腕時計の種類って?知識を深め、より楽しい時計選びを

腕時計の種類って?知識を深め、より楽しい時計選びを

時計の種類・仕組みについて、みなさんはどのくらいご存知でしょうか。
どのように分類され構成されているのか詳しくなれば、時計選びの幅が広がるでしょう。

本記事では、動力源や機構の違いで分類される腕時計の種類について解説します。
あなたの相棒となる時計選びの参考にしてみてください。

 

 

「機械式時計」と「水晶(クオーツ)式時計」

「機械式時計」と「水晶(クオーツ)式時計」

時計には大きく分けて「機械式時計」と「水晶(クオーツ)式時計」の2種類があります。
それぞれ、時計を動かす動力源となる“ムーブメント”が違います。
高級時計は、精密なパーツによって作られた「機械式時計」が多いのですが、「水晶(クオーツ)式時計」は安価で精度が高いことから現在では多くの時計に採用されています。
では、2つの種類についてそれぞれ見ていきましょう。

 

 

機械式時計とは

機械式時計とは

機械式時計は、ゼンマイで動く時計のことです。ゼンマイを巻き上げて、そこから元に戻ろうとするエネルギーを動力源としています。
基本構造は、「巻き上げ機構」「輪列機構」「脱進機構」「調速機構」「表示機構」の5つ。各要素がエネルギーを伝達し、時間を刻んでいます。
緻密で複雑な組み合わせで構成されているため、外部からのダメージには強くないですが、定期的にメンテナンスを行えば長い期間使うことも充分可能です。
ゼンマイの巻き上げ方は、以下の2つの方法があります。

自動巻式
自動巻式は、装着した腕の動きによってローターが回転し、ゼンマイを自動的に巻き上げる仕組み。
自分でゼンマイを巻く必要がなく、常にゼンマイを巻き上げているため、トルクが安定して精度が保たれる利点があります。

手巻式
手巻式の時計は、手でリューズを回してゼンマイを巻き上げ、エネルギーを蓄えます。
少ないパーツで作られるシンプルな構造のため、厚みがあまり出ないのが特徴。女性用などの薄型の時計に用いられるなど、デザイン性を保てることが大きな利点です。
また、自動巻式のようにローターで覆われておらず、繊細で美しい構造が隠れていません。そのため、高級時計によく見られるスケルトンタイプでは、構造がよく見える手巻式のムーブメントをデザインのひとつとして魅せているものもあります。

 

 

水晶式(クオーツ)時計とは

水晶式(クオーツ)時計とは

水晶式(クオーツ)とは、主に電池を動力源とし、水晶振動子を用いて時刻を表示します。
機械式時計と比べると精度が高く、機械的な構造が少ないためメンテナンスもそれほど必要ありません。
しかし、故障した場合、その部品の交換ができなければ使えなくなってしまうデメリットもあります。

3種類の時間表示方法 どれも水晶振動子によって作られている構造は同じですが、時間の表示方法によって以下の3つのタイプに分類されます。

アナログ式
文字盤と針で時刻を示すアナログ式は、スタンダードでもっとも普及しているタイプです。針の位置で直感的に時間が分かります。

デジタル式
数字で時刻を表示するデジタル式は、電圧を加えることによって液晶パネルが黒くなる性質を活かした表示方法。
アナログ式の構造と違い、モーターも歯車もないので衝撃に強いのが特徴です。ストップウォッチや温度計などにも活用されています。

複合式
複合式は、アナログ式とデジタル式の両方を取り入れ、同時に2つの時刻を確認できます。
文字盤にインデックスと針、そしてアナログ表示される液晶が入るので、見た目も特徴的。
デザインのこだわりで好みが分かれるでしょう。

2種類の動力源
水晶(クオーツ)式時計の動力源である電池は、大きく分けて2種類あります。

一次電池式
充電して繰り返し使えない、いわゆる使い捨て電池を、一次電池といいます。
一次電池の寿命はおよそ2〜3年。時計屋で交換してもらうのが一般的です。

二次電池式
二次電池とは、繰り返し充電ができる電池のことで、充電方法は太陽電池と自動巻による充電が主流になっています。
太陽電池は太陽の光や、蛍光灯などの光を電気に変換して充電させる太陽光発電のことです。
自動巻は、ゼンマイとローターのエネルギーで発電機を回し充電する仕組み。
どちらも定期的に電池交換をする必要がなく、廃棄物が出ないため環境に優しい時計とされています。

 

 

まとめ

基本的な時計の種類について解説しました。
時計を選ぶ際に、デザインや機能性だけでなく中の構造や特徴を知れば、また一歩深い思考にたどり着けます。
自身のこだわりを持つことで、時計選びもより楽しくなるのではないでしょうか。

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