高級感のあるソーラー式腕時計を探しているなら、選択肢の一つにカシオの腕時計が挙がるでしょう。予算30万円前後なら、カシオの高級モデルに十分手が届きます。しかし、カシオの高級モデルには種類が多く、どれを選べばよいか悩むかもしれません。
本記事ではカシオの高級腕時計に限定し、30万円前後で買えるおすすめのシリーズやモデルを紹介していきます。
※本記事の内容は、2024年3月時点の情報です
予算30万円前後で買えるカシオの腕時計とは
カシオの場合、30万円前後は最高級クラスのモデルを選べる価格帯です。どのような腕時計が購入可能なのか、まずはカシオの価格相場や選べるシリーズの目安といった基本情報を解説します。
最高峰グレードのメタル素材G-SHOCKが選べる
G-SHOCKはリーズナブルな価格帯のモデルが多い印象ですが、30万円前後となると最高峰グレードの腕時計が選べます。代表的なモデルは、メタル素材G-SHOCKの最高峰シリーズ「MR-G」でしょう。
メタル素材を使ったG-SHOCKといえば、他にも10万円前後で購入できる「FULL METAL」や「MT-G」などもありますが、この「MR-G」は、30万円前後の予算でなければ購入できないものとなっています。まさに最上級モデルです。
スーツにも合うプレミアムな腕時計も選択肢に入る
G-SHOCKはスポーティな印象が強く、スーツスタイルに合わせるのに抵抗がある方も少なからずいらっしゃるかもしれません。しかし、30万円前後の予算であれば、ビジネスシーンにもマッチするシンプルなデザイン性の高機能モデルも選択可能です。例えば、エレガントなデザインで人気の「オシアナス」におけるフラグシップシリーズ「マンタ」も選択肢に入ります。
ビジネスシーンで使う腕時計をカシオで選ぶメリットは、高級腕時計で一般的な「機械式」の腕時計よりも薄型で、精度にも優れ、多機能なものが多い点にあるでしょう。
カシオの腕時計を30万円前後で買うのにおすすめのシリーズ2選
カシオの腕時計を30万円前後で購入するなら、先述した以下のシリーズがおすすめです。
・G-SHOCK MR-G
・オシアナス マンタ
この2つは、いずれもカシオの中で最高ランクに位置付けられるシリーズです。それぞれの特徴・コンセプトなどを詳しく解説します。
G-SHOCK MR-G
G-SHOCKにはメタル素材を使ったシリーズがいくつか存在しますが、その中でもMR-Gは最高峰に位置付けられます。「壊れないメタルウォッチ」をコンセプトにしており、見た目からも力強さを漂わせるシリーズです。
特徴の一つは、傷つきにくさと美しさを併せ持つケースを採用していることです。特に、「コバリオン」と呼ばれる高硬度合金が使用されているモデルはそれが顕著です。コバリオンは金属アレルギーを起こしにくい特性があり、人工関節など医療シーンでも活用されています。
さらに、パーツを細分化する独自構造「マルチガードストラクチャー」により、高い耐久性と見た目の美しさを両立させる構造を実現しています。
バリエーションとして青墨・赤備え・勝色（かちいろ）など、日本の伝統的な色をモチーフにしたものが多いことも特徴です。
オシアナス マンタ
30万円前後の予算なら、「オシアナス」シリーズの中でも上位クラスの「マンタ」も購入可能です。
オシアナスは海の神「オケアノス」に由来しており、デザインには海を思わせる青色が取り入れられています。
オシアナスの中でも、素材・デザイン・仕上げ全てにおいて最高水準をクリアしたフラッグシップモデルに「マンタ」の名が付けられます。大きな特徴はその薄さで、2007年6月の発売時には電波ソーラー式クロノグラフとして「世界最薄」を実現しています。
機械式の高級腕時計のようなエレガントさと、電波ソーラー式腕時計の薄さ・機能性を両立したシリーズです。
30万円前後の予算で買えるカシオのおすすめ腕時計6選
ここでは予算30万円前後で買えるカシオのG-SHOCK MR-Gやオシアナス マンタのおすすめ腕時計を紹介していきます。モデルや商品によってコンセプトやデザインなどが異なるため、違いをしっかりと把握しておきましょう。
カシオ オシアナス マンタ OCW-S7000A-2AJF
シアナス マンタのOCW-S7000A-2AJFは、世界限定1,200本に設定された希少モデルです。透き通るライトブルーのカラーリングが特徴的で、針とインデックスのゴールドのアクセントが高級感をプラスしています。ダイアルのグラデーションは下から上に向かうほど暗くなっており、見るほどに楽しい一本に仕上がっています。
S7000ライン共通の特徴は、ベゼルに施された実用可能なタキメーター刻印です。3つのインダイアルとの相乗効果で、エレガントさの中にもスポーティな印象を際立たせています。
以下の記事でもオシアナス マンタの「S7000」ラインについて解説しているので、ご参照ください。
HARADA｜【カシオ OCW-S7000】新作はスポーツスタイルを強調。オシアナスの新たな魅力を深掘り
カシオ オシアナス マンタ OCW-S6000-1AJF
オシアナス マンタ OCW-S6000-1AJFの特徴は、同シリーズトップクラスの薄さです。ケースの厚さは8.7mmで、オシアナスシリーズ史上最薄モデルとして登場しました。
ベゼルはサファイアガラスに24面のファセットカットが施され、ブルーカラーがよりきれいに見えるよう、加工・デザインされています。
もう一つの特徴は、ブラックの鏡面ダイアルです。ソーラー式腕時計の場合、発電の妨げになることから鏡面ダイアルは難しいとされていましたが、インダイアルで発電することでその問題を解消しています。ブラックの鏡面ダイアルは、美しさだけでなく視認性も高めています。
以下の記事にて、オシアナス マンタ OCW-S6000-1AJFをより詳しく解説しています。
HARADA｜サファイアガラスベゼルが幻想的にゆらめく最薄マンタ「OCW-S6000-1AJF」
カシオ G-SHOCK MR-G 勝色 MRG-B1000BA-1AJR
G-SHOCKのMRG-B1000BA-1AJRは、日本の伝統色である勝色（かちいろ）をモチーフにしたデザインが特徴です。勝色とは藍染や甲冑などに用いられる濃い紺色のこと。ブラックをベースに、アクセントとして伝統的なブルーが使用されています。
勝色シリーズは他にも、デザイン・価格帯が若干異なるB2000B-1AJRやB2000R-1AJRがあります。じっくり比較して自分好みの1本を選びましょう。
カシオ G-SHOCK MR-G 赤備え MRG-B2000B-1A4JR
G-SHOCKのMRG-B2000B-1A4JRは、戦国時代の「赤備え」をモチーフにしたデザインが特徴です。赤備えとは、武具の色を赤に統一した部隊編成のことです。ベゼルの刻印や文字板の各所に、赤備えの甲冑を思わせる伝統色「深紅（こきべに）」が使われています。
文字板の外周には扇や屏風をイメージしたデザインが採用されており、インデックスは日本刀の反りをイメージした曲面形状になっています。ゴールドのアクセントも印象的です。
MRG-B1000BA-1AJRやMRG-B2000B-1A4JRにあしらわれた日本の伝統色について、詳しくは以下の記事もご覧ください。
HARADA｜【オトコの個性を底上げ】日本の伝統色をあしらったカシオG-SHOCK「MR-G」を一挙にご紹介！
カシオ G-SHOCK MR-G MRG-B5000R-1JR
G-SHOCKのMRG-B5000R-1JRは、初代G-SHOCK「GDW-5000C-1B」を、MR-Gの品質で再現したモデルです。特徴であるゴールドカラーのサークルラインとレンガパターンを継承されており、ファン垂涎のモデルに仕上がっています。デジタル表示や着け心地に優れたフッ素ラバーバンドが採用されており、実用性の高さが魅力です。
カシオ G-SHOCK MR-G MRG-B5000B-1JR
同じくB-5000シリーズのMRG-B5000B-1JRは、初代G-SHOCKの「DW-5000C」を継承したブラックカラーにレッドのサークルラインが特徴。
外装はチタン素材で構成されています。ケースとバンドの両方にDLCコーティングを施すことで、見知ったデザインながら黒い宝石のような輝きを備えています。
以下の記事でB-5000シリーズの魅力と特徴を詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
HARADA｜【カシオ Gショック MR-G】オリジンを復刻したファン垂涎のB5000シリーズを一挙紹介
カシオの高級モデルの魅力はその多機能性
予算30万円前後なら、カシオの最高級シリーズG-SHOCK MR-Gや、オシアナス マンタも選択肢に入ります。カシオの高級腕時計の魅力は、そのデザイン性だけでなく、ソーラー充電システムや薄型設計などの「機能性」にもあるといえるでしょう。機械式の高級腕時計とは違った魅力を味わえるカシオの高級シリーズの中から、お気に入りの1本を見つけてみましょう。
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