【グランドセイコー クォーツ  SBGX343】高い耐磁性能と黒文字盤のスポーティデザインモデルをご紹介

グランドセイコーのスポーツコレクションから、耐磁性能を強化したクォーツモデルが登場しました。

シンプルで大きすぎない形状と控えめなブラックカラーで、普段使いとして幅広い利用シーンが期待できます。

今回は、20気圧防水と強化耐磁の「グランドセイコー クォーツ SBGX343」をご紹介します。

【グランドセイコー クォーツ SBGX343】
高い基本性能に耐磁性が加わり死角がなくなったスポーティデザインモデルの魅力　

グランドセイコーには主に3つのコレクション（ヘリテージ・エレガンス・スポーツ）があります。
そのなかでもスポーツコレクションは、防水性と堅牢性が高く派手なカラーリングで男性的なイメージのモデルが多いコレクションです。

「グランドセイコー クォーツ SBGX343」の魅力をご紹介します。

• パワーリザーブや時刻合わせが不要のクォーツタイプ
• 反射しないブラックダイヤルでインデックスが映える
• 大胆な多面体にカットされたクールなステンレスケース
• 年差+−10秒という驚異的な精度の高性能ムーブメント
• 20気圧防水や40,000A/ｍの耐磁性能を誇るタフネス仕様

グランドセイコーで初めて2色のルミブライト（ブルーとグリーンの夜行蓄光塗料）が塗布されて暗所での視認性が向上しました。

【グランドセイコー クォーツ SBGX343】
レトロな多面体カットとツヤ消し黒文字盤のシンプルさが際立つデザイン

白く爽やかなステンレスシルバーにツヤ消しブラックを合わせ、落ちついた雰囲気のカラーリング。

身に着けやすいサイズやデザインは幅広い方の普段使いウォッチのニーズを満たすでしょう。

レトロ感が漂う多面体ケース

大胆な多面体カットでエッジが際立つケースと太くて短いバーインデックスは、70〜80年代に流行したラグ一体型多面体ケースモデルのようなレトロ感が漂うデザインだと感じます。

ベゼル上面やケース側面および3連ブレスレットはツヤ消しのヘアライン加工、対してラグの多面カット面やベゼル側面はピカピカのポリッシュ加工など、質感を変えてステンレスの表情を使い分けています。

インデックスと指針の統一感

太く短い四角形のインデックスや時分針は、いずれも上面がヘアライン加工で面取り部分がポリッシュ加工。
さらに中心部分にルミブライトが塗布された同様の意匠のため、ダイヤルデザインに統一感があります。

ルミブライトは、3・6・9・12時のインデックスと時分針はグリーン、それ以外はブルーに色分けされていますが、これは暗所で時刻の読み間違いをなくす工夫でもあります。

反射を抑えたブラックダイヤル

反射を抑えたブラックダイヤルが、多面体カットで輝くインデックスのキラキラ感を引き立て、さらにインデックスや指針位置の視認性まで高めてくれています。

ダイヤルデザインは、バーインデックスと時分秒針以外は日付表示すらない超シンプル設計なので「MAGNETIC RESISTANT 40000 A/m」の赤い文字がアクセントとなって目立ちます。

同モデルのカラーバリエーションには白いダイヤルの「SBGX341」があり、こちらはダイヤル外周にあるミニッツトラックの12〜3時位置と6〜9時位置がオレンジ色になり、よりアクティブな印象になっています。

【グランドセイコー クォーツ SBGX343】
高い耐磁と防水性能を収め普段使いを可能にするケースのサイズ感

ケース径は従来のグランドセイコーの規格やメンズウォッチのスタンダードサイズと比較しても標準的な40.0mm。
ダイバーズウォッチのようなゴツめの圧迫感はありません。

重さを少し感じるくらいの165gですが、ケース厚がメカニカル式に比べ薄いクォーツ式の11.7mmなので、重心が手首寄りに低くなるため重さを感じにくいといえます。

また、ブレスレットの留め具は「ワンプッシュ三つ折れ方式」であり、自分で少しサイズの微調整ができます。
手首の上でガチャガチャと余計に動かなければ重く感じることもないでしょう。

【グランドセイコー クォーツ SBGX343】
高い耐磁と防水性能に圧倒的な正確性を兼ね備えた高水準の機能をご紹介

グランドセイコーが世界に誇るGS自社規格をクリアしたハイエンド機能ばかりです。

耐磁性能40,000A/ｍ

ムーブメントのなかで伸縮を繰り返す「ひげぜんまい」が磁気によって変形すると時刻がズレやすくなります。

しかも、私たちの身の回にはスマートフォン・タブレット・ACアダプター・TVやスピーカー・電磁調理器など、腕時計に影響のある磁気製品がたくさんあります。

グランドセイコーには耐磁性能は3段階（4,800＜16,000＜40,000 A/m）あり、最高ランクの40,000 A/mなら、磁気製品に1cmまで近づいても悪影響がないとされています。

20気圧（200ｍ）防水

ネジロック式りゅうず機構によって機密性・防水性・耐久性が大きく高められています。

防水性能においては高性能なダイバーズウォッチに匹敵するレベルであるため、日常生活での防水に関しては何も気にすることなく、また不具合もないでしょう。

飽和潜水というヘリウムガスを使った特殊な深海潜水でない限り、マリンスポーツでの使用も特に問題のないレベルです。

年差+−10秒の世界

グランドセイコーの9Fクォーツは「年差+−10秒」、つまり時刻が狂ったとしても1年間で10秒以内に収まるという精度です。

一方で、一般的なクォーツでは月差+−15〜+−30秒です。
一般的なクォーツの単位が「月」なのに対してグランドセイコーでは「年」を基準にしています。

グランドセイコーのクォーツムーブメントなら当然のレベルですが、実は精度においては世界最高水準の圧倒的な水準にあるのです。

【グランドセイコー クォーツ SBGX343】
黒文字盤でシンプルなスポーティデザインモデルのメリットとデメリットとは？

グランドセイコー クォーツ SBGX343 のメリットとデメリットをご紹介します。

メリット｜普段使いとしてガンガン使える

SBGX343 が普段使いに適している理由は以下のとおりです。

防水性能

20気圧（200ｍ）防水あり、日常生活はもちろんマリンスポーツでも問題なく使えるレベルです。

耐磁性能

グランドセイコーで最高クラスの耐磁性能40,000A/ｍなら、あらゆる磁性体からムーブメントを守ります。

サイズ感

ケースサイズは40.0mmで大きすぎず、ケース厚は11.7mmとクォーツらしく重心が低めなので、スーツやシャツの袖と干渉することは少ないでしょう。

デザイン

白く輝く美しいシルバーベースに反射を抑えたブラックダイヤルというシンプルさで、スポーツ・ビジネス・カジュアルに最適です。
また、昨今のご時世ならフォーマルシーンでも問題になることは少ないでしょう。

デメリット｜重量はやや重たく感じる165ｇ

本モデルの重量：165ｇは、一般男性でもやや重たく感じるレベルです。

手首が細い方や、腕を動かすビジネスシーンもしくはスポーツシーンで着用する場合には、とくに長時間の着用になると負担に感じるかもしれません。

重心が低く重さを感じにくい設計ですが、ブレスレットのコマ調整が重要になりそうです。

まとめ｜グランドセイコー クォーツ SBGX343

シンプルなデザインと標準的なサイズ感からは想像できないほど、正確性・耐久性・耐磁性は圧倒的。
そして、レトロな雰囲気のある大胆な多面体カットのケースは印象にも残る美しさがあります。

また、グランドセイコーのなかでも人気急上昇中のスポーツラインファミリーなので人気モデルになることは間違いないでしょう。

デザインはシンプルで控えめ、でも基本性能と実用性にはこだわりたいという方ならきっとご満足いただけるモデルだと感じました。
本格クォーツウォッチの入門者や汎用性が高い普段使いの時計をお探しなら、後悔のない選択として本モデルを強くおすすめいたします。

グランドセイコー Sport Collection SBGX343の詳細スペック

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