ロンジンの希少・注目モデル特集|歴史と個性が息づく名機の数々 - 高級時計 正規販売店 ハラダHQオンラインショップ

ロンジンの希少・注目モデル特集|歴史と個性が息づく名機の数々

1832年にスイスで創業したロンジンは、伝統と革新を融合させた時計作りで知られる名門ブランドです。歴史や文化、職人技が凝縮された芸術品ともいえる腕時計を、数多く生み出す一方、現代的な性能を持つ過去の名機の復刻モデルも数多く手掛けています。

そのような中でも、廃盤モデルや入荷数が限られた希少なモデルは、とりわけ注目を集める存在となるでしょう。

本記事では現在でも手に入るロンジンの希少モデルにフォーカスしてご紹介いたします。

スイスの時計ブランド「ロンジン」とは?

ロンジン

ロンジンの歴史は、1832年にスイスのサンティミエで創業した小さな工房から始まりました。技術革新とデザインの洗練を追求する中で、世界中の時計愛好家から高い評価を得るブランドへと成長しました。

特に、スポーツ計時や航空分野での活躍が目立ち、1927年のチャールズ・リンドバーグの大西洋無着陸飛行を支えた「アワーアングルウォッチ」など、歴史的な瞬間に寄り添った時計を生み出しています。

シンプルな中にこだわりが光るダイアルや、精密で信頼できるムーブメントを有するロンジンの腕時計は、実用性と美観を兼ね備えた逸品といえるでしょう。

ロンジンの希少モデルを一挙紹介!

ロンジンの腕時計は、伝統と機能性が融合した珠玉のモデルばかりです。その中でも、廃盤モデルや入荷数の少ない希少モデルは、時計愛好家にとって特別な価値を意味します。

所有するだけでも、特別な満足感を得られるでしょう。こちらでは、希少ながらもわずかに流通している腕時計をご紹介します。

ハイビートダイバーズウォッチの魅力を秘めた『L2.836.4.52.9』

L2.836.4.52.9

『L2.836.4.52.9』は、1968年に登場したハイビートダイバーズウォッチの復刻モデルです。そのデザインと性能は、復刻モデルとして高い完成度を備えています。

クラシカルなクッション型ケースや赤い分針、「Ultra-Chron」のロゴなど、オリジナルのエッセンスを忠実に再現。ダイアルはグレイン仕上げのマットブラックで、シンプルかつシックな印象です。ファセット加工が施されたインデックスや赤い分針は、視認性とクラシカルなデザイン性を高める意匠となるでしょう。

L2.836.4.52.9

復刻された古き良きデザイン性に反して、機能性は現代的です。ムーブメントには自動巻きの「L836」を搭載し、毎時36,000振動、毎秒10Hzの高振動数による優れた精度を実現。防水性は圧巻の30気圧を誇り、逆回転防止ベゼルやねじ込み式リューズによって、ダイバーズウォッチとしての信頼性を確保しています。

そして単結晶シリコン製ヒゲゼンマイによって耐磁性能も備えており、約52時間のパワーリザーブが普段使いでの実用性も支えています。

ウルトラクロン カーボン『L2.839.4.52.2』【AAA POS認定店限定モデル】

ハイビートのダイバーズウォッチであるウルトラクロンからは、2025年にカーボン製モデルも登場しています。通常モデルと違ってトータルブラックカラーを採用することで、よりモダンかつ精悍な印象が高められました。もちろんハイビートによる突出した計時性能と、ダイバーズウォッチらしい高い防水性はそのままであり、バリエーションとして魅力的な選択肢と言えます。

カーボンが使用されたケースは、複層構造が生み出す有機的なディテールを備えており、個性が際立つ仕上がりです。また、ベゼルやバックルといった金属部にはチタンが採用されているため、カーボンケースと同様、軽やかかつタフネスに使える腕時計と言えるでしょう。「AAA POS」と呼ばれるロンジン特定店でしか購入できない、特別感もある1本です。

タイムレスな魅力を放つセクターダイアル『L2.828.4.73.0』

L2.828.4.73.0

1930年代から1940年代にかけて多く採用されたセクターダイアルを持つ『L2.828.4.73.0』は、クラシカルな美しさと実用性を兼ね備えたモデルです。

セクターダイアルはシルバーとアイボリーの2トーンカラーで仕上げられ、優雅な青い針が上品かつエレガントな印象を与えます。アールデコ時代の影響を受けたシンメトリーな設計により、シンプルながらも細部にこだわりが感じられ、クラシカルでありながら洗練された印象を感じ取れます。

L2.828.4.73.0

またケース径38.5mm、厚さ11mmという控えめなサイズ感は、クラシカルな雰囲気を引き立てるとともに、さまざまな手首のサイズに自然に馴染むフィット感を実現。クラシカルなウォッチファンにとってもたまらない1本となるでしょう。

ムーブメントには約72時間のパワーリザーブを発揮する自動巻きキャリバーが搭載されており、普段使いに十分な耐久性と信頼性を有しています。時代を超えたエレガンスを提供するデザインは、どのようなスタイルにも違和感なく合わせやすいはずです。

タキシードスタイルのクロノグラフウォッチ『L2.830.4.93.0』

L2.830.4.93.0

『L2.830.4.93.0』は、クラシックな外観と機能性が特徴のクロノグラフウォッチです。ダイアル中央をホワイト、外周にブラックを採用することで、タキシードのようにも見えるカラーリングが際立ちます。

ダイアルレイアウトは、古典的なクロノグラフのスタイルを踏襲しています。2カウンター仕様に、青焼きのリーフ針とレールウェイミニッツトラックの採用、さらにダイアルの最外周にタキメーターを配置することで、伝統的なエレガンスと実用性を両立しています。また、このタキメーターの採用によって、ベゼルが絞られ、現代的なクロノグラフウォッチより小柄に仕上がっています。

L2.830.4.93.0

ステンレススティール製ケースには大ぶりのリュウズや押しやすいプッシャーを採用しており、操作性も考慮されています。ブラックレザーストラップとの組み合わせも一貫性の表現に好適でしょう。

ムーブメントには自動巻き「L895」を搭載し、約54時間のパワーリザーブが確保されています。

鉄道ファンにもたまらない『L2.803.4.23.0』

『L2.803.4.23.0』は、1960年代の鉄道時計から着想を得た「レイルロード」シリーズの1本です。鉄道運行に向けた、正確性と視認性を重視する当時の精神を継承しつつ、現代的な機能を与えた腕時計となっています。

インデックスは「0」から始まるユニークな配置となっており、内側には「12」から始まる24時間表示が加えられています。鉄道時計に求められる正確な時間表示を想起させ、視認性の高さとヴィンテージ感を感じられるでしょう。

またダイアルにはR.R(レイルロードの略)と搭載ムーブメント「888」の文字が刻まれており、他モデルとの違いを実感できます。

ケースバックには、1920年代の懐中時計からインスパイアされた鉄道のエングレービングが施され、歴史的な雰囲気を演出。加えてクロコダイルレザーストラップが採用され、クラシカルなデザインを再現しています。

1940年代のスタイルを再現した味わい深い『L2.813.4.66.0』

L2.813.4.66.0

『L2.813.4.66.0』は、1940年代のクラシカルな腕時計を現代に再現した、ヴィンテージファン必見のモデルです。

本モデルは、カッパーカラーのダイアルを中心に据えた独特のデザインが目を惹きます。ダイアル上には偶数のみを表示したアラビア数字と6時位置のスモールセコンドが配され、当時の時計を思わせる趣深い仕上がり。加えて鮮やかなブルーの針が絶妙なアクセントとなり、全体のデザインを引き締めています。

ケースには、洗練された表面加工の施されたラウンド型を採用。直径40mmと現代のニーズに合わせたサイズ感で設計されており、視認性と装着感のバランスを見事に両立しています。

さらにヴィンテージ風のブラウンカーフストラップがクラシカルな雰囲気をさらに引き立て、どの角度から見てもタイムレスな魅力を感じさせてくれるでしょう。

L2.813.4.66.0

1940年代のエレガンスを復刻した『L2.813.4.66.0』は、ヴィンテージ感を楽しみたい方や、歴史ある時計の魅力を腕元で堪能したい方におすすめとなっています。アメカジファッションやスーツスタイルで着用したい一本でしょう。

ロンジンの注目、希少モデルを手に入れよう!

今回ご紹介したロンジンのモデルは、歴史と伝統、そして現代の技術が調和した特別な腕時計ばかりです。これらのモデルは、それぞれ独自のストーリーと魅力を有しており、クラシカルなデザインや優れた性能を求める方にとって、まさに理想の一本といえるでしょう。

長い歴史を刻んできたロンジンの腕時計は、所有することで圧倒的な価値を肌で感じられる特別な存在です。

この記事の監修

腕時計販売店 HARADA
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