【ボールペン、ローラーボール、ファインライナー】
逸品揃い!モンブランの人気ボールペン

名実ともに最高峰のブランド「モンブラン」

モンブランの設立は1906年。文具商、銀行家、エンジニアの3人で万年筆を製作したのがブランドのスタートとされています。当時の社名はシンプロ・フィラー・ペン。
モンブランという社名に変わったのは、マイスターシュテュックで最高峰の地位を確立した後の、1930年代に入ってからになります。その後ブランドは買収されリシュモングループの傘下に入りますが、様々なブランドの技術を吸収し、現在に至るまで独自の高品質な商品をリリースし続けています。
シンボルアイコンである「ホワイトスター」は、アルプスの最高峰であるモンブランの雪溶けに着想を得ており、筆記具の最高峰を誇るブランドを象徴しています。

最高峰を手軽に「ボールペン」

最高峰の万年筆のデザインや高級感をそのままに、手軽さを手に入れたのがモンブランのボールペンです。
万年筆に必要なインク補充やカートリッジ交換を簡単なリフィル(替え芯)交換に置き換え、手軽に使えるようになりました。カラフルな「PIX」に代表される万年筆にはないモデルもリリースされており、万年筆とは違った高級感を楽しめます。ローラーボールやファインライナーといったバリエーションもあり、価格帯も手頃。モンブランの代名詞とも言えるシリーズの一つです。

モンブランの万年筆とボールペン、どっちを買うべき?

代表的なモンブランのアイテム、万年筆とボールペン。そのどちらにも特徴や長所短所があります。ここでいくつかご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

万年筆の長所

・万年筆は一生モノ
万年筆は多くの部品からできておりそのどれもが交換可能です。そのため、メンテナンスさえ怠らなければ一生使えるペンだと言われています。
また、使うひとのクセにペン先が馴染んでくるので、長い時間をかけて自分だけのペンを作ることができます。

・長時間の筆記に向いている
万年筆は毛細管現象により、ペン先からゆっくりインクが流れてくるので、極めて弱い筆圧で文字を書くことができます。万年筆はその利点を生かして、司法試験等の多くの文章量を書くシーンで使用されています。逆に、筆圧が必要なカーボンシート等の複写には万年筆は向いていないので注意しましょう。

・漂う高級感。伝統、格式高さ
万年筆はその高級感や伝統ある雰囲気から、調印や契約などのフォーマルな場面で使われてきました。受け継がれてきたインク補充方法や、その威厳あるフォルムは、高級感とロマンを感じさせます。

万年筆の短所

・インク周りが不便
万年筆はボールペンに比べ、インク周りに不便が多くみられます。乾燥に弱かったり、定期的なインク補充が必要だったり、インク漏れの可能性があったりと、長く使っていくには定期的な手入れが不可欠です。

・衝撃に弱い
万年筆は衝撃に弱く、部品が壊れやすいのが難点です。特に貴金属でできているペン先は折れやすいた め、丁寧な使用を心がけなくてはなりません。

・コスト面
基本的に万年筆はボールペンより高価で、日々のメンテナンスでお金が必要になる場合があります。コレクションやたまに使う程度なら問題ありませんが、毎日使うならある程度の出費を覚悟しなければなりません。

ボールペンの長所

・手軽に使える
ボールペンは万年筆に比べその手軽さが特徴です。使う場所を選ばず、メンテナンス性の高さからいつでも気軽に使うことができます。インク交換が簡単なことも手軽さの一つと言えるでしょう。

・互換性の高さ
ボールペンは芯を替えることで、インクの種類やペン先の太さを替えることができます。状況や好みに合わせてカスタマイズできるのはボールペンならではの強みと言えるでしょう。

・コスト面
ボールペンは万年筆に比べ値段が安く、コストパフォーマンスに優れています。モンブランのボールペンはブランド力、高級感があるので、初めての高級筆記具にオススメです。

ボールペンの短所

・長時間の筆記に向かない
ボールペンはその仕組み上、文字を書くのにある程度の筆圧が必要です。長時間、筆圧をかけ続けていると腱鞘炎になることもあるので、文章量が多いシーンには向いていません。

・伝統の面では一歩劣る
万年筆に比べ、歴史が比較的浅いボールペンはどうしても伝統やロマンといった面で万年筆に劣ります。フォーマルな場面ではボールペンより万年筆の方がオススメされているのも事実です。

ここがポイント!モンブランのボールペン選び

モンブランのボールペンは種類が多く悩みがちですが、ポイントを押さえれば、自分の目的に合ったペンが必ず見つかります。
ここではモンブランのボールペンを選ぶポイントをいくつか紹介しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。

ポイント1.油性か水性か

モンブランのボールペンを選ぶとき、そのインクが油性なのか水性なのかが一つのポイントになります。
モンブランは油性ボールペンを「ボールペン」、水性ボールペンを「ローラーボール」と区別しており、商品名で確認することができます。
特徴として、油性はにじみにくく、筆圧の強さによって線の太さを変えることができます。
対して水性はにじみやすいですが、常に均等な太さの線を書くことができ、強い筆圧を必要としません。

ローラーボールだけの互換性として、ファインライナーというサインペンに似たリフィル(替え芯)を使うことができます。

ポイント2.ペン軸の太さ

万年筆にも言えることですが、モンブランの筆記具の強みとして「手へのフィット感の良さ」が挙げられます。モンブランはボディの太さを幅広くカバーしているので、自分に合った太さを選ぶことができれば、モンブランの世界最高峰の技術が作り出す抜群のフィット感を楽しめます。

ポイント3.ペン先の収納方法

ペン先の収納方法で選ぶのも一つのポイントです。伝統あるツイスト式、インク漏れを防ぎ先端を保護できるキャップ式、片手でペン先を出せるノック式など、それぞれに利点があります。服のどこに刺すのか、どんな時にボールペンを使うのか、しっかりイメージしてから選ぶのがオススメです。

ボールペンの人気モデルの数々

モンブランのボールペンにはマイスターシュテュックやスターウォーカーなど、万年筆でおなじみのシリーズはもちろん、PIXのようなボールペンにしかないシリーズも発表されています。ここではモンブランの誇る人気モデルの数々をご紹介します。

宇宙の美しさを表現「スターウォーカー」

宇宙をイメージしたモダンなデザインのシリーズ、スターウォーカー。
このシリーズは「宇宙から地球の美しさ」や「宇宙に浮かぶ星々」がモチーフで、メタルや黒色を中心とした色合いは、宇宙に浮かぶ星々の輝きを表現しています。
また、モンブランのシンボルであるホワイトスターは、ドームの中に浮かんでいるかのように刻まれており、スターウォーカー特有のものになっています。
人間工学に基づいて設計されたフォルムはスタイリッシュで扱いやすいため人気が高く、初めて高級筆記具を買うひとも含め、誰にでもおすすめで きるシリーズです。

これぞモンブラン「マイスターシュテュック」

モンブランがその名を世界に轟かすきっかけになった傑作「マイスターシュテュック」の名を冠したボールペンです。
傑作の持つ高級感と書き心地の良さはそのまま受け継がれており、抜群の使用感を誇っています。中でも、天然素材「プレシャスレジン」でできたボ ディは手触りが非常によく、筆記バランスにこだわったディテールと合わせて高い評価を得ています。
また、太めのル・グラン、昔ながらのクラシック、小さめのモーツァルトなど、幅広いサイズを選択できるのも魅力の一つ。
非常にシンプルな高級感あふれるデザインが採用されており、年齢を問わずあらゆるシーンで活躍できる1本です。

シンプルイズベスト「PIX」

PIXは洗練されたシンプルなデザインが特徴のシリーズです。
ドイツのデザイン教育機関の建築ムーブメントに影響されており、華奢なフォルムが採用されています。
ボールペン特有のシリーズで、モンブラン独自の優れた書き心地と握り込みのしやすさを細いフォルムの中で実現しています。
機能性のみを追求した無駄のないデザインと、豊富なカラーリングで若年層や女性の方でも気軽に使える、モンブランのエントランスモデルとも言えるシリーズです。

あの伝説的バンドを象徴「ザ・ビートルズ・スペシャルエディション」

往年の偉人たちをイメージして作られる、モンブランの1大シリーズ「リミテッドエディション」。その中でも一際カラフルなのがこの「ザ・ビートルズ」モデルです。伝説的アルバム「サージェント・ペパー」のジャケット写真で彼らが着ていた服の色がモチーフになっています。
話題性と格別の個性を手に入れられる1本です。

まとめ「モンブランはボールペンも最高峰」

当記事ではモンブランのボールペンについてまとめました。
モンブランのボールペンは万年筆に比べ気軽に使うことができるので、初めて高級筆記具を買うひとにぴったりだと言えます。
一本手に取って万年筆とは一味違った魅力を感じてみてください。