【SBGH351/SBGH353】グランドセイコーより、立夏と秋分をモチーフとした機械式モデル2種が装い新たに登場 - 高級時計 正規販売店 ハラダHQオンラインショップ

【SBGH351/SBGH353】グランドセイコーより、立夏と秋分をモチーフとした機械式モデル2種が装い新たに登場

SBGH353のリストショット

国産腕時計の最高峰として知られるグランドセイコーは、日本らしい腕時計づくりの一環として、24節気にちなんだコレクションを多様に生み出してきました。2025年2月、その新作として、立夏と秋分をそれぞれモチーフとした「SBGH351」「SBGH353」が登場しました。

これらの節気はすでにグランドセイコーのコレクションで登場済みではありますが、この2モデルは従来モデルと比べて、ケースやデザインで違いが見られます。本記事ではそこにフォーカスしつつ「SBGH351」「SBGH353」の魅力をそれぞれご紹介いたします。

24節気の人気モデル2種が装い新たに登場!

グランドセイコーの人気シリーズである24節気では、ブランドの巧みな文字盤製造技術を活かし、これまでにも様々な季節を腕時計の小さな世界に表現してきました。その1種として、立夏と秋分をモチーフとしたモデルである、「SBGH271」および「SBGH273」が2022年にリリースされていましたが、今回、それらと同じデザインを持つ2モデルが新たに登場しました。

SBGH353とSBGH351

いずれの新作も、豊かな文字盤表現は従来モデルと同様ですが、ケース素材や細かなポイントで違いが見られます。要はバリエーションモデルと考えられるでしょう。以下に詳しく解説していきます。

SBGH351/SBGH353のデザイン

「SBGH351」と「SBGH353」では、グランドセイコー往年の名機の造形が現代風に再解釈されており、そこに豊かな文字盤表現を融合することで、グランドセイコーらしい日本の“美”の表現が行われています。ひとつずつ見ていきましょう。なお、この2モデルは、文字盤以外の要素はムーブメントも含めて共通しています。

薫風と月夜を表現した有機的なダイアル

SBGH351とSBGH353の2モデルは、立夏と秋分をそれぞれ表現した、ほのかな光沢を持つダイアルを特徴としています。表面には布地のような有機的なディテールが刻まれており、光の当たり方でまた違った表情を楽しめるでしょう。

SBGH351のダイアル

立夏を表現したSBGH351のダイアルでは、奥深いグリーンカラーを採用しています。立夏は、春が過ぎ去り、太陽の日差しが爽やかな初夏の節気。その豊かな緑あふれる大地に吹く風「薫風(くんぷう)」を感じさせる仕上がりを見せています。ちなみに、従来の立夏モデルSBGH271では時分針、インデックス、秒針、GSロゴが全てゴールドで色付けされていましたが、新作SBGH351では秒針とGSロゴのみをゴールドカラーとするに留まっています。

SBGH353のダイアル

SBGH353は、夜を思わせる深いブルーカラーを採用。従来モデルのSBGH273と同様に、GSロゴ、秒針をゴールドに染めることで、夜空に浮かぶ月とそこから差し込む月光のような情緒を演出しています。

当然、これら2モデルともインデックス、針は丁寧に仕上げられており、時間の判読が容易。また、3時位置に配置されたカレンダー機能は、覗くディスクに縦目のヘアラインを施すことで、文字盤の印象を邪魔せず数字を読み取りやすくなっています。

ケース造形は62GSを現代風にリファイン

SBGH351の全体図

新作2モデルは、他の24節気モデルでも採用されている「62GS現代デザイン」を採用しています。これは、1967年に発売されたグランドセイコー初の自動巻モデル「62GS」のデザインを現代風に再解釈したもので、ベゼルレス構造による広々と見えるダイアルや、多面体からなるエッジの効いたケース造形が特徴です。

SBGH353のケースサイド

表面は鏡面仕上げが多用されており、ゆがみのない輝きが前面に与えられています。ケースサイドはヘアラインを施すことで、立体感を演出。複雑な造形に与えられたこれらの仕上げには、グランドセイコーのクラフトマンシップを象徴するザラツ研磨が不可欠と言えるでしょう。

輝度と耐食性に優れる「エバーブリリアントスチール」を採用

SBGH353の全体図

2モデルのケースには、新たに「エバーブリリアントスチール」が採用されています。この素材の採用が、従来モデルとの一番大きな違いと言えるでしょう。通常のステンレス素材に比べて輝度の高い素材であり、耐食性にも優れているため、名前の通り永きに渡ってその輝きが維持されるものとなっています。愛用する腕時計にとって、理想的な素材のひとつとなるでしょう。

エバーブリリアントスチール

エバーブリリアントスチールは、通常、海洋構造物や化学・食品系プラントなど、過酷な環境にさらされる場面で使われてきた素材であり、その加工には極めて高い技術力が要求されます。グランドセイコーはこの素材の開発を進め、腕時計のような装身具への採用も可能としています。

裏ぶたはシースルーバック

SBGH353のバックビュー

2モデルとも裏ぶたはシースルースクリューバック仕様を採用しており、防水性を備えつつ、ムーブメントの装飾や駆動を楽しめるようになっています。ガラス部にはグランドセイコーのブランドロゴがプリントされているため、特別感も実感しやすいでしょう。

ブレスレットも新素材を採用

SBGH353のブレスレット

ブレスレットはグランドセイコーの多くのモデルで採用される3リンクタイプです。堅牢性と着用性を兼ね備えるスタンダードなスタイルであり、巧みな仕上げの使い分けによって、見た目にメリハリも付けられました。バックルは3つ折れタイプで、操作性も良好です。なお、これらの部品にもエバーブリリアントスチールが採用されています。

前モデルSBGH271/SBGH273との違いは?

SBGH353の全体図

今回登場した2モデルについて、従来モデル、SBGH271/SBGH273との違いは以下が挙げられます。これらのモデルは廃盤になったわけではないので、それぞれの特徴を押さえて自分に合ったモデルを選べると、後悔しない時計選びに繋がりやすいでしょう。

・ケースがステンレススチールからエバーブリリアントスチールへ変更
・立夏モデルのみ、時分針、インデックスがシルバーに変更

SBGH351/SBGH353の厚み・サイズ感は?

SBGH351のリストショット

2モデルのケースサイズは直径40mm・厚さ12.9mmを採用しています。標準的なサイズ感で、ファッションを選ばないスタイルと言えるでしょう。また、ベゼルを持たないその造形によって、大型モデルのように文字盤を広く楽しめる点も魅力となるでしょう。

重さは155gで、ずっしりとした存在感を手元に感じられるようになっています。

SBGH351/SBGH353の機能性

新作2モデルのムーブメントや耐久性は従来モデルと共通しており、高い機能性は日常使い用の腕時計として適しています。

高振動の機械式ムーブメント「Cal.9S85」を搭載

9S85

新作2モデルSBGH351/SBGH353は、「グランドセイコー 雫石」で組み上げられた自動巻きムーブメントCal.9S85を搭載しています。10振動の高振動を誇り、平均日差+5秒~-3秒の安定した高精度を発揮します。ハイビートモデルは外圧に強いため、日常使いにも適したムーブメントと言えるでしょう。パワーリザーブは約55時間を有しており、着けない日があっても時刻調整の頻度を抑えることができます。

日常生活用強化防水

2モデルともネジロック式リュウズを備えており、10気圧の防水性がケースに備わっています。水仕事もできる水準であり、日常生活のほとんどの水濡れに対応できるため、毎日着用できる腕時計にありがたい機能性と言えるでしょう。ただし、潜水用防水ではないため、入浴や水泳では着用できません。

内面無反射コーティングのボックス型サファイアを採用

SBGH353のケースサイド

風防には、厚みのあるボックス型サファイアを採用しています。内側には無反射コーティングが施されているため、時間の判読性は十分。光の強い屋外でも表情豊かな文字盤を広々と楽しめるでしょう。

『SBGH351/SBGH353』のアフターサービス

グランドセイコーは、高い品質と技術力を誇る腕時計を提供するだけでなく、購入後のサポートにも力を入れています。

特にアフターサービスは非常に充実しており、万が一のトラブルや故障時にも迅速かつ丁寧に対応してくれるでしょう。また基本的に5年間の無償保証期間が設定されており、期間内であれば無償での修理や点検が受けられます。上記のサポート体制は、グランドセイコーの腕時計を長く愛用するユーザーにとって、大きな安心感をもたらしてくれるものと言えるでしょう。

長年のご愛用に向けた、ハラダならではのサポート

グランドセイコーサロンであるハラダでは、お客様のグランドセイコーの長年の愛用に向けて、万が一の時も安心できるサポートをご用意しております。SBGH351およびSBGH353のご購入は、ハラダにお任せくださいませ。

メンテナンスサポートカード

メンテナンスサポートカード

新作2モデルをハラダでご購入いただくと、通常の保証書とは別にメンテナンスサポートカードをお渡しいたします。

こちらを公式メンテナンスのご依頼の際にご提示いただければ、匠の技術によるメンテナンスサービスを通常よりお手頃な価格でご利用いただけるようになります。

グランドセイコーサロンだからできる、特別なサービスとなっております。腕時計の長年のご愛用に向けて、ぜひご活用くださいませ。

腕時計専用保険で万が一も安心

ホディンキーウォッチケア

ハラダでグランドセイコーをご購入いただいたお客さまに、3年間の腕時計専用保険「ホディンキーウォッチケア」をプレゼントいたします。

専用保険ではブランドの保証では対応できない落下、事故などによる故障に対し、たった1000円の免責でサポートが受けられる、万が一の時にも安心の保険となっております。

通常、保険のご加入には手数料(11,000円~)をいただいておりますが、こちらの手数料をハラダが全額負担いたします。 グランドセイコーのご愛用に向け、ぜひご活用くださいませ。

※無金利ショッピングローンをご利用される場合、専用保険のプレゼントは60回以内の分割回数が対象となります。あらかじめご了承くださいませ。

まとめ

当記事では、グランドセイコーの2025年新作モデルとして登場したSBGH351およびSBGH353についてご紹介いたしました。過去モデルのバリエーションにあたり、人気モデルに選択の幅が増えたと考えられるでしょう。それぞれ魅力がありますので、ご購入の際はぜひそれぞれを比較検討し、自分に合う方をお選びいただけたらと思います。

グランドセイコー メカニカル
SBGH351/SBGH353の値段・スペック

詳細

発売年月2025年2月
キャリバーNo9S85
駆動方式メカニカル 自動巻(手巻つき)
駆動時間最大巻上時約55時間持続
石数37石
精度平均日差+5秒~-3秒

ケース・バンド

外装エバーブリリアントスチール
裏ぶた仕様シースルースクリューバック
ガラス材質ボックス型サファイア
ガラスコーティング内面無反射コーティング
ケースサイズ横 40.0mm,縦 47.0mm
厚み12.9mm
重さ155g
中留ワンプッシュ三つ折れ方式

時計仕様

防水日常生活用強化防水(10気圧)
耐磁あり
その他機能特徴・ねじロック式リュウズ
・カレンダー(日付)機能つき
・秒針停止機能
・中留 一部チタン
・裏ぶた獅子の紋章つき

この記事の監修

グランドセイコー担当 藤本
グランドセイコー担当 藤本
資格:日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター
担当ブランド:Grand Seiko、NORQAIN

腕時計販売店ハラダのオンライン担当。
腕時計の撮影、オンライン上でのマーケティング全般を担当。

最新のトレンドからクラシックなモデルまで、幅広い腕時計の情報を提供し、特に日本の腕時計ブランドであるグランドセイコーの魅力を発信することに注力。グランドセイコーの精密な技術と美しいデザインについて詳しく紹介し、時計の選び方や魅力を伝える事に生きがいを感じている。
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