【販売員が厳選】一生ものの高級時計おすすめ3選 - 高級時計 正規販売店 ハラダHQオンラインショップ

【販売員が厳選】一生ものの高級時計おすすめ3選

一生ものだと言われる高級腕時計。誰しもが、せっかくなら長く使える高品質な一本を選びたいと考えるものです。

現在、国産、舶来を含めると、非常に数多くの腕時計ブランドが存在しています。この中から一本を選ぶとなると、ブランドの特徴や、時計選びのポイントをしっかりと押さえておかないと、自分にマッチしたものを見つけるのが難しいかもしれません。

そこで本記事では、販売員が厳選した一生ものの高級腕時計3選をご紹介します。腕時計の寿命や失敗しないための選び方も併せて解説しますので、腕時計選びの際にぜひ参考にしてみてください。

腕時計の寿命は?

腕時計が、実際どの程度の期間で寿命を迎えるのか気になる方もいらっしゃるでしょう。しかし腕時計の寿命は、駆動方式や手入れ方法、使用環境などに大きく左右されるため、一概に断言することはできません。

駆動方式で腕時計を分類するなら、寿命は、機械式が数十年〜、クォーツ式が10年〜30年程度とされています。機械式の寿命がクォーツ式と比較して長いのは、電子回路が用いられておらず、オーバーホールや部品交換(生産終了していない場合)で長持ちさせられるからです。

そして、腕時計の寿命は手入れ方法にも影響されるため、より長く腕時計を使うには、日頃のケアや正しいメンテナンスが欠かせません。細部に付着した汚れを拭き取る、磁気や電波を発するものから遠ざけるなどのケアは、日常的に行う必要があります。また耐衝撃モデルの腕時計を除き、強い衝撃を加えるのはタブーとなります。こうした基本的とも呼べるケアをしっかりと行うことで、より長く腕時計を愛用できるでしょう。

失敗しないために知っておきたい、一生ものの腕時計の選び方

一生ものの腕時計を選ぶ際には、誰しも失敗したくないと考えるでしょう。ここからは、腕時計の選び方を以下の3つのポイントに分けてご紹介します。

・駆動方式から考える
・ライフスタイル・シーンから考える
・メンテナンス・サポート体制

各ポイントの詳細を見ていきましょう。

駆動方式から考える

時計の針を動かすための動力となる駆動方式には、機械式とクォーツ式の2つがあります。それぞれで仕組みや性能が大きく異なるため、ここで確認していきましょう。

機械式

機械式の腕時計は、物理的なエネルギーだけで動く伝統的な仕組みを採用しており、巻いたぜんまいがほどける力を動力源としています。

機械式腕時計の魅力は、緻密で複雑な内部構造による芸術的かつ伝統的な美しさです。精度の面ではクォーツ式には劣るものの、ブランドごとに長く紡がれている技術や知識が詰め込まれたメカ感のある見た目はオトコ心をくすぐるでしょう。また、機械式腕時計の機構が確立されて以来、ほとんど変わっていないシステムは、レトロな奥ゆかしさ、ロマンさえも感じられます。

クォーツ式

クォーツ式は、水晶振動子を用いた駆動方式です。水晶(クォーツ)の振動を受け取ったIC(電子回路)が電気信号に変換し、電池駆動とモーターによって1秒が刻まれます。

クォーツ式で特筆すべきは、その精度の高さです。1秒間で32768回振動する水晶の特性が精度に活かされている為、その1秒は非常に正確です。中には1年で1秒しかずれないモデルも登場しており、精度を追求する方はクォーツ式一択となるでしょう。

なお、消耗品である電子回路を使用しているため、機械式に比べて寿命は短いものの、大量生産できるため比較的価格が安く、メンテナンス性にも優れています(一部例外アリ)。加えて、耐久性にも優れているため、日常使いだけでなくスポーツシーンでも活躍します。

ライフスタイル・シーンから考える

一生ものを選ぶ上で忘れてはならないのが、自分自身がどのようなライフスタイルを送っているのか、そして着用したいシーンは具体的に定まっているかを考えることです。実際に着用するライフスタイルやシーンを想定できると、自分に適した腕時計が見えてくるでしょう。

例えば、ビジネスシーンで着用したいなら、なるべく目立ちにくく、ささやかにおしゃれを演出できるドレスモデルなどがおすすめです。一方でスポーツや激しい運動を行う方は、強い衝撃や水濡れにも耐え得るスポーツモデルがいいでしょう。

メンテナンス・サポート体制

時計は精密機器なので、オーバーホールや部品交換などの定期的なメンテナンスが欠かせません。また購入前には、サポート体制がしっかりと整っているかを確認すべきでしょう。

高級腕時計ブランドのモデルはいずれも丹念に作られていますが、正常に使用していても故障してしまう可能性はゼロではありません。品質保証があれば無料、もしくは格安で修理・調整作業を受けられるので、ブランド公式サイトや販売店スタッフに問い合わせるなどで、保証期間をチェックすべきでしょう。

ブランド別保証年数まとめ

一生ものにふさわしい高級時計ブランド

一生ものと言われる腕時計。せっかくなら、高級時計ブランドのモデルを着用したいと考える方もいるでしょう。そのような方には、以下のブランドがおすすめです。

・グランドセイコー
・オメガ
・シチズン(ザ・シチズン)

各ブランドの歴史や特徴などを見ていきましょう。

グランドセイコー

グランドセイコーは、1960年代に国産腕時計ブランド「セイコー」が打ち出したフラッグシップコレクションです。

初代グランドセイコーが誕生した頃は、「高級腕時計=スイス製」という時代でした。しかし、グランドセイコーは「世界に挑戦する国産最高級の実用時計」をコンセプトに、世界レベルのウォッチメイキングを追求。現代に至るまで、極めて高品質なコレクションを世界に向けて発信してきました。
現在では、ブランド価値をさらに向上させるべく2017年に独立し、ビジネスモデルからスポーツタイプ、ダイバーズウォッチ、クロノグラフなど幅広いニーズと趣向に対応できるモデルを多く手掛けています。

また、日本が誇る高級腕時計ブランドとして世界進出を果たしており、2023年には唯一の国産腕時計ブランドとしてウォッチズ&ワンダーズの参加を実現しています。

徹底したアフターサポート

グランドセイコーは各モデルの素晴らしさもさることながら、オーバーホールや修理、電池交換などのアフターサポートが徹底的に施される点も魅力的です。

グランドセイコーのアフターサポートは、「グランドセイコーサービススタジオ」と呼ばれる時計修理を専門とする工房で、高度な技術と知識を有する修理技能士のもと行われます。監督官庁の定めるメーカーとしての部品保有期間は10年ですが、グランドセイコーではそれ以上の年月に対応できる体制が整っています。長い年月腕時計を愛用するために、利用しない手は無いでしょう。

真のマニュファクチュール

グランドセイコーは、ムーブメントの開発から設計、開発、製造、組立、調査、検査、出荷までの全ての工程を自社で完結させる真のマニュファクチュールです。腕時計の細部までを自社で手掛けているため、正確性や美しさ、視認性、耐久性において、極めて高い水準を実現しています。

そして、「グランドセイコースタジオ 雫石」と「信州 時の匠工房」の2つの工房で製造される機械式・スプリングドライブ・クオーツ式の3つのムーブメントは、マニファクチュールを体現する革新的な逸品に仕上がっています。

長く使うことを想定したモノづくり

グランドセイコーの各モデルは、長く使うことを想定したモノづくりを意識しています。

先述したように、企画から出荷までのプロセスを内製化しているため、高いクオリティが保たれています。特に組立の工程では、部品ごとにピンセットを使い分けたり、ドライバーの刃先を研磨してねじとの整合性を高めたりと、最高の技術を集結させ、最大限の品質が追求されています。

生産終了したモデルであっても、状態を確認し修理できるよう最大限取り組む姿勢からは、持ち主ごとに思い入れのある腕時計を、できるだけ長く使ってもらいたいという意図が感じられるでしょう。

品質が均一で壊れにくい

グランドセイコーは、腕時計のひとつひとつに対して熟練の職人が丁寧に仕上げており、素材にまでこだわった非常に高い品質に保たれています。

特に9Sメカニカルはスイスクロノメーターを超える「GS基準」に準拠しており、その精度は日差+5秒〜−3秒を誇ります。一般的な機械式腕時計の日差が±10〜20秒であると考えると、極めて高い精度を備えていることがわかるでしょう。

さらに、グランドセイコーは初代モデルから耐久性が重視されてきました。現行モデルにもその傾向が見られ、自動巻きの部品に硬化処理を施すなど、耐久性だけでなく薄さの追求も両立しているのです。

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オメガ

オメガは1848年にスイスの工房で誕生した、世界中で高い人気と知名度を誇る高級腕時計ブランドです。古くから高い精度に定評があり、1932年以来、オリンピックの公式時計にも採用されてきました。

コレクションは、特徴や適した使用シーンの異なる「コンステレーション」「シーマスター」「スピードマスター」「デ・ヴィル」の4つで構成されます。古くから積み上げられてきたデザインコードは洗練され抜いており、そのコレクションはビジネスシーンではもちろん、スポーツやダイビングなど幅広い場面で活躍します。

メンテナンス性に極めて優れるコーアクシャル

オメガのタイムピースの心臓部には「コーアクシャル」と呼ばれる、オメガ独自の機構が搭載されています。コーアクシャルは「同軸」を意味する言葉で、正式名称は「コーアクシャル・エスケープメント」です。

心臓部であるムーブメントには、動力源で発生した力を一定間隔で解放する脱進機構が内蔵されており、精度の制御を行っています。この脱進機構で一般的となっているスイスレバー式は、摩耗が激しく、性能を維持するためには定期的なメンテナンスが欠かせません。しかし、コーアクシャルは部品同士の摩耗を緩和する設計になっており、メンテナンス頻度を大幅に減らすことに成功しています。

このオメガの独自技術をより詳しく知りたい方はこちらの記事で解説しているので併せてご覧ください。

オメガが誇る唯一無二の技術「コーアクシャル」とは?

多くの逸話が証明する高い耐久性とロマン

オメガには、多くの逸話が証明する高い耐久性とロマンが詰まっているモデルがあります。それぞれの開発背景や誕生秘話を知ると、より腕時計に奥ゆかしさを感じられるでしょう。

中でも、クロノグラフやタキメータースケールが搭載された「スピードマスター プロフェッショナル」は、NASAの月面探査の標準装備に選ばれた逸話のあるコレクションです。その他にも類を見ない特別なエピソードが残されており、長きにわたり多くの人を魅了しています。

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一方、「シーマスター」は1948年に登場したダイバーズウォッチです。現在では非常に幅広いラインナップが展開されており、エレガンスな「アクアテラ」から、プロ仕様とスタイリッシュさを兼ね備える「ダイバー300M」、6000mの防水性を実現した「ウルトラディープ」などが登場しています。
なかでもダイバー300Mは、世界的に有名な映画の007とコラボした「ジェームズボンドモデル」も含め、非常に多彩なモデルが展開されています。

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マスタークロノメーターによる圧倒的な耐磁性

マスタークロノメーターとは、スイス公認クロノメーター検定協会(COSC)とスイス連邦計量・認定局(Swiss Federal Institute of Metrology:METAS)の定める各種テストに合格したモデルに与えられる認定です。

このマスタークロノメーターは、従来と同じ高精度やコーアクシャルといった優れた性能に加えて、極めて高い耐磁性を備えていることで高い評価を獲得しています。

日常生活にありふれるスマートフォンや自動ドア、電子調理器などから絶えず発せられる磁力は、腕時計のムーブメントに影響を及ぼす、言わば天敵と呼ぶべきモノです。
その点、マスタークロノメーターに認定されたコレクションはこの磁力をものともしない耐磁性を備えているため、磁場を気にせず着用できる、現代に即した腕時計だと呼べるのです。

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シチズン(ザ・シチズン)

シチズンは「永く、広く市民に愛されるように」をモットーに掲げる、1918年に誕生した国産腕時計ブランドです。腕時計の部品から設計、完成までの全ての工程を自社で行うマニュファクチュールであり、日本のみならず世界約140カ国で販売されています。

その多彩なラインナップ展開のうち、ザ・シチズンは1995年に誕生したフラグシップコレクションです。最高峰に位置付けられるこのラインでは、シチズンが積み上げてきた技術と経験が最大限に活かされており、パイオニアブランドであるシチズンの極めて高い技術力を体感できるモデルが揃っています。

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10年保証の安心感

ザ・シチズンの特徴として、腕時計ブランドとしては極めて長い10年間(ザ・シチズンメカニカルは5年間)の無償保証と、万全のアフターサポートが揃っている点が挙げられます。

万が一の自然故障の際に、修理や無料点検サービスを受けられる点は、腕時計を長く使いたいユーザーにとって安心できる判断材料となるでしょう。

扱いやすいエコ・ドライブ時計

エコ・ドライブとは、太陽光や室内のわずかな光を動力に変換し、腕時計を動かす光発電システムです。このような光を時計のエネルギー源にする技術は、シチズンが世界に先駆けて開発しました。

エコ・ドライブを搭載した腕時計は、フル充電なら暗いところでも最低でも半年以上稼働するため、定期的な電池交換が必要ありません。そのため、名前の通り非常にエコな機能であり、着用者の手間も減らしてくれます。

中でも、パワーセーブ機能を搭載したモデルについては数年間の連続稼働を実現しており、後述する高精度を活かすという面でも、エコ・ドライブは現在のザ・シチズンの根幹をなす機能と言えるでしょう。

10年で10秒もずれない圧倒的な精度

2023年9月時点のザ・シチズンの最上位モデルは、年差±5秒あるいは年差±1秒を達成しており、10年で10秒もずれない、極めて高い精度を誇ります。

注目すべきは、電波や人工衛星の時刻情報ではなく、内蔵された機構のみで高精度を実現している点です。シチズンの技術力が集結した、世界最高峰の精度を誇るエコ・ドライブが搭載された時計は、1秒1秒を正確に刻み続けます。

腕時計単体でこれだけの精度を実現しているザ・シチズンは、修正の必要がないという利便性だけでなく、ロマンの面でも非常に魅力的なコレクションと呼べるでしょう。

※参考:シチズン.「シチズン テクノロジーサイト[CITIZEN-腕時計]

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まとめ

本記事では、一生ものの高級腕時計ブランドのグランドセイコーやオメガ、シチズン(ザ・シチズン)を中心に、腕時計の寿命や失敗しない選び方などを解説しました。

腕時計はクォーツ式なら10年〜30年程度、機械式なら丁寧に手入れすれば何世代にもわたって使用できます。腕時計は一生ものの買い物であり、次の代に受け継ぐことも考えるのであれば、高級腕時計ブランドのモデルがまずおすすめとなるでしょう。

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