
ハミルトンの「カーキ フィールド マーフ」は、映画『インターステラー』のために製作された時計をルーツとするコレクションです。劇中では父と娘をつなぎ、物語の核心にも関わる重要な役割を果たしました。
今回ご紹介するのは、ケース径38mmのマーフウォッチに加わった、ディープブルーダイアルの新作モデルです。恒星間彗星から着想を得たダイアルは、鮮やかなブルーから深いブラックへと移ろう神秘的な色彩を描いています。
またカテドラル型針やヴィンテージ調のアラビア数字など、マーフウォッチらしい意匠も健在です。さらに約80時間駆動する自動巻きキャリバー「H-10」を搭載し、普段使いに適した性能も備えました。
本記事では、メタルブレスレット仕様の『H70405140』および、レザーストラップ仕様の『H70405740』に共通する魅力や、それぞれの印象の違いをご紹介します。
『インターステラー』の世界を腕元で楽しみたい映画ファンも必見のモデルですので、ぜひ最後までご一読ください。
※本記事で登場する商品価格は、2026年9月時点のものです。最新価格は各商品ページをご確認ください。
数々の映画作品を時計で支えてきたハミルトン

ハミルトンは、1892年にアメリカで創業した時計ブランドです。鉄道時計や軍用時計の製造を通じて技術を磨き、現在はアメリカンスピリットとスイスの時計製造技術を融合させた腕時計を展開しています。
また、1932年に公開された映画『上海特急』を皮切りに、ハミルトンの時計は500以上の映画やテレビ番組・ゲームなどに登場してきました。完成した時計を提供するだけでなく、登場人物や物語に合わせたプロップウォッチも製作しています。
時計を単なる小道具にとどめず、登場人物の個性や作品の世界観を表現する存在として活用してきたハミルトン。その豊かな個性を象徴する一本が、『インターステラー』に登場したマーフウォッチです。
映画『インターステラー』で父娘をつないだ特別な腕時計「マーフウォッチ」
マーフウォッチは、クリストファー・ノーラン監督による2014年公開のSF映画『インターステラー』のために、ハミルトンが特別に製作した腕時計です。

劇中では、主人公ジョセフ・クーパーが娘のマーフに残した時計として登場します。離れ離れになった父娘をつなぐだけでなく、時空を超えて重要な情報を伝える役割も担っており、物語の核心に関わる存在となりました。
この映画公開から5年後の2019年、ファンの熱意もあって、プロップウォッチのデザインを42mmケースで再現した「カーキ フィールド マーフ」が製品化されます。その秒針には、物語が大きく動いたタイミングのマーフのセリフ「Eureka(わかった)!」を表すモールス信号がプリントされるなど、作品を意識した意匠も取り入れられました。

2022年には、デザインの魅力を受け継ぎながらケース径を38mmへと小型化したバリエーションモデルが登場。より幅広いニーズに応えるコレクションとなりました。そして、今回の新作では、この38mmモデルが宇宙を思わせるブルーの装いへと進化しています。
ディープブルーをまとったマーフウォッチ38mmに共通する魅力を解説
新たに登場した『H70405140』と『H70405740』は、装着部分を除いて共通のデザインと性能を備えています。
ここからは、宇宙を舞台とする『インターステラー』の世界観とも重なる、両モデルの魅力を詳しくご紹介しましょう。
『インターステラー』の世界観を思わせるディープブルーダイアル

新作の大きな特徴は、恒星間彗星から着想を得たブルーダイアルです。中央には明るく鮮やかなブルーを配し、外周へ向かうにつれてブラックへ溶け込むようなグラデーションを描いています。
輝く中心部は、宇宙空間に漂うイオン化ガスの煌めきを表現したものです。外周の深い色合いとの対比により、星々の間に広がる虚空を思わせる奥行きが生まれました。宇宙を舞台とする『インターステラー』の世界観とも重なり、映画ファンの心を引きつける表情に仕上げられています。

またダイアル表面には、星屑から着想を得た細かな粒状の質感も施されています。光を受ける角度によってブルーの濃淡や質感が変化し、宇宙を思わせる神秘的な表情を楽しめるでしょう。
一方、インデックスや外周のミニッツスケールには、日に焼けたようなベージュ系のカラーを採用。近未来的なブルーとヴィンテージ調の色使いが調和し、マーフウォッチの新たな魅力を引き出しています。
なお、残念ながら秒針に刻まれる「Eureka」のモールス信号は、42mmモデルならではの仕様であり、本作を含む38mmモデルには採用されていません。
ヴィンテージ感を漂わせるマーフウォッチらしいデザイン

ダイアルには、マーフウォッチを象徴するカテドラル型の時分針とアラビア数字インデックスが受け継がれています。そこにスーパールミノバが施されており、暗所での視認性にも配慮された構成です。
ケースサイズは、ケース径38mm、ケース厚11.1mmに設計されています。2019年に製品化された42mmモデルに比べ、取り回しが良くなり、幅広いスタイルに取り入れやすいサイズになったいえるでしょう。

またステンレススティール製ケースには、鏡面仕上げの滑らかなベゼルと、ヘアライン仕上げを中心とした外装を組み合わせています。異なる仕上げのコントラストが、シンプルな造形に立体感を与えました。
さらに、ケース側面からラグにかけて流れる曲線も印象的です。丸みを帯びたベゼルと細身のラグがクラシカルな雰囲気を生み出し、往年のフィールドウォッチを思わせる意匠を現代的なサイズで楽しめます。
約80時間駆動の自動巻きキャリバー「H-10」と充実した実用性

両モデルには、自動巻きキャリバー「H-10」が搭載されています。パワーリザーブは約80時間に達し、十分に巻き上げた状態であれば、約3日間にわたって駆動する設計です。
金曜日の夜に外しても月曜日まで動き続けることが期待できるため、複数の腕時計を使い分ける場合にも便利でしょう。長時間駆動によって、時刻を合わせ直す手間を抑えられます。
また、ムーブメントにはニヴァクロン™製ヒゲゼンマイを採用。磁気や温度変化、衝撃による影響を軽減し、安定した動作を支えています。

風防には反射防止加工を施したサファイアクリスタルを使用し、傷が付きにくく視認性にも優れた仕様です。さらに10気圧防水を備えているため、日常生活で水に触れる場面にも対応できます。
ケースバックは、内部の自動巻きムーブメントを眺められるシースルー仕様です。機械式時計ならではの動きや、ハミルトンのロゴを配したローターまで鑑賞できます。
装着スタイルで異なる表情を楽しめるマーフウォッチ38mmの2モデルをご紹介
今回登場した2モデルは、ダイアルやケース、ムーブメントなどの基本仕様を共有しながら、メタルブレスレットとレザーストラップによって異なる表情を見せます。
ここからは、それぞれの魅力を詳しくご紹介しましょう。
メタルブレスレットでモダンに仕上げた『H70405140』

『H70405140』は、ステンレススティール製ケースに同素材の3連ブレスレットを組み合わせたモデルです。
ブレスレットはヘアライン仕上げを基調としており、ケースから滑らかにつながる一体感のあるデザインに仕上げられています。落ち着いた金属の質感が鮮やかなブルーダイアルを引き立て、マーフウォッチのヴィンテージ調の意匠にモダンな印象を加えました。

レザーストラップ仕様と比べてスポーティな雰囲気が強く、カジュアルな服装に合わせやすいことも特徴です。また汗や水分が付着した際に手入れしやすく、普段使いにも適しています。

バックルには、スムーズに着脱できるフォールディングクラスプを採用。さらに専用工具を使わずにブレスレットを取り外せるEasy Clickシステムにも対応しています。
幅広い服装に取り入れられる一本を求める方や、ディープブルーダイアルの現代的な魅力を楽しみたい方におすすめです。
ブラックレザーストラップでクラシカルに彩る『H70405740』

『H70405740』は、ブラックのカーフレザーストラップを組み合わせたモデルです。
ストラップの表面には型押し模様が施され、両端にはコントラストの効いたホワイトステッチがあしらわれています。ブラックレザーの引き締まった表情に明るいアクセントを加えながら、ヴィンテージ調のインデックスやカテドラル型針とも美しく調和しました。

メタルブレスレット仕様よりクラシカルで落ち着いた雰囲気があり、ジャケットを取り入れた上品な装いにもなじむでしょう。またブラックレザーがダイアル外周の深い色合いとつながり、中央に広がる鮮やかなブルーを引き立てています。
バックルには、シンプルで扱いやすいピンバックルを採用。映画と結びついたマーフウォッチの物語性や、ヴィンテージ感のある佇まいを重視する方におすすめです。
ハミルトンの保証

ハミルトンの腕時計には、購入日から2年間の国際保証が付帯しています。期間内に材料上または製造上の不具合が確認された場合は、保証規定に基づく無料修理の対象です。
また、保証は世界各国で利用できるため、海外へ腕時計を持ち出す機会が多い方にとっても心強い制度といえます。保証を受ける際には、販売店名や購入日、時計の品番が記載された保証書が必要です。
なお、通常使用による摩耗や事故による損傷などは、保証の対象外となります。あらかじめ保証内容を確認しておくことで、購入後も安心してマーフウォッチを楽しめるでしょう。
『インターステラー』ファンなら見逃せないマーフウォッチ38mmを心ゆくまで堪能しよう!

劇中で時空を超えて父と娘をつないだマーフウォッチは、単なる小道具にとどまらず、『インターステラー』の物語を象徴する存在となりました。その意匠を受け継ぐ38mmモデルに、宇宙の神秘を思わせるディープブルーダイアルの新作が加わっています。
ダイアルには、恒星間彗星から着想を得たブルーからブラックへと移ろうグラデーションを採用。またカテドラル型針やヴィンテージ調のインデックスが、従来のマーフウォッチらしい佇まいを伝えています。
さらに、約80時間駆動の自動巻きキャリバー「H-10」や10気圧防水を備え、普段使いしやすい実用性も確保しました。
『インターステラー』の世界に心を奪われた方にとって、宇宙の神秘と物語の余韻を腕元で楽しめる今回のマーフウォッチは、見逃せない存在です。
好みの装いに合う一本を選び、作品へ思いを馳せながら、ぜひ着用してみてください。
※本記事で登場する商品価格は、2026年9月時点のものです。最新価格は各商品ページをご確認ください。
この記事の監修

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時計は単なる時間を知るためのツールではなく、個性やスタイルを表現する大切なアイテムであるという信念のもと、ハラダではお客様一人ひとりのライフスタイルに合った時計を提案し、長く愛用できる商品選びをサポートしています。
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