年筆

高級筆記具の最高峰であるモンブラン。
その人気は1924年発売のマイスターシュテックの誕生から始まりました。そして筆記具の最高峰ブランドとしての地位を確立させ、今に続いています。

今回ご紹介するのはモンブランの定番中の定番、万年筆。世界最高峰のブランドの真髄にぜひ触れてみてください。

 

 

名実ともに最高峰のブランド「モンブラン」

モンブランロゴ

モンブランの設立は1906年。文具商、銀行家、エンジニアの3人で万年筆を製作したのがブランドのスタートとされています。当時の社名はシンプロ・フィラー・ペン。
モンブランという社名に変わったのは、マイスターシュテュックで最高峰の地位を確立した後の、1930年代に入ってからになります。その後ブランドは買収されリシュモングループの傘下に入りますが、様々なブランドの技術を吸収し、現在に至るまで独自の高品質な商品をリリースし続けています。
シンボルアイコンである「ホワイトスター」は、アルプスの最高峰であるモンブランの雪溶けに着想を得ており、筆記具の最高峰を誇るブランドを象徴しています。

 

 

モンブランの定番中の定番「万年筆」

モンブランのその名を世界に知らしめた、世界最高峰の万年筆。
代表的な傑作である「マイスターシュテュック」をはじめ、あそび心をくすぐる「ボエム」や、モダンな「スターウォーカー」など、さまざまなモデルが登場しています。
世界最高峰の名は伊達ではなく、その洗練されたフォルムはもちろんのこと、その書き心地に至るまで唯一無二のものになっています。
その人気は今も留まることを知らず、世界中のファンを魅了し続けています。

 

 

なぜモンブランの万年筆は人気なのか?

モンブラン万年筆1本を写している様子

万年筆の歴史は長く、その種類、メーカーは世界に数多くあります。しかしその中でも長年トップに君臨し続けているのがモンブランの万年筆。なぜ、モンブランの万年筆は人気なのでしょうか。
その答えは、万年筆の役割の変化をたどると見えてきます。

万年筆のベースが作られたのは1883年。
当時、インクを内部に貯めておける万年筆は画期的なペンとして、世界で広く使われていました。しかし、のちにボールペンやサインペンといった安価でメンテナンスフリーな筆記具が普及した結果、万年筆の立ち位置は大きく変わることになります。フォーマルな場面で使用されることが多くなり、社会人のステイタスシンボルとしての役割や、コレクションとしての立ち位置が強調されるようになったのです。
その役割にぴったりだったのがモンブランの万年筆。モンブランは高級万年筆としての知名度が抜群に高く、その愛好家にもケネディ大統領やエリザベス女王といった超有名人の名前が並んでいます。故にそのコレクション性は非常に高く、持つひとに格別の自信と喜びを与えてくれます。また、モンブランの高い技術力によって生み出された逸品の数々は、極めて高品質で使用感に優れています。
そんなモンブランの万年筆だからこそ、今の世界最高峰の人気があるといえるでしょう。

 

 

ポイントはインク補充とデザイン!万年筆選びのコツ

さて、いざモンブランの万年筆を買うとなると、その選択肢の多さから自分に合った1本を見つけるのに苦労しがちです。ここでは万年筆を選ぶポイントをいくつか紹介しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。

ポイント1.インクの補充方法

モンブランインクと万年筆を写している様子

万年筆を選ぶ基準の一つとしてインクの補充方法が挙げられます。モンブランはシリーズによって採用されている補充方法が違うので、自分の好みや目的に合った補充方法を選びましょう。

・ボトルインク吸入式

モンブランボトルインクを写している様子

ボトルインク吸入式は万年筆の伝統的なインク補充方法で、伝統と格式を感じたいひとにオススメです。インクの種類が豊富で、後述のカートリッジ式に比べ内容量が多くコストパフォーマンスにも優れています。
中には、ボトルインクのインク補充こそが万年筆の醍醐味だという人も。

・インクカートリッジ式

モンブランカートリッジを写している様子

ボトルインク吸入式に比べ、手軽でかんたんなのがインクカートリッジ式です。ボールペンのように中身を入れ替えるだけなので、手を汚すことなく簡単にインクを補充できます。また、予備インクの持ち運びもラクなので、出先で万年筆をたくさん使いたいひとにオススメの補充方法です。

ポイント2.シーンに合わせたデザイン

モンブランの万年筆4本を写している様子

万年筆を使うシーンはひとによってさまざまです。作家のように多用するひともいれば、ここぞという時だけに使うひと、スーツに刺してビジネスファッションの一部にする人もいます。高級感、モダン、華々しさ、奇抜さ。モンブランの多様なデザインならあなたにぴったりな一本がきっと見つかるで しょう。

 

 

迷ったらコレを!モンブランが誇る人気モデルの数々

モンブランからはマイスターシュテュックに代表される、さまざまなデザイン、機能性を持つ万年筆がリリースされています。ここではモンブランの誇る人気モデルの数々をご紹介します。どれもこれもモンブランが誇る逸品ばかりですので、ぜひ一本手に取ってみてください。

モンブランが誇る傑作「マイスターシュテュック149」

マイスターシュテュック149万年筆全体を写している様子

モンブランがその名を世界に轟かすきっかけになった「マイスターシュテュック」。この「149」はその中でも最高傑作と名高いモデルです。
「149」の名は収納時の全長に由来しており、その極太のボディは、威厳のある高級感と握り込みの良さを両立しています。
その製造工程は100を超えており、熟練の職人が行う試し書きをクリアしてやっと世に出ることを許されます。

マイスターシュテュック149万年筆のペン先を写している様子

そのペン先は18金でプラチナ装飾が施されており、マイスターシュテュックお馴染みのモンブランの標高「4810」が誇らしげに刻印されています。(画像はル・グランのもの)
このモデルがもつ高級感あふれるデザインと機能性の高さは、ビジネスのあらゆるシーンで活躍し、ステイタスとしての魅力も抜群。まさに一生モノとよぶにふさわしいモデルと言えるでしょう。

宇宙の美しさを表現「スターウォーカー」

スターウォーカー万年筆2本全体を写している様子

モンブランが打ち出した、宇宙をイメージしたモダンなデザインのシリーズ、スターウォーカー。
このシリーズは「宇宙から地球の美しさ」や「宇宙に浮かぶ星々」をモチーフとしており、近未来的なデザインをしています。また、モンブランのシンボルであるホワイトスターはドームの中に浮かんでいるかのように施されており、スターウォーカー特有のものになっています。
その機能にも特有のものがあり、書き心地が気温や気圧に左右されないよう優れモノ。スタイリッシュなフォルムとその高機能性は、主に若年層に高い人気を博しており、エントリーモデルとも言えるシリーズです。

スターウォーカー万年筆と宇宙を写している様子

宇宙をイメージさせる黒や銀色の色合いが多いスターウォーカーですが、その中でもボディに美しい青色が採用されているのが、ブループラネットシリーズです。地球の持つ水の美しさ、偉大さが表現されており、完売する店続出の大人気モデルです。

真珠の華々しさ「ミューズエディション」

ミューズエディションの万年筆2本写している様子

世界的女優であるマリリンモンローをイメージして作られたモデル。
彼女の象徴とも言える、フェラガモのピンヒールをイメージした細身のフォルムをしています。色合いは、映画「七年目の浮気」にて彼女が着ていた有名な白いドレスや、彼女のシンボルであったルビーチューズデーのリップが表現されています。
クリップには彼女の愛用していたパールがあしらわれており、モンブランの万年筆の中でも特に女性らしさが強調されている一本です。

童心にもどれる「マイスターシュテュック Le Petit Prince(星の王子さま)」

マイスターシュテュック万年筆全体とペン先を拡大して写している様子

このシリーズは、同タイトルの小説をモチーフにしており、そのストーリーをなぞったデザインを採用しています。登場人物の逸話や象徴的な星々が万年筆を使って大いに表現されており、持つひとを童心に帰らせてくれます。
特徴的なのはペン先で、モンブランの万年筆特有の「4810」の数字とともに、愛すべき「王子さま」が刻印されています。
バラを表す濃い赤色と、星々を表す金色のコントラストは、持つひとに格別の個性を与えてくれるでしょう。

 

 

まとめ「世界最高峰の万年筆」

モンブラン万年筆とインクを写している様子

当記事ではモンブランの万年筆についてまとめました。モンブランの万年筆なら、一本持つだけでビジネスの自信とやる気を底上げしてくれること間違いなしでしょう。万年筆は一生使っていけるパートナーとも言える存在です。ぜひ1本手に取って、あなたの品格、自信をグレードアップしましょう。