10年後も魅力が色褪せないおすすめ腕時計ブランド3選 - 高級時計 正規販売店 ハラダHQオンラインショップ

10年後も魅力が色褪せないおすすめ腕時計ブランド3選

スピードマスタープロフェッショナル

「腕時計は安い買い物ではないから、何十年と長く愛用できるものを購入したい」とお考えの方もいるでしょう。何十年も愛用できるような、一生モノとなる腕時計は、ブランド名だけではなく、さまざまな点にこだわりが存在しています。

本記事では、長く愛用できるおすすめのブランドについてご紹介します。ぜひ参考にしてください。

長く愛され続ける腕時計ブランドの特徴5つ

ロンジン L2.678.4.11.0の全体図

日本、そして世界にはさまざまな腕時計ブランドがあり、どれにしようか迷っている方も多いかもしれません。長く愛され続ける腕時計ブランドの特徴には、以下の5つが挙げられるでしょう。もちろんこの他にも、さまざまな要素が混ざり合ってブランドの人気は確立されます。

・歴史、ステータス性がある
・機能性と芸術性を兼ね備えている
・さまざまな需要に応えるラインナップ
・充実のメンテナンス体制
・中古・アンティーク市場で人気

上記のポイントを理解しておくと、腕時計ブランドを選ぶ際に役立つでしょう。以下、それぞれの条件を詳しく解説します。

歴史、ステータス性がある

長く愛される腕時計ブランドの特徴として、歴史とステータス性が挙げられます。腕時計の世界には、時代を超えて愛され続けてきたブランドが存在します。例えば世界的に有名なパテックフィリップは、1839年にスイスで創業され、実に200年近くの歴史を誇るブランドです。

こうしたブランドの腕時計は、単なる「時間を見るための機能的なアイテム」にとどまらず、「ステータスの象徴」としても考えられます。特に深い歴史を持つ老舗ブランドは、今後も変わらぬ価値を保ち続けるでしょう。

オメガ スピードマスターのコンセプト画像

また一流のブランドには、腕時計の起源や歴史にまつわるエピソードなど魅力的なストーリーが多くあります。そうしたストーリーは、そのブランドならではの哲学を形作り、人々の心を掴む要因となっています。

機能性と芸術性を兼ね備えている

機能性と芸術性を兼ね備えているのも、長く愛され続ける腕時計ブランドの条件です。腕時計を長く愛用するためには、精度の高さや耐久性、防水性、耐磁性などの性能が重要になるでしょう。

また時計愛好家にとって、腕時計は単に時間を見るためだけではなく、見たり集めたりして楽しむ「芸術品」でもあります。一流ブランドの腕時計は、文字盤やケース、針、ベゼルなどの細部にわたって丹念な仕上げや装飾が施されており、精巧な製造技術が反映されていることが多いです。

グランドセイコー SLGH005のダイヤル

こういった時を超える芸術性は、腕時計に単なる実用品を超えた魅力を与えてくれる要素と言えるます。機能性芸術性を高い水準で兼ね備えてこそ、長く愛され続ける腕時計ブランドとなり得るでしょう。

さまざまな需要に応えるラインナップ

近年腕時計も多様化が進んでおり、その需要はさまざまに拡大しています。こういったニーズに応えられるようなバランスの良いラインナップも、愛されるブランドには欠かせないでしょう。例えばドレスウォッチやスタンダードな3針モデルだけでなく、スポーツウォッチやダイバーズウォッチなどのカテゴリも押さえているブランドが人気を高めています。

また、ラインナップが多岐にわたるブランドは、流行の影響を受けにくいと考えられます。時代の流れやトレンドの変化に柔軟に対応できるブランドこそ、長く愛用されるブランドとなり得るでしょう。

充実のメンテナンス体制

長く愛され続ける腕時計ブランドは、多くの場合「充実したメンテナンス体制」を整えています。昨今ではサステナビリティの概念が浸透しつつあり、消費者とブランド双方にとって、腕時計を長く使い続けるための仕組みづくりが注目されています。

ブームメントの部品作業

高級機械式時計は使い捨ての素材で作られていないため、適切なメンテナンスを行えば長きにわたって価値を保ち続けることが可能です。そのため腕時計ブランドにとって、継続的なメンテナンスサービスを提供し続けられるかどうかは、ブランド価値の向上・維持のために重要です。

一部の時計ブランドでは、古いモデルの修理ができない、または修理費用が高過ぎるといった問題があります。そういった不満を生まない、適切かつ充実したメンテナンス体制は、サステナビリティを体現するものとしてブランドの信頼性を高め、人々に長く愛されるでしょう。

中古・ヴィンテージ市場で人気

長く愛され続ける腕時計ブランドは、中古やヴィンテージ・アンティーク市場でも人気が高い傾向にあります。

特に「ヴィンテージ」や「アンティーク」と呼ばれるカテゴリで、数十年、百年前のモデルが親しまれているようなブランドであれば、その品質やメンテナンス体制が高く評価されていると考えられるでしょう。

もちろん、現在発売されている時計も、いずれはヴィンテージ、アンティークウォッチとして同様に評価される可能性があります。

このような腕時計は、当時の技術やデザインを反映しており、愛好家にとっては非常に価値が高くなります。新しい技術で洗練された時計を作り続けるのも重要ですが、前述のような「サステナビリティ」の姿勢も、今後ブランドの価値に大きく関わってくるでしょう。

10年後も魅力が色褪せないおすすめ腕時計ブランド3選

魅力が色褪せない腕時計を購入したい場合は、いわゆる老舗を選ぶのもひとつの手です。今回、10年後も人気が予想できるおすすめ腕時計ブランドとして、以下の3つをピックアップしました。

・オメガ
・グランドセイコー
・ロンジン

いずれも長い歴史を持ったブランドであり、古いモデルであっても正規修理の対応を行なっているなど、サステナビリティの観点でも人々から高い評価を受けています。以下、それぞれの腕時計ブランドの概要や特徴についてご紹介しますので、ブランド選びの参考にしてください。

オメガ

オメガ スピードマスター NASAのコンセプト画像

オメガは、スイスの高級時計メーカーで、1848年にルイ・ブランによって設立されました。精密な時計製造と革新的な技術で知られており、特に耐磁性や精度に関する技術革新で業界をリードしています。

オメガにはさまざまなシリーズがあり、それぞれに歴史的なストーリーがあります。例えばスピードマスターは、1969年のアポロ11号の月面着陸の際に、NASAの公式時計として使用されました。また、シーマスターに関しては、映画「007」シリーズでボンドウォッチとして着用されたことで、ロマンに溢れるプロフェッショナル向け腕時計の側面を備えています。

オメガ スピードマスター 210.90.42.20.01.001の文字盤

その他にもコンステレーション、デ・ヴィルなど多様なコレクションを備えるオメガは、スポーツウォッチからフォーマルなものまで、ユーザーの幅広いニーズに応えているブランドです。

独自の時計機構と認証基準を組み合わせたコーアクシャル マスター クロノメーターの新世代ムーブメントは、オメガの価値をますます高めました。

オメガの商品一覧をみる

グランドセイコー

グランドセイコー

グランドセイコーは、日本の高級時計ブランドで、セイコーウォッチ株式会社によって製造されています。1960年に初めて発表されたこのブランドは、精密な時計製造技術と日本ならではの美学で知られており、国際的にも高い評価を受けています。

グランドセイコーは、日本の自然の美しさを反映した細部の仕上げや、清潔感のあるシンプルなダイヤルデザインが特徴です。例えばグランドセイコー スプリングドライブ SBGA211は、「雪白」「スノーフレーク」などの愛称で親しまれており、シンプルな美しさが目を引きます。グランドセイコーは2017年に独立したブランドとなり、以降はデザインの幅がさらに広がりました。

グランドセイコー SBGA211のダイヤル

グランドセイコーは、スプリングドライブの他にもハイビートムーブメントのように、革新的な技術を多数開発しています。デザインだけでなく機能性も抜群であり、さらには充実したメンテナンス環境まで整っていることから、一生ものの時計を探すにはぴったりのブランドです。

グランドセイコーの商品一覧をみる

【歴史、魅力は?】一生モノにグランドセイコーという選択を

ロンジン

ロンジン

ロンジンが積み上げてきた200年近くに渡る歴史には、スイスウォッチメイキングの伝統、精神が確かに息づいています。

ロンジンは1832年にスイスのサン=イミエにて創業。その創業者、オーギュスト・アガシュは時計製造技術の熟練者であり、革新的な時計の製造を志す人物でした。製造工場を立ち上げてからは自社製ムーブメントを多く手掛けるなど、時計の精度と品質において独自性と卓越性を追求し続け、現在までロンジンというウォッチブランドの伝統を積み上げてきました。

ロンジン L2.838.4.53.9の全体図

特に、多くのパイロットの偉業に立ち会ったことで品質に優れるパイロットウォッチブランドとしてその名が知られており、現行コレクションにもそのパイオニア精神が色濃くみられます。

ロンジンの商品一覧を見る

長く愛用するためにはメンテナンスも忘れずに

腕時計、特に機械式腕時計を長く愛用するためには、定期的なメンテナンスが不可欠です。購入後にメンテナンスを怠ると、時計の性能に影響を及ぼし、最終的には修理不能な状態になる可能性もあります。

機械式腕時計は、メンテナンスを行わないまま使用していると、時間の遅れや進みが生じるケースがほとんどです。時間の遅れや進みは、油ぎれや内部機構の些細な変化が主な原因であり、定期的なメンテナンスによって調整する必要があります。毎日のお手入れや、数年単位で行うメンテナンス(オーバーホール)は意識的に行いましょう。

SBGE248のベゼル

オーバーホールの主な目的は、劣化した潤滑油を交換し、内部機構を清掃・調整することです。時計ショップや公式サービスに依頼し、適度な頻度で行うべきでしょう。

長く愛用できる腕時計を選ぼう

高級腕時計は、ビジネスやフォーマルなどのシーンで装着するだけでなく、コレクションの対象としても多くの人々に親しまれています。特にオメガ、グランドセイコーなど老舗かつアフターサービスの充実しているブランドがおすすめです。

ハラダでは、長く愛用したい人気の腕時計を多数販売しています。当店でご購入いただいたお客様には、無料のアフターサポートとして、腕時計の点検、調整サービスを提供しております。

オーバーホールを行う目安やメーカーの正規サポートなど、役立つ情報の提供も行っていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

この記事の監修

腕時計販売店 HARADA
腕時計販売店 HARADA
時計は単なる時間を知るためのツールではなく、個性やスタイルを表現する大切なアイテムであるという信念のもと、ハラダではお客様一人ひとりのライフスタイルに合った時計を提案し、長く愛用できる商品選びをサポートしています。

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