9Rスプリングドライブタイトル

【人気の9RA5、9R86搭載モデルも続々登場】
グランドセイコーの独自機構
9Rスプリングドライブを紹介

国産高級時計として、国内外問わず高い人気を得ているグランドセイコー。その高い技術力から生み出されたコレクションの数々は、世界的に見ても非常に高いレベルの品質、性能を誇っています。
そんなグランドセイコーが生み出した、独創性あふれるムーブメントが「9Rスプリングドライブ」です。
今回は9Rスプリングドライブの特徴や、人気のcal.9R86に代表されるムーブメントの数々をご紹介します。

 

 

グランドセイコーの誕生と独立

初代グランドセイコー

1960年台、初代グランドセイコーは世界に挑戦する国産最高級の腕時計というコンセプトのもと誕生しました。その挑戦の足がかりとして、当時世界最高峰であった天文台コンクールに出場し、わずか数年足らずでトップを狙えるまでに技術力を向上。そして今に至るまで、スプリングドライブに代表される数々の画期的技術を生み出し続け、現在の高級時計ブランドの地位にたどり着きました。

2017年、グランドセイコーはセイコーから独立。その「SEIKO」ロゴは文字板から姿を消すことになります。グランドセイコーは大手時計メーカーの高級モデルという立ち位置から、高級時計ブランドとして生まれ変わったのです。

 

 

グランドセイコーの真髄「9Rスプリングドライブ」

スプリングドライブは、機械式時計のようにぜんまいを動力源とし、クォーツ式のように水晶振動子により精度の制御を行う、機械式とクォーツ式のハイブリッドとも言えるムーブメントです。
また、クォーツ式時計の制御方式を取り入れた「高精度な機械式時計」でありながら、ぜんまいを動力にした「電池、モーターを必要としないクォーツ式時計」でもあると言えます。

スプリングドライブ構成部品

スプリングドライブを構成する部品数は200以上、クロノグラフであれば400を超えており、熟練の職人が0.01mm単位でち密なムーブメントを組み上げています。これは、マニファクチュールゆえの高い技術力をもつグランドセイコー独自のもので、世界中で高い評価を得ています。

 

 

ぜんまいとクォーツの融合。スプリングドライブの独自性

クォーツ式と機械式のいいとこ取りをしたかのようなムーブメント、スプリングドライブ。ここではその特徴や強みを機械式、クォーツ式の2つの面からご紹介します。


・機械式時計としての強み

機械式と比較すると、スプリングドライブの精度は圧倒的です。
一般的な機械式時計の平均誤差が日差±15秒であるのに対し、水晶振動子を用いて制御されたその精度は日差±1秒まで追求されており、中には±0.5秒という数値を実現したムーブメントも発表されています。

スプリングドライブダイバーズ

スプリングドライブはその構造から堅牢性や耐衝撃性にも優れており、スポーツ、ダイバーズウォッチに採用できるムーブメントもリリースされています。
他にも、8日を超えるパワーリザーブを誇るムーブメントを実現するなど、一般的な機械式時計には無い強みを兼ね備えています。


・クォーツ式時計としての強み

スプリングドライブGMT

電力で動くクォーツ式時計は一般的にトルクが弱いとされていますが、スプリングドライブは「ぜんまい」で動いているので、機械式と同じく強いトルクを発揮することができます。そのため、スプリングドライブにはクォーツ式では動かすことのできない重厚な針を搭載することができます。加えて、クロノグラフやGMTといった強いトルクが必要な機能の搭載を実現しています。

また、スプリングドライブは、自転車のライトと同じ原理でぜんまいのほどける力によって発電しています。この機構により動力関係は自己完結しており、クォーツ式の弱点とも言える電池交換の心配がありません。


・見るものを魅了する優雅な運針

スプリングドライブ針

スプリングドライブの運針は、クォーツ時計のような1秒ごとのステップ運針や、機械式のような細かく刻むビート運針ではなく、ダイヤルの上をすべるように動くスイープ運針になっています。
その運針は「トライシンクロレギュレーター」と呼ばれる独自の機構により制御されており、機械式、クォーツ式とは一味違った、静かで優雅な運針を生み出しています。

 

 

進化し続ける9Rスプリングドライブのムーブメント紹介

ムーブメント紹介

グランドセイコーのムーブメントは、大自然をモチーフにするなどして、洗練された美しいフォルムを目指しておりデザイナーと設計者が一体となって設計しています。
ここでは、世界中のウォッチマニア達を唸らせる、9Rスプリングドライブの傑作ムーブメントの数々をご紹介します。


 

 

1.初代9Rスプリングドライブ「cal.9R65」

9R65

2003年に誕生した、グランドセイコー初の9Rスプリングドライブムーブメントがこの「9R65」です。
スプリングドライブが初めて発表された1999年当時のモデルは「手巻式の48時間」駆動だったのですが、グランドセイコーに求められる性能に届いてないと判断し、さらに4年の開発期間を経て「自動巻72時間」を実現しています。
今なお「9R65」はスプリングドライブのスタンダードであり、多くのモデルに搭載されています。


 

 

2.連続駆動時間の追求「cal.9R01」

9R01

スプリングドライブのムーブメントの中でも、特にパワーリザーブを追求して設計されたモデルです。
これまでのスタンダードであった3日巻を超えるために、3倍の動力源の搭載に加え、エネルギー伝達効率や耐久性の向上が図られています。そうやって誕生したこの「9R01」は8日間連続駆動という驚くべきパワーリザーブを実現しました。


 

 

3.世界最高峰のクロノグラフ「cal.9R86」

9R86

スプリングドライブを基本時計に据え、クロノグラフを搭載したムーブメントです。
スプリングドライブが誇る高い精度を保ちながらも、誤作動を防ぐ機構の搭載や、エネルギー伝達方式の改良により、極めて正確なストップウォッチの動作が実現されています。
その精度の正確さは、ぜんまい駆動のクロノグラフとして世界最高峰と言われています。


 

 

4.薄さと堅さを獲得した新設計「cal.9RA5」

9RA5

スプリングドライブの実用性を追求し、スプリングドライブの欠点の一つでもあった厚さを改良し、構造をより堅牢にしたムーブメントが「9RA5」です。
パワーリザーブは従来より長い5日巻を実現しており、精度も水晶振動子の厳正な選別により平均月差±10秒を追求しています。
また、ハードなシーンでの使用も想定されており、ダイバーズウォッチにも採用される新生スプリングドライブです。

 

 

GSの技術力を体感。9Rスプリングドライブのオススメモデル

グランドセイコーの真髄を感じられる9Rスプリングドライブのオススメモデルをご紹介します。


抜群の存在感「SBGA227」

SBGA227

存在感際立つケースにスプリングドライブ「cal.9R65」を搭載したモデルです。シンプルなデザインながらも、ダイヤルの見やすさの工夫や、パワーリザーブインジケーターの採用など、各所にグランドセイコーらしい実用性の追求が図られています。黒の文字板が醸し出す高級感はフォーマルな場面でも引けをとりません。


濃紺色が際立つ王道デザイン「SBGA439」

SBGA439

グランドセイコーのスタンダードデザインにスプリングドライブを搭載したコレクションです。カラーは着用シーンを選ばないミッドナイトブルーが採用されています。多面カットされたダイヤル、針、インデックスは、見やすさの向上とともに飽きのこないシンプルなデザインを生み出しています。


実用性を追求したスポーツウォッチ「SBGE255」

SBGE255

スプリングドライブにGMT表示機能を搭載したムーブメント「Cal.9R66」が採用されたスポーツウォッチです。高い強度と靭性を持つセラミックスを、腕時計の中で最も傷つきやすいベゼル部分に採用することで素材本来の美しさを保っています。また、りゅうずの位置も工夫されておりアクティブなシーンを邪魔しません。
実用性を重視した、グランドセイコーらしいスポーツウォッチです。

 

 

まとめ 「独創性と革新に満ちたスプリングドライブ」

スプリングドライブまとめ

今回はグランドセイコーの独創性と革新の象徴、9Rスプリングドライブを紹介しました。
他メーカーのキネティックやオートクォーツでは味わえない、グランドセイコーの技術力が生み出した傑作ムーブメントを、ぜひあなたの手元で感じてみてください。

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