
太陽・地球・月が一直線に重なる夜、月は深紅へと姿を変えます。2026年3月3日20時04分、日本全国で観測予定の皆既月食。その神秘的な瞬間をテーマに、シチズンのアテッサコレクションから数量限定シリーズ「Shades of Red(シェイズオブレッド)」が発表されました。
ラインナップは、フラグシップモデルの『CC4077-71Z』(世界1800本限定)とルナプログラム搭載モデル『BY1005-73Z』(世界2200本限定)の2種。それぞれ、夜空に浮かぶ月がゆっくりと赤く染まり、「ブラッドムーン」へと変わる幻想的な情景を、そのダイアルと外装で巧みに表現しています。本記事では、その魅力を詳しく解説していきましょう。
※両モデルとも、発売は2026年2月26日を予定しています。
皆既月食間近!ブラッドムーンを体現する『CC4077-71Z』と『BY1005-73Z』
「Shades of Red」に属する『CC4077-71Z』『BY1005-73Z』は、ともにブラッドムーンをテーマに掲げながら、それぞれ異なる技法によって豊かな月の表情を描いています。もちろん、アテッサならではの優れた実用性はそのまま。まずは両モデルに通底する魅力から紐解いていきましょう。
皆既月食の赤い月「ブラッドムーン」を映す特別なダイアル
両モデルに共通する最大の魅力は、2026年3月に訪れる皆既月食の赤い月「ブラッドムーン」をテーマに据えたダイアルにあります。夜空に浮かぶ神秘的な赤を、腕時計という小さな世界に凝縮しています。

『CC4077-71Z』は白蝶貝をベースに、月を思わせるパターンが施された赤い文字板を重ね、大胆にブラッドムーンの神秘的な表情を演出しています。さらに、ベースモデルに共通するサファイアベゼルも赤く蒸着することで、奥行きと統一感のある色彩を表現。光の角度によって艶やかに表情を変え、静かな深みを感じさせます。

一方『BY1005-73Z』は層を重ねたインクジェット印刷により、月面のざらりとした質感まで描写。荒々しさを帯びた赤が印象的です。その上に、金属部を重ねた多層構造によって、文字盤全体に立体感が生まれています。同じブラッドムーンという題材でも、アプローチは対照的。その違いを楽しめる点こそ、本コレクションの醍醐味といえるでしょう。
宇宙の闇を思わせるデュラテクトDLCケースの存在感

両モデルはケースやブレスレットに、シチズン独自の「スーパーチタニウム」を採用しています。チタンにシチズン独自の表面硬化技術である「デュラテクト」を施した素材であり、ステンレスと比べて約40%軽く、5倍以上の表面硬度を有している点が特長です。軽量で耐食性にも優れ、普段使いでも扱いやすい実用性を備えています。

さらに両モデルには、ブラックカラーのデュラテクトDLCを使用することで、外装は深い黒へと統一。真っ黒な宇宙空間を思わせるトーンが、ダイアルに描かれたブラッドムーンの赤をより鮮烈に際立たせます。
赤と黒の強いコントラストが生む緊張感。視覚的なインパクトと高い機能性を兼ね備えた外装こそ、本コレクションを支える重要な要素です。
普段使いにも頼れる充実の基本スペック

幻想的なブラッドムーンの表現に目を奪われますが、両モデルは性能面でも妥協がありません。心臓部にはシチズン自慢の光発電エコ・ドライブを搭載。太陽光や室内のわずかな光を電気に換え、時計を動かし続ける独自技術です。定期的な電池交換が不要な点も魅力となっています。加えて、標準電波もしくはGPS電波受信機能を持ち、受信可能な環境であれば、常に正しい時間が表示されます。

またパーペチュアルカレンダーやデイ&デイト表示、ワールドタイム機能を備え、日常生活からビジネスシーンまで幅広く活躍します。さらに10気圧防水や耐磁1種、耐メタルアレルギー仕様といった安心感も確保し、あらゆるシーンでユーザーをサポートしてくれるでしょう。
「Shades of Red」2モデルそれぞれの個性に迫る
Shades of Redに属する2モデルは、シチズン アテッサの人気作がそれぞれモチーフとなっています。フラグシップである『CC4077-71Z』は世界限定1800本、『BY1005-73Z』は世界限定2200本のみの販売となるため、アテッサのファンにとって見逃せない存在となるでしょう。その魅力を1本ずつ確認していきます。
【世界限定1,800本】大胆なデザイン性と優れた機能性が魅力『CC4077-71Z』
白蝶貝が生む神秘的なブラッドムーンダイアル

『CC4077-71Z』は、ダイアルとベゼルを赤く染め、表情全体を赤い月に仕立てた大胆なデザインを採用しています。インデックスや針はあえてシンプルに整え、優れた視認性を確保。インダイアルの針やメモリにはホワイトの夜光を配し、力強い赤とのコントラストを高めています。

ケースはブラックチタン仕様で重厚な印象を演出。サファイアガラス製ベゼルは裏側にダークレッド、都市名にシルバーの蒸着を施し、機能性とデザイン性を両立。さらにブレスレットは、コマごとに丁寧な表面加工を施しつつ、ブラックチタンで統一することで世界観を統一。三つ折れ方式の留め金により、安定した装着感も確保しています。
存在感を楽しめる『CC4077-71Z』の使い心地
『CC4077-71Z』は
- ケース径:44.6mm
- ケース厚:15.4mm
と存在感のあるサイズです。大胆なフォルムだからこそ、白蝶貝が生むブラッドムーンダイアルの幻想的な表情を存分に味わえます。腕元で放つ迫力は格別でしょう。

一方でスーパーチタニウムを採用することで、重量はわずか111gに抑えられています。サイズや多機能性からは想像しにくい軽やかさです。さらに細かく構成されたブレスレットのコマが手首にしなやかに沿い、優れたフィット感を実現。長時間の着用でも負担を感じにくい仕上がりとなっています。
プライベートシーンを中心に、力強い個性を発揮する腕時計といえるでしょう。
正確性を極めたサテライト ウエーブ GPS搭載
『CC4077-71Z』は、アテッサの中でもフラグシップ機にあたり、優れた機能性を有しています。例えば、「サテライト ウエーブ GPS」を搭載しており、上空約2万kmを周回するGPS衛星から位置情報と時刻情報を取得可能。万が一受信できない状況でも、月差±5秒という高い精度を有しています。安定感は抜群であり、精度に不安を感じる場面は少ないでしょう。
さらにクロノグラフ機能も備え、細かい時間計測にも対応しています。
【世界限定2,200本】扱いやすさとロマンを追い求めた『BY1005-73Z』
月面の質感まで描く『BY1005-73Z』の造形美

『BY1005-73Z』は、ダークレッドのダイアルにインクジェット印刷を重ねることで、ブラッドムーンを彷彿とさせる模様やざらつき感を描写しています。ただ赤いだけではなく、月面の陰影や質感まで感じさせる味わい深いダイアルです。
また本作の象徴ともいえるムーンフェイズ表示にも、赤い月を採用することで特別感を演出。夜空に浮かぶブラッドムーンと月の満ち欠けを腕元で楽しめる、ロマン溢れる仕様となっています。
ロマンと精度を両立した機能美

『BY1005-73Z』最大の魅力は、独自のルナプログラムを搭載したムーンフェイズ機能にあります。
電波受信した日付情報をもとにムーブメント内部で月齢を自動計算し、6時位置に正確な月相を表示。手動調整の手間を省いた高精度な仕組みです。さらに北半球・南半球の月齢表示を切り替えられる点も魅力であり、今回のブラッドムーンというコンセプトに相応しい、月のロマンを詰め込んだ性能といえるでしょう。
日常に寄り添う絶妙なサイズバランス
『BY1005-73Z』は
- ケース径:41.5mm
- ケース厚:10.8mm
と扱いやすいサイズ感にまとめられています。過度な主張を避けつつ、ブラッドムーンのロマンを腕元で無理なく楽しめる絶妙なバランスです。

またスーパーチタニウムの採用により、重量は約89gと非常に軽量。長時間の着用でも負担を感じにくく、優れたフィット感を実現しています。さらに全体をブラック基調で統一しているため、ビジネスシーンでのシャツスタイルなどにも合わせやすい印象です。
皆既月食「ブラッドムーン」を腕元で体感する限定モデル
『CC4077-71Z』と『BY1005-73Z』は、2026年3月の皆既月食をテーマに、それぞれ異なる手法でブラッドムーンを表現した限定モデルです。白蝶貝とサファイアベゼルで深みを描いた前者と、インクジェット印刷とルナプログラムで月の質感を追求した後者。いずれもブラックチタン外装とエコ・ドライブをはじめとする高性能を有し、デザインと実用性を高い次元で両立しています。
幻想的な赤い月を、腕元で体感してみてはいかがでしょうか。
この記事の監修




