高級腕時計ブランドとして高い知名度を誇るオメガにおいて、200万円以上の価格帯には壮々たる顔ぶれの腕時計が揃います。いずれも洗練された素材やデザイン、多機能性が備わっており、あらゆるシーンで高いステータス性を発揮してくれるでしょう。
本記事では時計販売の老舗HARADAが厳選した、オメガの200万円以上のモデルを紹介します。また、200万円台・300万円台の腕時計を着用する人の年収について、その目安をまとめてみました。ぜひ参考にしていただけると幸いです。
※本記事の内容は、2024年3月時点の情報です
200万円以上のモデルが用意されているオメガのコレクション
オメガのラインナップは以下の4つのコレクションで構成されています。
・スピードマスター
・シーマスター
・デ・ヴィル
・コンステレーション
オメガは幅広い価格帯のモデルを展開しており、いずれのコレクションからも200万超えのモデルが登場しています。豊富な選択肢からお気に入りの一本を選べるでしょう。
スピードマスター
スピードマスターはオメガを代表するコレクションの一つで、1957年にレーシングウォッチとして開発されました。その後にはNASAの月面着陸にも同行したクロノグラフで、現在も『ムーンウォッチ』の愛称で親しまれています。
スピードマスターは100万円以下からラインナップがありますが、そのほとんどはステンレススティール製です。一方で、200万円以上の上位モデルになると、ケースの素材に18Kゴールドが使われたモデルなど、高級感あふれる素材のものも視野に入ります。またケース全体がセラミック製の『ダークサイド オブ ザ ムーン』も、購入可能です。
シーマスター
1948年誕生のシーマスターは、オメガの看板ともいえるダイバーズウォッチコレクションです。防水性や機能性に優れ、映画『007』シリーズでジェームズ・ボンドが着用していることから『ボンドウォッチ』とも呼ばれています。
200万円以上のシーマスターは、18Kゴールドを使用した高級感のあるモデルも多く、ベゼルにダイヤモンドを配したものや、ベゼル・ブレスレットに『タンタリウム』を使用したものもあります。タンタリウムは光沢感が特徴の金属で、希少性が高く加工が難しいことから、腕時計の素材としてはほとんど使われていません。
このように200万円以上のモデルになると、希少価値の高い素材や高度な技術が用いられたワンランク上の1本が候補に入ります。
デ・ヴィル
フランス語で『街』を意味するデ・ヴィルは、1967年にシーマスターから独立したドレスウォッチのコレクションです。エレガントで多彩なデザインのラインナップを中心に展開しています。
200万円以上の価格帯であれば、ケースからブレスレットまで全てに18Kゴールドを使った贅沢なドレスモデルも選択可能です。ベゼルに隙間なくダイヤモンドを敷き詰めたモデルも選択肢に加わるため、ラグジュアリーを追求したい方におすすめです。
コンステレーション
1952年登場のコンステレーションは、クラシカルなデザインが魅力のコレクションです。
コレクション名が意味する『星座』はコンステレーションの重要なモチーフとなっており、文字盤上には星のマークが、ケースバックには天文台のレリーフが刻まれています。
コンステレーションも200万円以上の上位クラスになると18Kゴールドが使われたモデルが多く用意されています。また『グローブマスター』には、高級素材であるプラチナ素材が採用されているモデルもあります。グローブマスターはコンステレーションの1シリーズで、初期モデルをオマージュした十二角形の文字盤が特徴です。
老舗販売店が選ぶオメガの200万円以上の時計5選
腕時計の機能性やデザイン性に定評があるオメガは、200万円以上の上位モデルも豊富です。ここでは上記のコレクションの中から、厳選した200万円以上のモデルを5点紹介します。オメガの上位モデルを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
OMEGA オメガ スピードマスター クロノスコープ 43MM
・伝統の重みを感じさせるクラシカルなデザイン!スピードマスターのクロノスコープ
・ブラウンカラーのケースとレザーストラップが醸し出す、渋いヴィンテージ感
・ずっしりとした存在感のある43mmのブロンズゴールド製ケース
スピードマスター クロノスコープ「329.92.43.51.10.001」は、1940年代のクロノグラフにインスパイアされたクラシックデザインが特徴的なブロンズゴールド製のモデルです。
このブロンズゴールドはパラジウム、シルバーを加えたオメガ独自の合金で、深い色味と美しい艶感を楽しめます。ケースサイズは43mmと存在感があり、デザインも個性的なため、休日のカジュアルなコーディネートとも相性が良いモデルです。
オメガ スピードマスター クロノスコープ 43MMについて詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
スピードマスター新作 クロノスコープ ブロンズゴールド】ヴィンテージ&ラグジュアリーの最高峰モデル
OMEGA オメガ シーマスター300 41MM
・水中のプロ向けの人気モデルを現代流にアップデート!シーマスター300
・ブロンズゴールドとブラウンセラミックが演出する大人の落ち着き
・レトロな印象を漂わせるオープンワークのインデックス
オメガ シーマスター300「234.92.41.21.10.001」は、1957年誕生のモデルに、現代的な解釈を加えてリビルドした、落ち着いたデザインの腕時計です。
ケースとベゼルは先述のクロノスコープと同じ9Kブロンズゴールド製で、高級感のあるレザーストラップが輝きのあるケースによく馴染んでいます。41mmケースの使いやすさ、そして高い視認性を備えたこのモデルは、ビジネスにもカジュアルにも相応しい1本です。
以下の記事でもOMEGA オメガ シーマスター300 41MMの魅力を紹介していますので、参考にしてみてください。
【これぞアンティークシーマスター】 ブロンズ合金をあしらった「シーマスター300ブロンズゴールド」の魅力
OMEGA オメガ DE VILLE デ・ヴィル プレステージ パワーリザーブ 41MM
・フォーマルシーンでも活躍!デ・ヴィルのパワーリザーブ表示モデル
・ケースに18Kゴールドが採用された贅沢仕様
・ドーム型シルバーダイアルとローマンインデックスが上品な印象を演出
デ・ヴィル プレステージ パワーリザーブ「434.53.41.21.02.001」は、6時位置に三日月形のパワーリザーブ表示を備えた、フォーマルシーンにもおすすめのドレスウォッチです。
オメガ独自の合金である18Kセドナゴールドが使用されており、年月を経ても美しい色合いや輝きが保たれます。
繊細な陰影を生み出すドーム型シルバーダイアルには、控えめなスモールセコンドや線路を模したミニッツトラックが配され、デ・ヴィルならではの上品な印象を引き立てています。
以下の記事にて、オメガ DE VILLE デ・ヴィル プレステージの洗練された美しさを詳しく解説しています。
【マスタークロノメーターに刷新】都会的エレガンスの象徴「オメガ デ・ヴィル プレステージ」を紹介
OMEGA オメガ コンステレーション 41MM
・ケースサイドの『ハーフムーン』が個性的!コンステレーションの18Kゴールドモデル
・ブルーとローズゴールドが美しく調和したスマートなデザイン
・スーツにも私服にも合わせやすい41mmケース
コンステレーション「131.63.41.21.03.001」は、ベゼルの両サイドに飾られた4つの爪が目を引く、スタイリッシュな佇まいの腕時計です。
ブルーを基調としながら針やインデックスには18Kセドナゴールドが使われており、補色効果によってそれぞれが際立っています。ケースサイズが41mmで汎用性が高いことも魅力の一つ。ブルーのレザーストラップは、ネイビースーツとの相性が抜群です。
OMEGA オメガ スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル 42MM
・NASA公認の機能性!スピードマスターの豪華モデル
・ケースとブレスレットに使用されているのはオメガ独自の18Kムーンシャインゴールド
・印象を引き締めるブラックのベゼルリングと3つのインダイアル
スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル「310.60.42.50.99.002」は、オメガ独自の合金である18Kムーンシャインゴールドが贅沢に使われた、特別ゴージャスなムーンウォッチです。
2019年に輝く月の光をイメージして開発されたムーンシャインゴールドは、通常のイエローゴールドよりも淡く輝く色合いが特徴です。あたたかみのある美しいムーンシャインゴールドは、同じくムーンウォッチと呼ばれる本作に上品な高級感を演出しています。
ケースバックには、月面着陸の歴史を示す『FIRST WATCH WORN ON THE MOON』の文字が刻まれており、月と深い関わりがあるオメガならではの1本です。
年収に見合う時計の価格
高級腕時計を持っていると、着用者のステータス面で優位に働くだけでなく、仕事へのモチベーションアップにもつながります。また、社会人としてどう見られるかが気になる方は、その社会的地位に見合う時計の着用を心がける必要があるかもしれません。
しかし、高級時計を購入するに当たり「自分の年収だとどれくらいの価格帯に位置する時計が適切なのだろう」とお悩みの方もいらっしゃるでしょう。ここからは、200万円または300万円の時計を購入する方の年収の目安を解説いたします。あくまで目安ですので、参考程度にお考えくださいませ。
200万円の時計を着ける人の年収
一般的に身に着ける腕時計の価格は、”年収の1~3割程度が相場″ といわれています。これに当てはめて考えると、200万円の時計を着ける人の年収は、700万~2,000万円が目安となるでしょう。
もちろん、趣味の側面も強い腕時計において、そこにかけるお金は人それぞれです。一概に「この年収の人が200万円の時計を検討するべき」とは断定できません。しかし、自分の収入に見合わない時計を着けていると、その地位や能力を低く見積もられてしまうおそれもあることを知っておくべきでしょう。
300万円の時計を着ける人の年収
200万円の時計と同様に考えると、300万円の時計を着ける人の年収は1,000万~3,000万円程度が目安となります。300万円の腕時計は、年収が1,000万円を超えたあたりで意識し始める価格帯だといえるでしょう。とはいえ、人によって腕時計にかけられるお金の上限は異なります。たとえ年収が1億を超えていたとしても、数百万円を腕時計に使うのはもったいないと考える方も少なからずいらっしゃるはずです。
200万円以上のオメガの時計を検討しているなら信頼できるお店で
オメガはスピードマスターやシーマスターなどのコレクションにおいて、200万円以上の上位モデルを展開しています。
自身のステータスに合った腕時計を手に入れることで、ビジネスへのモチベーションが高まる点は、腕時計購入におけるメリットの一つです。今の腕時計が年収に見合っていないと感じる方は、今回紹介したモデルからお好みの1本を探してみてください。なお200万円以上の腕時計を購入する際は、トラブルのリスクも考慮し、信頼できるお店の利用をお勧めいたします。
オメガの腕時計を検討している方には、高級腕時計正規販売店HARADAでの購入をおすすめします。HARADAは創業90年以上の老舗で信頼性が高い、徳島県のブランド正規品取扱店です。ご自身の相棒となるステータス性の高い腕時計をお探しの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
この記事の監修
- 時計は単なる時間を知るためのツールではなく、個性やスタイルを表現する大切なアイテムであるという信念のもと、ハラダではお客様一人ひとりのライフスタイルに合った時計を提案し、長く愛用できる商品選びをサポートしています。
当ブログでは、最新の製品レビュー、メンテナンスのコツ、時計に関するトリビアなど、腕時計に関する多岐にわたる情報を提供しています。
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