セイコーは最大級の国産腕時計ブランドとして人気があります。しかし、セイコーの腕時計はブランドもモデルも種類が豊富なため、どれを選べばよいか分からない方もいるかもしれません。
この記事では、セイコーで特におすすめの腕時計として、高級腕時計の正規販売店ハラダの人気のモデルをランキング形式で紹介します。コレクションごとのTOP3から、気に入るモデルを探してみてください。
※ランキングは2023年1月1日～11月30日までの各商品ページへのアクセス数ランキングです。
日本が誇る時計メーカー「セイコー」の魅力
国産時計メーカーを選ぶ際は、日本が世界に誇る時計メーカー・セイコーが選択肢に入ります。まずはセイコーの特色や、魅力となるポイントをチェックしてみましょう。
革新的な技術力と独創性
セイコーの魅力の一つは、革新的な技術力と独創性です。セイコーは1881年の創業以来、業界のパイオニアとして常に時計業界を先導してきました。
セイコーは1969年、クオーツ式腕時計の先駆け「クオーツ アストロン」を発売し、腕時計の電子化に大きく貢献しました。
その後も、スプリングドライブ（1999年）やワールドタイムソーラー電波時計（2005年）など、独自の技術を次々と生み出し、パイオニアブランドのひとつとしての確固たる立ち位置を築いています。
関連記事
高い精度を誇るムーブメント
セイコーの腕時計は、高い精度を誇るムーブメントに定評があります。クォーツ式ムーブメントは世界でも高いレベルの精度を誇り、年差わずか±5秒を実現するモデルも存在するほどです。
また動力にぜんまいのほどける力、調速にクォーツを用いたスプリングドライブも、セイコー独自のメカニズムを楽しめるムーブメントとして人気を集めています。
さらに、セイコーは機械式やクオーツ式だけでなく、標準電波を受信する電波修正腕時計や衛星電波時計についても、精度の追求を続けてきました。ムーブメントの精度へのあくなき追及は、セイコーの哲学ともいえるでしょう。
幅広いニーズに応えるブランド展開
セイコーは、時計ユーザーの幅広いニーズに対応できるメーカーです。以下のように、タイプの異なる9ブランドを展開しています。
・キングセイコー
・プロスペックス
・アストロン
・プレザージュ
・セイコー ルキア
・5スポーツ
・ドルチェ&エクセリーヌ
・ブライツ
・セイコーセレクション
上記9ブランドは、それぞれが個性的な魅力を発揮しています。エレガントなラインからカジュアルなスポーツウォッチに特化したラインまで、ユーザーが用途や好みに合わせて選びやすいのがセイコーの魅力です。
なおグランドセイコーについては2017年よりセイコーブランドから独立しており、独自の路線でハイエンドモデルを展開しています。
おすすめのセイコー ランキング【キングセイコー】
キングセイコーは、1961年に誕生したセイコーの機械式時計ブランドです。セイコーのハイエンドラインに位置し、22年に復刻されてからは、幅広いコレクション展開が行われてきました。
キングセイコーの誕生当時よりのブランドコンセプトは、性能・デザイン・品格とあらゆる要素を高次元で追い求めることです。ハラダの人気モデルTOP3の特徴からは、特に評価されたモデルが分かるでしょう。
現在、株式会社ハラダではキングセイコーのストラッププレゼントキャンペーンを実施しております。詳しくは以下のページをご覧ください。
1位 SDKS015
SDKS015は、2023年3月に誕生したセイコーウオッチサロン専用モデルで、1965年に発売された2代目キングセイコーの「KSK」のデザインが継承されたモデルです。ナチュラルな高級感が漂うルックスも魅力で、ホーンホワイトと呼ばれる落ち着いたカラーリングのダイヤルを特徴としています。クラシカルな雰囲気を残しつつ、視認性にも配慮して作られています。
キャリバー 6R55を搭載しており、日差+25秒〜-15秒の高い精度を誇ります。パワーリザーブも約72時間（約3日）と、週末の間着用していなくても動き続けてくれます。10気圧防水なので、生活上の水ぬれを気にする心配がありません。
詳しくは以下の記事でも紹介しているのであわせてご覧ください。
【セイコー】キングセイコーから絹目仕上げのホーンホワイトダイアルが印象的な新型モデル「SDKS015」が誕生！従来モデルからさらに進化！
2位 SDKS013
SDK013は、セイコー腕時計110周年記念を祝ってリリースされた限定モデルです。世界で1,200本、国内では500本しか販売されていません。裏ぶたには「Limited Edition」の文字とシリアルナンバーが刻印されていて、メモリアルな雰囲気を味わえます。
デザインの特徴は、亀の甲羅を思わせる文字盤です。キングセイコーがかつて製造されていたのは亀戸の第二精工舎であるため、歴史に対するリスペクトも感じ取れます。
日差+25秒〜-15秒、パワーリザーブ約70時間のキャリバー 6R31を搭載しており、スペック面にも不安がありません。なお、SDK013はメタルブレスレットのモデルですが、カーフスキンの替えバンドも付属しています。
【1,200本限定】SDKS013 SEIKO セイコー キングセイコー
3位 SDKS001
SDKS001は、キングセイコーの傑作機「KSK」をデザインベースとした復刻モデルです。2022年のキングセイコーの復活にあたり、ファーストリリースモデルとして登場しました。カラーリングがシルバートーンで統一されているのが特徴で、ケースだけでなく、文字盤からインデックス・針に至るまで同系色にまとめられています。
シンプルだからこそ美しく高級感があり、普遍性が高いルックスを実現しているモデルの典型といえるでしょう。幅広いコーディネートに合わせやすく、さまざまなシーンにマッチします。ムーブメントはキャリバー 6R31で、スペックはSDK013と同じです。
詳しくは以下の記事でも紹介しているのであわせてご覧ください。
【キングセイコー SDKS001】シルバートーンで統一された使いやすい定番モデル
おすすめのセイコー ランキング【プロスペックス】
プロスペックスは、ダイビングやスポーツなどアウトドアシーンに対応するモデルを展開するブランドです。スポーティでおしゃれなデザインとプロ仕様の機能性が光る腕時計は、アクティブな人々から愛され続けています。
プロスペックスは揺るぎない信念の下、ひたむきに前進する人を応援するブランドです。メジャーリーガー大谷翔平選手がアンバサダーに任命されているため、野球ファンの方も必見のシリーズではないでしょうか。ハラダでの人気TOP3は、いずれもダイバーズライン「ダイバースキューバ（Diver Scuba）」でした。
1位 SBEJ009
SBEJ009は、セイコーの初のGMT機能付きメカニカルダイバーズウオッチとして誕生しました。シックなグリーンカラーを採用しており、プロスペックならではのスポーティかつおしゃれなデザインはもちろん、機能性にも魅力があります。大谷翔平選手がアンバサダーとして、各媒体で着用していたモデルであり、その人気は圧倒的です。
GMT機能付きのキャリバー 6R54を搭載しており、第2時間帯の表示が可能です。精度は日差+25秒～-15秒、パワーリザーブも約72時間（3日間）と長く作られています。
200m潜水用防水の他、逆回転防止ベゼル・ねじロック式りゅうずなど、ダイバーズウォッチとしての機能性も十分です。
SBEJ009 SEIKO セイコー プロスペックス Diver Scuba
2位 SBPK001
ダイバースキューバ SBPK001は、セイコーが初めてソーラーGMT機能を搭載したダイバーズウォッチです。駆動がソーラー式で電池交換が不要な上、24時針（GMT機能）との組み合わせにより、利便性の高いモデルが実現しました。
精度は平均月差±15秒、駆動期間はフル充電時約9カ月間です。過充電防止機能やカレンダー連動時差修正機能など、忙しい現代人の手を煩わせない工夫が随所に見られます。深いグリーンのカラーリング、落ち着いた色味の服装にもなじむでしょう。
SBPK001 SEIKO セイコー プロスペックス Diver Scuba
3位 SBDJ051
ダイバースキューバ SBDJ051も、上記モデル同じソーラーモデルです。ソーラー発電により電池交換の手間を抑え、駆動期間はフル充電時約10カ月間と長く作られました。平均月差±15秒という精度の高さも魅力です。
カレンダー（日付）機能・逆回転防止ベゼルなど多数の機能を備え、高スペック・多機能なモデルを探している方も満足できるでしょう。見た目はブラックのダイヤルにドットインデックスと、シンプルかつ使いやすいダイバーズウォッチに仕上げられています。
SBDJ051 SEIKO セイコー プロスペックス Diver Scuba
おすすめのセイコー ランキング【アストロン】
アストロンは、2012年に誕生したGPSソーラーモデルを起源とするブランドです。1969年に誕生した量産型クオーツ腕時計「クオーツ アストロン」から名付けられました。未来を切り開く腕時計を追求し、正確性を追求し続けています。
2022年には、次世代のリーダー向けに作られたネクスター（NEXTER）シリーズが誕生しました。洗練されたスタイリングで人気を集めるネクスターシリーズは、ハラダで人気のアストロンTOP3を占めています。
アストロンについては以下の記事でも詳しく紹介しているのであわせてご覧下さい。
1位 SBXY061
ネクスター SBXY061は、チタンケースのソーラー電波モデルです。コンパクトな8角形ベゼルや厚さ1cm以下のスリムなケース、90gという軽量さが、洗練されたネクスターのスタイルを存分に表現しています。クリスタルをイメージしたブルーダイアルもカジュアルな個性を演出してくれるでしょう。
標準電波を受信して時刻を修正できる上、電波を受信していないときでも平均月差±15秒と高精度です。フル充電から約9カ月（パワーセーブ時で約2年）も駆動するため、充電切れで不便な思いをする心配はほぼないでしょう。
SBXY061 SEIKO セイコー アストロン NEXTER
2位 SBXD013
SBXD013は、2023年に発売されたネクスターシリーズのニューデザインモデルです。ケース素材には SBXY061と同じくチタンが採用されました。純チタンの高級な質感を楽しみながら、高品質なムーブメントが刻む正確な時間表示により、快適に着けられる1本です。
SBXD013はSBXY061と違い、標準電波ではなくGPS衛星の電波を受信して時刻を修正するGPSソーラーモデルです。本来、GPSソーラーモデルに厚手の金属ケースは採用できませんが、新開発ムーブメントによってこのマッシブな見た目が実現されました。受信範囲は極めて広く、世界中のいずれの場所にいても正しい時間を確認できるでしょう。
SBXD013 SEIKO セイコー アストロン NEXTER
3位 SBXC107
3位にランクインしたのは、3個のサブダイアルを備えたワールドタイム機能搭載モデル「SBXC107」です。キャリバー 5X53を搭載し、GPS衛星の電波を受信して時刻を修正できる上、非受信時の平均月差は±15秒という高い精度を誇ります。
39タイムゾーンの表示が可能で、サマータイム（DST）機能も搭載しているため、海外によく行く場合は重宝します。豊富な機能とは裏腹にコンパクトで軽量な点も、SBXC107が人気を集める理由といえるでしょう。カラーリングはモノトーンカラーで、レッドの差し色がおしゃれです。
SBXC107 SEIKO セイコー アストロン NEXTER
おすすめのセイコー ランキング【プレザージュ】
プレザージュは、100年を超える腕時計づくりの伝統を継承し、日本の美意識を世界に発信するブランドです。高度な技術と独自性のあるダイヤルの素材には、職人のこだわりが光ります。
国産ブランドらしさを重視するなら、プレザージュの腕時計はニーズに合うでしょう。ハラダで人気のプレザージュTOP3を紹介します。
1位 SARX075
SARX075は、プレザージュを代表する機械式時計です。落ち着いた佇まいで、高スペックながらコンパクトという、バランスの良いモデルに仕上がっています。ムーブメントはキャリバー 6R35、精度は日差+25秒〜-15秒です。秒針停止機能、カレンダー（日付）機能も搭載されています。
ケースはサイズがコンパクトかつ端正な外観で、上品な落ち着きがあり、ブレスレットとよく調和しています。ホワイトダイアルには伝統も感じられる麻の葉模様が施されており、ささやかに個性を演出。スーツスタイルにも私服にも幅広く活用できる1本です。
2位 SARJ001
SARJ001は、プレザージュのハイエンドモデルです。高精度なメカニカルムーブメントのキャリバー 6R5Jを搭載しており、日差+25秒〜-15秒の精度に加え、パワーリザーブ約72時間（約3日間）を実現しています。
デザインの見どころはくり抜かれたダイヤルからムーブメントを鑑賞できるオープンハート仕様です。ボディカラーには日本の伝統色の一つ、光沢ある練絹を表現した「白練（しろねり）」が採用されました。
3位 SARY123
SARY123は、エレガントで洗練された雰囲気の機械式時計です。ムーブメントに採用されたキャリバー 4R35は、日差+45秒〜-35秒、パワーリザーブ約41時間のスペックとなっています。ベーシックラインの1種で、スタンダードな機能性は機械式時計の1本目にも向いています。
放射状に広がるグラデーションカラーダイヤル、美しく繊細なデザインを施したインデックスなど、デザイン上の工夫も見逃せません。裏ぶたからムーブメントが見えるシースルー・スクリューバックが、シンプルな腕時計に遊び心を与えています。
SARY123 SEIKO セイコー プレザージュ Basic Line
おすすめのセイコー ランキング【ルキア】
セイコー ルキアは女性をターゲットにしたレディース腕時計ブランドです。花をモチーフにした美しいデザインや、肌に優しく軽量なチタン素材など、デザイン性と実用性を兼ね備えた高品質なレディースウォッチを展開しています。
ルキアの腕時計は、女性への贈り物にもおすすめです。パートナーとセイコー時計を楽しみたいなら、ルキアの人気ランキングTOP3もチェックしておきましょう。
1位 SSVW221
SSVW221は2023年に発売された、国内900本限定のソーラー電波修正モデルです。限定モデルにふさわしく、希少なデザインが際立ちます。モチーフはアラビア数字と雪の結晶です。両者が文字盤というキャンバスの中でコラボレーションし、見る人の心をつかんで離しません。
ムーブメントにはキャリバー 1B32が採用され、精度は電波を受信していないときでも月差平均±15秒と高精度に作られています。駆動時間はフル充電から約6カ月間（パワーセーブ時で約1.5年）です。25タイムゾーンのワールドタイム機能が搭載されているので、海外によく行く女性にとって重宝するでしょう。
【900本限定】SSVW221 SEIKO セイコー ルキア
2位 SSVV086
SSVV086はSSVW221と同じ2023年発売の、国内1,100本限定モデルです。ワールドタイム機能も、同じく25のタイムゾーンに対応しています。ラボ・グラウンダイヤモンドを4カ所に配置した白蝶貝のダイヤルが、美しい光沢を放っている1本です。
ダイヤルに描かれた雪の結晶モチーフや、ラボ・グラウンダイヤモンドと交互に配置されたダイヤ形のインデックスが、甘すぎない輝きを演出しています。高級感とかわいらしさを併せ持つ腕時計に、魅了される女性は多いでしょう。
【1,100本限定】SSVV086 SEIKO セイコー ルキア
3位 SSVW223
SSVW223は、セイコー腕時計110周年を記念して製造された、国内で300本しか販売されていないソーラー電波修正モデルです。非受信時の平均月差は±15秒、駆動時間はフル充電時から約6カ月（約1.5年）と高いスペックを備えています。
ダイヤルには花びらの質感を思わせるパターンが施され、りゅうずにも花をモチーフにしたダークグレーのクリスタルガラスがセッティングされています。赤に彩られた12時位置のインデックスは、全体を引き締めてくれるアクセントです。
【300本限定】SSVW223 SEIKO セイコー ルキア
セイコーの確かな技術力を腕元で感じよう
革新的な技術力と独創性だけでなく、幅広いニーズに応えられるブランド展開もセイコーの腕時計が持つ魅力です。多種多様な好みやセンスに対応できるモデルを提供しているため、日常使い用からコレクション用、贈り物まで、欲しいと思う腕時計が見つかるでしょう。
ハラダの店舗では、セイコーブランドの腕時計を多数取り扱っています。紹介したランキングを参考に、確かな品質を感じられる1本を手に取ってみてください。
