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【素晴らしきCITIZENの技術】
パーフェックス

時計の正確さはその時計の機械的要素によって左右されますが、外的要因によって誤作動が引き起こされ、ズレが生じる場合もあります。ズレの原因として代表されるのが磁気と衝撃。

それらの影響を軽減させるために生み出されたのが、シチズン独自の技術「パーフェックス」です。
パーフェックスは「JIS1種耐磁」「衝撃検知機能」「針自動補正機能」の3つの機能を一体化させたもので、高精度時計をズレさせない、時計を守る先端技術です。

 

 

特徴

パーフェックスのロゴ画像

パーフェックスは、ズレる前に防ぐ「JIS1種耐磁」と「衝撃検知機能」の2つの機能と、ズレを補正する「針自動補正機能」、合わせて3つの機能で構成されています。

パーフェックスの3つの機能後世についての画像

 

 

1.JIS1種耐磁

一般的に時計に磁気を近づけると様々な影響が発生します。

アナログクオーツ時計を例に挙げると、内部部品のステップモーターに用いられている磁石が、外部からの磁気によって誤作動を引き起こす可能性があります。ですが、日常生活ではテレビや携帯電話等の磁気を発生するモノがたくさんあり、時計を磁気から完全に守ることが難しくなっています。

そこでシチズンは、内部パーツに耐磁性を持つ素材を使用するなどして耐磁性能を向上。JIS1種耐磁の水準をクリアするテクノロジーを生み出しました。

※JIS1種耐磁
直流磁界4,800A/mに耐えられる水準。日常生活においては、磁気を発生する機器に5cmまで近 づけてもほとんど性能を保持できる。

また、シチズンは耐磁性能を電波時計に組み込むことに成功。「電波の受信」と「磁気の防御」という相反する機能を高いレベルで両立し、JIS1種耐磁をクリアした電波時計を実現しました。

 

 

2.衝撃検知機能

衝撃検知機能のプロセス画像

外部からの衝撃を瞬時に検知し、ICによる針の制御で衝撃による針ズレを防止する機能です。

腕時計が衝撃を受けるとモーターに電気信号が流れ、ローターを一瞬でロックし、再び針を動かします。これだけの処理に要する時間はわずか約1,000分の1秒。
着用者が衝撃を感じた時にはもう、針ズレ防止は終わっているはずです。

 

 

3.針自動補正機能

各国のパーフェックス針補正機能の画像

万一針ズレが発生した場合に、針の位置を補正する機能です。

針位置検出システムのセンサーにより一定時間ごとに針位置を検出。万一IC内時刻カウンターとのズレが発生していた場合、その誤差を測定し、針を正しい位置まで移動させます。