【グランドセイコー メカニカル 手巻き SBGW287】24節気の「暮秋」をワインレッドで表現した大人のドレスウォッチをご紹介

グランドセイコーの「24節気」をコンセプトにした色とりどりのシリーズから、ワインレッドに染まったモデルが登場しました。

秋が深まり冬へと進む「暮秋」が腕時計全体からにじみ出る、シンプルで味わい深いモデルです。

今回は、高精度と高駆動時間を誇る「グランドセイコー メカニカル 手巻き SBGW287」をご紹介します。

【グランドセイコー メカニカル 手巻き SBGW287】ワインレッドを高度に使い分ける魅力

春から夏にかけて移ろう季節を表す「季春 (きしゅん)」、夏から秋にかけて移ろう季節を表す「杪夏(びょうか)」に続くモデルが登場。
「暮秋（ぼしゅう）」と名付けられたワインレッドが印象的なモデルです。

「グランドセイコー メカニカル 手巻き SBGW287」の魅力をご紹介します。

• 四季を6つに分けた二十四節気を讃えるコレクション
• 職人の丹念な手作業から生まれた微細なダイヤル表現
• ワインレッドが生み出すファッションのアクセント
• 模様が映える部分だけを切り出したクロコダイルレザー
• 人間の手作業でしか生み出せない加工の精度と美しさ

二十四節気とは、四季をさらに6つに分けた24もの季節を表す言葉で、古くから使われている暦の一種。
分類は、太陽の光量や気温や動植物の変化が根拠になっており、行事や農耕や食べ物の旬を知るために使われています。

グランドセイコー エレガンスコレクションは、日本的な美意識が反映した繊細なダイヤルの表情が味わえるとして海外から高い評価を受け、グランドセイコーの人気を押し上げているシリーズです。

【グランドセイコー メカニカル 手巻き SBGW287】
ワインレッドを質感の違いで使い分けたコンパクトなデザイン

ジェンダーレスなサイズ感の不思議な魅力は、もはや強烈な個性として定番化するのではないでしょうか。

木々が色づく深い秋を表現

木々が競うように色づく秋を模したワインレッドは、名残惜しさを山全体で表現する秋の鮮烈な景色そのもの。
ダークなワインレッドのカラーリングは、ケースの光沢あるシルバーと相まって、見る人に強烈な残像を残します。

一方で、光を受けたときの温かく深みのあるワインレッドは、過去を振り返り懐かしむような切ない気持ちにもなります。

時代や世代を超える美意識

クロコダイル革のブレスレットには光沢があり光が当たるとエナメルのように妖しく輝きます。
また、ダイヤル表面はグランドセイコーが得意とする型打ち仕上げで、ザラザラした表面は光を穏やかに反射します。

同じワインレッドでもツヤ出しとツヤ消しの対比が素晴らしく、グランドセイコーが時代を超越し守ってきた美意識を再認識しました。

装着感が軽いコンパクトサイズ

ワインレッドは女性的なカラーですが、ファッションに敏感でおしゃれ好きな男性なら効果的に使えるジェンダーレスなアイテムです。

装着感が軽いコンパクトサイズでありながら、風防ガラスの外周がベゼルレス構造でダイヤル全体がクリアに見渡せるため、実際のサイズよりも大きく感じます。
ほとんど見かけない希少なサイズであるため他の方とデザインが被ることは少なそうです。

【グランドセイコー メカニカル 手巻き SBGW287】
女性も着けられるコンパクトで薄いサイズ感

ケース径は、グランドセイコーのスタンダードサイズと比較すればかなり小さめの37.3mmであり、軽量で取り回しが楽なことから男女関係なく使っていただけるサイズです。

男性が着けるには標準よりも少し小さめで女性が着けるには少し大きめであることは、目立つ形状をした注目度の高い形状といえます。

どんなスーツやシャツの袖にも干渉しない形状で、手首が細い方や大きなスポーツウォッチを長時間身に着けられない方には特におすすめです。

【グランドセイコー メカニカル 手巻き SBGW287】
世界最高品質のムーブメントと厳選したクロコダイルレザーのご紹介

厳選した良質の素材と微細加工や研磨加工の技術が、腕時計を芸術の域にまで高めました。

クロノグラフを超えた孤高の基準

「グランドセイコー規格（GS規格）」は、スイス公認試験を直接受けていない製品がクロノメーターを名乗れなくなったことがきっかけで生まれました。

その際にグランドセイコーは、スイスのクロノメーター規格よりも遙かに厳しいGS規格を設定し実行します。
つまりGS規格の創設とその基準のクリアは、世界最高峰の精度と耐久性を手に入れた瞬間でもあるのです。

Caliber9S64は微細な部品の集合体

200〜300点もの微細パーツで組み上げられたムーブメントは、製造から加工はおろか加工機械までのすべてを自社で作っています。

巻き上げられたゼンマイが戻る習性を動力源に変換する仕組みは昔から変わらないものの、素材・仕組み・形状を刷新しながら高い精度を維持しています。
グランドセイコーの品質を支えているのは、半導体の製造に使われるほどの0.001mm単位で調整ができるグランドセイコー独自の技術です。

歪みのない鏡面をつくるザラツ研磨

ザラツ研磨とは、回転するアルミ円盤の研磨紙にケースの研磨面を押し当て動かし、金属面を超平面に成形する技法。

鏡面仕上げの下地として歪みの全くない平面をつくる研磨工程は、グランドセイコーのように面と面が稜線で接合しているケース形状には欠かせない行程です。

ザラツ研磨仕上げの良し悪しは、研磨職人の感覚頼りによる力の強弱・研磨時間・研磨面を動かす速度などによって決まるため、職人の繊細な技術が欠かせないのです。

【グランドセイコー メカニカル 手巻き SBGW287】
24節気「暮秋」ワインレッドモデルのメリットとデメリットとは？

グランドセイコー メカニカル 手巻き SBGW287 を所有するメリットとデメリットをご紹介します。

メリット　ー カラーリングとコンパクトサイズ ー

ワインレッドはファッションの外しカラーとして使え、周囲の視線を釘付けにすることでしょう。

コンパクトで軽いため、男性でも女性でも楽しめる汎用性の高いファッションアイテムです。

デメリット　ー ビジネスやフォーマルは合わせづらい ー

鮮烈なカラーリングなのでビジネスシーンやフォーマルシーンには不向きです。

衝撃や潜水をともなうアウトドアやアクティビティで使用するには、生活防水の本モデルはおすすめできません。

また、多湿で発汗の多い夏場の季節は、レザーブレスレットのままで使用すると劣化と匂いを生じやすくなります。

まとめ｜グランドセイコー メカニカル 手巻き SBGW287

高精度で高耐久のムーブメントをコンパクトなケースに収めた、男女の区別なく高い着け心地をお約束するメカニカル手巻きモデルをご紹介しました。

グランドセイコーのデザインの基本を忠実に押さえつつ、暮れゆく秋を象徴する紅葉の木々を見事に再現した印象的なカラーリングは必見です。

エナメル素材のように妖艶な光を放ち、深いワインレッドが大人の装いをアシストするクロコダイルレザーの「グランドセイコー メカニカル 手巻き SBGW287」を、アクセントカラーのアイテムとしてぜひご活用ください。

グランドセイコー SBGW287の詳細スペック

詳細

この記事の監修

グランドセイコー担当 藤本

資格：日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター
担当ブランド：Grand Seiko、NORQAIN

腕時計販売店ハラダのオンライン担当。
腕時計の撮影、オンライン上でのマーケティング全般を担当。

最新のトレンドからクラシックなモデルまで、幅広い腕時計の情報を提供し、特に日本の腕時計ブランドであるグランドセイコーの魅力を発信することに注力。グランドセイコーの精密な技術と美しいデザインについて詳しく紹介し、時計の選び方や魅力を伝える事に生きがいを感じている。

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