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【グランドセイコー スプリングドライブ SBGC203】モノカラーでビジネスにも合わせやすいクロノグラフモデルを紹介

日本で初めての腕時計を生み出し、世界で初めてのクオーツ時計を作り上げたセイコー。
そして1960年に発表されたグランドセイコーは、「世界最高級の腕時計を作る」という決意から誕生しました。

2017年には派生ブランドとして独立し、最高レベルの実用腕時計ブランドとして各方面から高い評価を受けるまでに躍進したブランドです。

本記事では、そんな最高峰のブランド、グランドセイコーが自信をもって発表した、至極の一本といえる「SBGC203」をご紹介します。

 

 

【グランドセイコー スプリングドライブ SBGC203】の魅力

グランドセイコーSBGC203の文字盤アップ画像

ステンレスのケース・ブレスレットにブラックの文字盤と王道な組み合わせ。
その中でも文字盤デザインや内部のムーブメントにはブランドのDNAが存分に詰め込まれています。
魅力は挙げればキリがないのですが、以下の魅力を中心に深掘りしていきたいと思います。

  • シンプルで視認性も高いが、こだわりも見られるデザイン
  • 存在感抜群の堂々としたサイズ感
  • GMTを搭載した最高峰のスプリングドライブ

 

 

【グランドセイコー スプリングドライブ SBGC203】多機能でもスッキリとまとまった視認性の高いデザイン

グランドセイコーSBGC203を腕に着けた様子

まずは、本モデルこだわりのデザインについて見ていきましょう。

ランダムな配置でも見やすい文字盤のデザイン

GMT機能搭載のため、文字盤にはインダイアルが3つあります。
そして、パワーリザーブ表示機能と日付表示、細かい目盛りなど、どちらかといえば情報量の多い文字盤です。
しかもそれらはランダムな配置(ある程度規則正しく並んではいるものの)であるにもかかわらず、全体で見るとスッキリとまとまっており、高い視認性を確保しています。
ほしい情報をサッと読み取れる気持ちよさが魅力です。

ブラックの文字盤に映えるインデックスや赤のアクセントカラー

インデックスは、シルバーのバーインデックス。
ダイヤモンドのカット技術を研究して習得した多面カットを施し、夜光塗料は塗布されていないものの、時刻を読み取りやすいのが特徴です。

また、ブラックに映えるシルバーを各パーツに採用しつつ、アクセントカラーとなる赤も取り入れています。
この赤が時計全体のデザインの決め手といってもいいでしょう。
24時針の先と「GMT」の文字が濃い赤になっており、明るすぎない赤の色味も、グランドセイコーの『落ち着き』を壊さないポイントとなっています。

味気ないブラックの文字盤に工夫を凝らした本モデルは、ビジネスシーンでも浮かないかっこよさをしっかりと演出してくれる、間違いない一本です。

 

 

【グランドセイコー スプリングドライブ SBGC203】ベストなクロノグラフモデルのサイズ感

グランドセイコーSBGC203のりゅうずアップ画像

横43.5mm、縦51.2mmと、腕に着けたときの存在感は抜群のサイズです。
厚みも16.1mmと分厚く、ビジネスでのスーツスタイルや普段のカジュアルなスタイルにも主役となる時計に。

袖口への収まりはなかなかスッキリとはいかないものの、多機能なクロノグラフモデルでこれだけ整ったかっこよさなら、多少手元にストレスがかかろうが気持ちは常に満たされたままなのではないかと思います。

 

 

【グランドセイコー スプリングドライブ SBGC203】機能性

グランドセイコーSBGC203の厚みアップ画像

グランドセイコーは、国内に留まらず世界に誇る技術力をもったブランドです。
ここでは、本モデルの特筆すべき機能性についてお話しします。

GMT機能を搭載した最高峰のスプリングドライブ

グランドセイコー独自の技術、スプリングドライブ。
スプリングドライブとは、2004年からグランドセイコーの主要モデルに搭載されているムーブメントであり、セイコーが独自に開発した駆動機構です。

「動力」はぜんまいによる大きな力を、「制御システム」はクオーツ式のIC制御による高い精度をそれぞれ実現したもので、1999年に構想から20年の時を経て誕生しました。
電池やモーターに頼らず動き、クオーツ式と同等の正確さを実現した、まさに「いいとこ取り」のエンジンなのです。

 

SBGC203には、第二時間帯の時刻を表示させるGMT機能も付加されており、より複雑な構造をグランドセイコーならではの技術で作り上げた、最高峰のスプリングドライブが搭載されています。

 

世界に誇る高精度クロノグラフ「キャリバー9R86」

GMT機能に加え、ストップウォッチ機能を備えたスプリングドライブとして2007年に開発されたのが、「SBGC」シリーズに搭載されているムーブメント・キャリバー9R86。

機械式時計とクオーツ式時計のハイブリッドエンジンであるスプリングドライブは、それ自体が時計のつくりとして複雑なものですが、キャリバー9R86はここにストップウォッチ機能をさらに追加したものです。

より正確なストップウォッチとして機能させるために、クロノグラフ用のボタンに「READY/STARTモード」を採用。
半押しできるようになり、一回で押し込むよりも誤操作が少なく正確にスタートできるというものです。

ここまでの機能を一つにするグランドセイコーの熱意と匠の技が光るムーブメントといえます。

 

 

【グランドセイコー スプリングドライブ SBGC203】のメリット・デメリットは?

グランドセイコーSBGC203のバンドアップ画像

ここでは、本モデルにおけるメリットとデメリットについて挙げていきます。

メリット|豊富なバリエーションで複数本持って使い回してもいい

本モデルには豊富なバリエーションがあります。
このタイプが気に入ったら、複数本集めてシーンやスタイルに合わせて使い分けてみるのもいいのではないでしょうか。

例えば、ホワイトとシルバーで爽やかにまとめたモデルや、18kピンクゴールドのケースモデルなど、雰囲気の違ったバリエーションが揃っています。
ぜひそちらもチェックして、比較検討してみてはいかがでしょうか。

デメリット|デザイン性と大きさ

当然好みにもよりますが、デザインは大きく見ればスタンダードなデザインであり、強い個性というのはないといえるでしょう。
そのため、王道であり「究極の普通」が魅力のグランドセイコーのコンセプトに共感できる方には好まれますが、そうでない場合は、逆に退屈に感じてしまう瞬間もあるかもしれません。

さらに、大きさは比較的ゴツいために手首の細い方は手元の細さが逆に強調されてしまうこともあります。
とはいえ、誰が付けても大きすぎるということはありません。

 

 

【グランドセイコー スプリングドライブ SBGC203】バリエーションモデルのご紹介

今回ピックアップしたSBGC203の、バリエーションモデルを2つご紹介いたします。

SBGC205

SBGC205は、外装の素材にブライトチタンを採用したモデルです。
ブラックの文字盤に映えるゴールドの針とインデックスが非常に印象的。
ブラックとゴールドは嫌味なギラつきが出てしまうものもありますが、こちらは品の良さを保ったまま、グランドセイコーらしさも味わえる一本です。

SBGC223

SBGC223は、ジルコニア・セラミックスとブライトチタンを組み合わせて構成されたパーツのコントラストが特徴です。
それぞれのパーツの組み合わせが力強いデザインを強調し、その見た目からは想像できない、素材の特性を活かした軽い着け心地を実現しています。

 

 

まとめ

長年、高品質な実用時計を追求してきたセイコーがさらなる高みを目指して作り上げたブランド・グランドセイコー。
そのグランドセイコーが最高峰として発表しているこのシリーズは、あなたの人生に長く寄り添うベストアイテムとなり得ることでしょう。
まず文句なしの過不足ない仕上がりを、ぜひお手元で確かめてみてください。

 

 

グランドセイコーSBGC203 詳細スペック

外装

外装 デュアルカーブサファイア
ガラス材質 デュアルカーブサファイア
コーティング 内面無反射コーティング
ケースサイズ 43.5mm
ケース素材 ステンレス
腕周り長さ(最長) 201mm
厚み ステンレスとサファイアガラス
裏ぶた ステンレスとサファイアガラス
石数 50石
中留 ワンプッシュ三つ折れ方式

ムーブメント

ムーブメント Cal.9R86
駆動方式 スプリングドライブ
駆動時間 最大巻上時約72時間(約3日間)持続
精度 平均月差±15秒(日差±1秒相当)

機能

防水 日常生活用強化防水(10気圧)
耐磁 あり
重さ 16.1mm
その他 ・シースルーバック
・24時針(デュアルタイム表示機能)
・ねじロック式りゅうず
・ストップウオッチ機能(30分計・12時間計)
・秒針停止機能
・パワーリザーブ表示機能
・裏ぶた獅子の紋章つき
・スクリューバック (製造上の理由により、裏ぶたの向きには個体差があります)