
去る2025年を振り返ると、各ブランドが多くの新作腕時計をリリースする一方で、従来モデルも着実に人気を伸ばし、例年のことながら腕時計業界は大きな盛り上がりを見せていました。しかし、実際に腕時計ユーザーの皆様が「最も気になった」「欲しかった」モデルは一体どれだったのでしょうか?
そこで今回、当店ECサイトの2025年における年間閲覧データを集計し、取り扱いのある10ブランドにおいて、最もアクセスの多かったそれぞれの「No.1モデル」をご紹介いたします。
(※各ブランドの2位〜5位のランキング詳細は、それぞれの詳細記事へのリンクからご覧いただけます)
Grand Seiko の第1位
ヘリテージコレクション「SBGA211」『雪白』

2025年に最もグランドセイコーで注目されたのは、ロングセラーモデル「SBGA211」、通称“雪白(スノーフレーク)”でした。信州の雪景色を繊細なテクスチャで表現したダイアルは、国内外問わず不動の人気を誇ります。
スプリングドライブのスイープ運針が、その上をすべるように進む様子も、なんとも情緒的です。新作が多く出る中でも、定番モデルに人気が集まった結果となりました。
OMEGA の第1位
シーマスター ダイバー300M ボンド映画60周年記念モデル

映画『007』シリーズ60周年を記念した本作が堂々の1位。映画『ゴールデンアイ』で着用されたオメガウォッチへのオマージュが込められており、裏ぶたにはアニメーションギミックが盛り込まれるなど、ファンの心をくすぐる仕掛けが満載です。
単なるダイバーズウォッチを超えた「語れる時計」としての魅力が、多くのアクセスを集めたと考えられます。
SEIKO の第1位
プロスペックス ダイバースキューバ「SBEJ009」

2023年の登場以来、高い人気を維持し続けるGMT搭載ダイバーズです。200m潜水用防水という本格スペックに加え、約72時間のロングパワーリザーブ、そして深みのあるグリーンのカラーリングが支持されています。また、登場時は大谷翔平選手のプロモーションもあり、大きな話題を集めました。
「実用性」「デザイン」「信頼性」のバランスが取れた、現代のセイコーダイバーズのマストバイと言えるでしょう。
CITIZEN の第1位
カンパノラ コスモサイン ハラダ限定モデル「AO4010-51W」

シチズンで最も注目を集めたのは、「カンパノラ」のハラダ限定モデルでした。当店のみで購入できる限定50本の本作を、多くのお客様に注目していただけました。「宵の明星」をテーマに、夕暮れから夜へと移ろう空をグラデーションで表現したこのモデル。手元に星空を閉じ込めたような、ロマンあふれるデザインにぜひ触れてみてください。
CASIO の第1位
MR-G「MRG-B2100D-1AJR」

大人気シリーズ「2100(通称カシオーク)」のデザインを、カシオの最高峰ライン「MR-G」でリファインしたモデルです。伝統的な「木組細工」から着想を得た立体的なダイアルと、磨き上げられたチタン製ケースが融合。G-SHOCKのタフネスと高級時計の品格を両立した、「大人のためのG-SHOCK」として圧倒的な支持を得ました。
ORIENT STAR の第1位
M34 F8 スケルトン「RK-AZ0102N」

宇宙をテーマにした「M34」コレクションのスケルトンモデルが首位を獲得。シリコン製がんぎ車を搭載した自社製ムーブメントの精緻な動きを、文字盤側からも堪能できるデザインを特徴としています。オリエントスターが追求する「実用性の高さ」と「機械式時計らしい構造美」が凝縮された一本です。
LONGINES の第1位
コンクエスト クロノ スキーエディション「L3.836.4.52.9」

アルペンスキー・ワールドカップ2025へのオマージュとして世界限定2,025本で登場した特別なクロノグラフ。アンスラサイト(濃炭色)のダイアルにレッドの差し色が効いたスポーティなデザインが特徴です。ロンジンの長いスポーツ計時の歴史を象徴する、現代的なクロノグラフが特に注目を集めました。
NORQAIN の第1位
ワイルドワン “HARADA” Limited Edition「N3000.21Q16.G01.R01」

ノルケインの革新的シリーズ「ワイルド ワン」と、当店とのコラボレーションモデルが1位に輝きました。徳島を流れる「吉野川」の激流をイメージした、ターコイズブルーとダークグレーのバイカラーを持つ1本です。
タフネス、機能性に抜かりはなく、交換用ストラップも付属する特別仕様。当店だけのワイルド ワンを、ぜひ一度お試しくださいませ。
MINASE の第1位
ディヴァイド 漆シリーズ 虹の雲「VM14-LBKKT01-SSD」

秋田県の伝統工芸「川連漆器」の技を用いた限定モデル。螺鈿(らでん)細工によって描かれた「虹の雲」は、光の当たり方で千変万化の表情を見せます。
腕時計という枠を超え、ひとつの「工芸作品」としての完成度の高さが、こだわりを持つユーザーの皆様の心を惹きつけたと考えられるでしょう。なお、本作は期間限定の受注生産モデルではございますが、当店にはまだわずかながら在庫がございます。
Garmin の第1位
フォアランナー シリーズ(Forerunner)

スマートウォッチのガーミンでは、ランニングに特化した「フォアランナー」がコレクション全体として最もアクセスを集めました。特に鮮やかなAMOLEDディスプレイや、プロアスリートの需要にも応える多機能性を備える「265」や「965」シリーズなどは、日々のトレーニングを可視化したいランナーから絶大な信頼を得ています。
健康意識の高まりとともに、「着けることで生活が変わる」実用性が評価されたと考えられるでしょう。
2025年の総括:正規販売店データから見るトレンド
10ブランドのNo.1モデルを並べてみると、2025年の当店での時計選びには、明確な3つの傾向が見えてきました。
・「限定・特別」モデルの変わらぬ人気
シチズン、ロンジン、ノルケイン、ミナセにおいて、限定モデル(特にショップ限定モデルなど)が1位を獲得しました。誰かと被らない「自分だけの特別な時計」を求める心理が、例年通り強く働いています。
・「ストーリー」のある時計
オメガのボンド映画や、宵の明星をモチーフとしたカンパノラ、ノルケインの吉野川モデルなど、デザインの背後に「語れる物語」があるモデルが選ばれています。スペックだけでなく、その時計が持つ背景に共感して選ぶ方が増えています。
・ダイアルの表現力
グランドセイコーの雪白、ミナセの螺鈿(らでん)細工、オリエントスターのスケルトンダイアルなど、文字盤の質感や構造美が際立つモデルが上位を占めました。実機を見た時の感動や、Web画像でさえも伝わる美しさが、注目を集める理由となっています。
2026年はどのようなモデルが皆様の心を掴むのでしょうか。今年もハラダオンラインショップでは、皆様の運命の一本との出会いをサポートしてまいります。
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