「手元に纏うだけで、日常が特別な瞬間に変わる。」それがグランドセイコー『STGF349』です。
62GSの遺伝子を継ぎながら、現代女性のために再解釈されたこのタイムピースは、優美なデザインと職人技が光る逸品。
流れるようなケースラインと繊細に輝くダイヤモンドは、まるで一瞬の美しさを永遠に閉じ込めたような魅力を放ちます。
さらに、パートナーとのペアウォッチに選べるのも大きな魅力。二人の時間がより一層輝きを増すことでしょう。
時を超えた美しさと洗練が詰まった本モデルは、心に響く特別なひとときを演出します。
今回は、そんな魅力が詰まった1本をご紹介いたしますので、どうぞ最後までお付き合いください。
『STGF349』のデザインと特徴
グランドセイコー『STGF349』は、1967年の名作「62GS」のデザインを受け継ぎつつ、現代の美意識を融合させた1本です。
流れるようなベゼルレスデザインとケースサイドに施されたダイヤモンドセッティングが、手元に優雅な輝きを与えます。
ザラツ研磨による美しい仕上げや、日本の伝統色「淡藤色(あわふじいろ)」を採用した文字盤が、シンプルながらも洗練された印象を演出し、時を超えた美しさを体現しているといえるえしょう。
62GSから継承されたベゼルレスデザイン
グランドセイコー『STGF349』のデザインは、1967年に登場した「62GS」からインスパイアされています。
その最大の特徴であるドーム型のサファイアガラスを包み込むようなベゼルレスデザインにより、ケースを一体化させたような滑らかなフォルムを実現しました。
これは、時を映し出す文字盤を主役にするためのデザイン哲学に基づいています。
このベゼルレスの美しいラインは、光を受ける角度によってさまざまな表情を見せ、女性の手首に優雅にフィットします。現代的な再解釈を加えながらも、62GSの伝統を感じさせるタイムレスな魅力が宿った逸品と言えるでしょう。
ケースサイドのダイヤモンドセッティングとザラツ研磨による仕上げ
27.4mmの小さなケースのサイドには、0.35カラットのダイヤモンドが巧みにセッティングされています。
このデザインは、ダイヤモンドの輝きがケースラインに沿って流れるような美しさを生み出し、手元を繊細で華やかな印象に。
さらに、ダイヤモンドの周囲には、熟練の職人によるザラツ研磨が施されており、ダイヤモンドの輝きを一層引き立て、上品な存在感をもたらしているのです。
淡藤色の文字盤と12時位置のダイヤモンドのアクセント
グランドセイコー『STGF349』の文字盤には、日本の伝統色「淡藤色」が採用されています。
この柔らかな紫がかったトーンは、上品でありながら控えめな華やかさを持ち、どんなシーンでも調和する優れた色彩バランスが魅力。
さらに、文字盤の12時位置にはダイヤモンドがあしらわれており、このひと粒が控えめなアクセントとして洗練されたデザインを引き立てています。
時間を刻むたびに、美しい淡藤色とダイヤモンドの輝きが手元に優雅な表情を添え、見る人の心を惹きつけるでしょう。
女性の手首に馴染む優美なカーブとフィット感
グランドセイコー『STGF349』は、女性の手首に自然に馴染むようにデザインされた優美なカーブが特徴です。ケースとバンドが一体となるような滑らかなフォルムは、単なる装飾品を超えて、肌の一部のような心地よさを実現します。
その絶妙なカーブは、手首にフィットするだけでなく、視覚的にも手元を美しく引き立てます。軽やかな着け心地と相まって、長時間の使用でも快適でありながら、特別な存在感を放ってくれることでしょう。
グランドセイコーの職人技
グランドセイコーが生み出す時計には、熟練の職人たちによる高度な技術が詰め込まれています。
これらの職人技が、グランドセイコーの時計を単なる道具を超えた「時の芸術品」へと昇華させているのです。
唯一無二の輝きを放つ『ザラツ研磨』
その象徴的な技術のひとつが「ザラツ研磨」。
この伝統技法は、ケースに歪みのない鏡面仕上げを施し、光を受けるたびに鮮やかな輝きを放つ仕上がりを実現しています。
シャープなラインと滑らかな面が融合した美しさは、他にはない存在感を生み出し、グランドセイコーでしか成しえない輝きをえているのです。
『時の匠工房』で1つひとつ作られるムーブメント
さらに、グランドセイコーのムーブメントは、信州の「時の匠工房」で熟練の技術者たちが一つひとつ丁寧に組み立てています。
日本が誇る精密な機械技術と手仕事の融合によって生まれるムーブメントは、高い信頼性と精度を誇り、まさに時計の心臓部としての役割を完璧に果たします。
クオーツキャリバー「4J52」
『STGF349』に搭載されているムーブメントは、グランドセイコーの高い精度と信頼性を象徴するクオーツキャリバー「4J52」。このムーブメントは、年差±10秒という極めて高い精度を誇り、日常使いにおいて何も不便がない仕様です。
さらに、クオーツキャリバーの特性を活かしつつ、長寿命のバッテリーを採用しており、実用性も抜群。電池の交換は2〜3年に一度程度でよく、機械式時計のように毎日巻き上げる必要はありません。
こうした内部機構の完成度が、時計の正確さと耐久性を支え、特別な瞬間から日常のひとときまで、信頼できる相棒としてあなたの手元で活躍してくれることでしょう。『STGF349』は、内外の両面から、卓越した品質を体感できる一本です。
STGF349をおすすめしたい方
グランドセイコー『STGF349』は、洗練されたデザインを求める女性におすすめです。
その優美なフォルムとダイヤモンドのさりげない輝きは、手元を華やかに彩りながらも主張しすぎることがありません。
また、フォーマルな装いに馴染む上品さと、カジュアルスタイルを格上げするエレガンスを兼ね備えているため、どんなシーンにも対応可能です。ビジネスの場でも、プライベートの特別なひとときでも、あなたの魅力を引き立てるパートナーとなることでしょう。
シンプルでありながら気品あふれる『STGF349』は、自分らしさを大切にしたい女性にこそふさわしい一品です。
ペアウォッチとしての魅力
グランドセイコー『STGF349』と『SBGA443』は、それぞれに独自の個性を持ちながら、共通のデザイン哲学を共有しています。男女それぞれの手元に調和をもたらし、特別なシーンを一層引き立てる存在です。
『SBGA443』のデザインと特徴
『SBGA443』は、STGF349と同じく、1967年の「62GS」からインスパイアされたメンズモデルです。
文字盤には春分の後の桜が水面を覆う「花筏（はないかだ）」を表現した美しいグレイッシュピンクが採用され、儚くも力強い自然の美しさを感じさせます。
ムーブメントにはスプリングドライブ キャリバー9R65を搭載し、高精度と約72時間のパワーリザーブを実現。男性の手元に堂々とした存在感と機能美を与えます。
特別なシーンでのペアウォッチの提案
ペアウォッチとして『STGF349』と『SBGA443』を身につければ、大切な人との時間がより一層特別なものに。
結婚記念日やアニバーサリー、人生の節目にふさわしい記念品として、二人だけの物語を紡ぐアイテムとなります。
異なるデザインの中に宿る統一感が、ペアでの魅力を引き立て、さりげなくリンクした手元が二人の絆を強く結んでくれるでしょう。
職人の技術と卓越した美しさが光るペアウォッチはいかが？
グランドセイコー『STGF349』と『SBGA443』は、それぞれの個性と美しさが際立ちながらも、共通するデザイン哲学と職人技が息づいています。
『STGF349』は、女性の手元を優雅に彩る洗練されたデザインとフィット感を、『SBGA443』は、男性の手元に力強い存在感と繊細な美しさをもたらし、パートナーとのつながりをより深く感じられることでしょう。
グランドセイコーの時計は、単に時を刻む道具を超えた「美」と「機能」の結晶。ペアウォッチとして身につければ、二人の絆を象徴する特別なアイテムとなり、人生の節目や特別な瞬間をより豊かに彩ります。
グランドセイコーが提供する、日本の美意識と卓越した職人技が融合した『STGF349』と『SBGA443』。ぜひ、その魅力を手に取り、特別なひとときを共に刻んでみてはいかがでしょうか。
グランドセイコー
STGF349の値段・スペック
ムーブメント
| 限定 | グランドセイコーマスターショップ限定 |
|---|---|
| キャリバーNo | 4J51 |
| 駆動方式 | 電池式クオーツ |
| 精度 | 年差±10秒 |
外観
| 外装 | ステンレス |
|---|---|
| ガラス材質 | デュアルカーブサファイア |
| コーティング | 内面無反射コーティング |
| ケースサイズ | 横 27.4mm 縦 32.2mm |
| 厚み | 10mm |
| 腕周り長さ（最長） | 176mm |
| 中留 | ワンプッシュ三つ折れ方式 |
機能
| 防水 | 日常生活用強化防水（10気圧） |
|---|---|
| 耐磁 | あり |
| 重量 | 69.0g |
| その他 | ・ダイヤモンド33個、0.35カラット ・ダイヤ入りケース ・ダイヤ入りダイヤル ・スクリューバック (製造上の理由により、裏ぶたの向きには個体差があります) |
この記事の監修
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資格：日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター
担当ブランド：Grand Seiko、NORQAIN
腕時計販売店ハラダのオンライン担当。
腕時計の撮影、オンライン上でのマーケティング全般を担当。
最新のトレンドからクラシックなモデルまで、幅広い腕時計の情報を提供し、特に日本の腕時計ブランドであるグランドセイコーの魅力を発信することに注力。グランドセイコーの精密な技術と美しいデザインについて詳しく紹介し、時計の選び方や魅力を伝える事に生きがいを感じている。
