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【水深5,000mに耐える時計】Sinn(ジン)のダイバーズウォッチ
『Uシリーズ』と『EZMシリーズ』の違いや基本スペックを解説

水深5,000mの環境でも、-66度の極寒でも、+228度の灼熱でも精度を落とさない抜群の強度を誇るSinnのダイバーズウォッチ。
Sinnのダイバーズウォッチはどのようにして卓越した防水性、強度を実現できているのでしょうか。
その理由は、Sinnの独自テクノロジーによるものです。

この記事では、Sinnの独自テクノロジーによる防水性とSinnのダイバーズウォッチ「Uシリーズ」、「EZMシリーズ」について解説していきます。

 

 

Sinn(ジン)のダイバーズウォッチの防水性を支える独自テクノロジーについて

水深5,000mに耐えるSinnのダイバーズウォッチに施されている独自テクノロジーは、「ハイドロ」と言う技術です。
ハイドロの特徴として以下が挙げられます。
・ケースをぶ厚くしなくても水圧に耐えられる
・水中でもはっきりと文字盤が見える

これらの特徴はケース内に封入された特殊なオイルが関係しています。
次で詳しく見ていきましょう。


Sinn(ジン)のダイバーズウォッチに使われる独自テクノロジー「ハイドロ」とは

ジンダイバーズの防水性能の試験中の写真

通常の時計が深く潜ると破損する理由は、時計内外の気圧差が大きくなりケース内の内圧が急激に変化するためです。
そのため、通常の時計で水圧に耐えられる丈夫な構造にすると、その分ケースがぶ厚くなるためゴツゴツしてしまい着用感が損なわれてしまうデメリットも。

しかしSinnのダイバーズウォッチはこの「ハイドロ」によって、ケースをぶ厚くしなくても水圧に耐えられるようになっているのです。

『ハイドロ』とは?
ケース内に封入された特殊なオイルによりケースを必要以上にぶ厚くすることなく、水深5,000mでも耐えられるようにする構造のこと。


『ハイドロ』の役割(1)気圧差による破損を防ぐ

特殊オイルにより時計内部の気体収縮率を海水と同じにし、外部との気圧差をなくすことで、破損を防いでいます。


『ハイドロ』の役割(2)視認性UP

ハイドロの優れた視認性がわかる写真

この特殊オイルのもうひとつの働きは水中で文字盤を見やすくすること。
通常の時計だと、水中は光の具合で文字盤が見えなくなることがあります。
しかしSinnのダイバーズウォッチに封入された特殊オイルは、光の反射を抑える効果もあるため、水中でもはっきりと文字盤を確認できます。
時間が生死を分けるダイバーにとって、「視認性に優れた文字盤」は大きなメリットと言えるでしょう。


このことからSinnのダイバーズウォッチに施されている特殊テクノロジー「ハイドロ」は、「水深5,000mに耐える」「水中でも文字盤が見やすい」という優れた機能を生み出しているのです。

 

 

Sinn(ジン)のダイバーズウォッチ人気シリーズ「Uシリーズ」について

Uシリーズをおしゃれに配置した写真

「Uシリーズ」とは、Sinnのダイバーズウォッチの人気シリーズのひとつです。
Uシリーズは船級・認証機関DNVという150年の歴史を持つ認証機関による、厳格なテストで完璧な結果を残した時計。
テストの内容は以下の通りです。

1.時計を-20度で3時間放置。その後+50度で同じく3時間放置。
2.-30℃で3時間、その後+70℃、湿度95%で同じく3時間。
放置後、機能性が失われていないかをチェックし問題なければクリアです。
Uシリーズはこのテストを突破しました。

さらに、Uシリーズは30気圧防水(水深300m)から500気圧防水(水深500m)までの高い防水性も備えており、機能性においての信頼感は抜群です。

 

 

Sinn(ジン)のダイバーズウォッチ人気シリーズ「EZMシリーズ」について

潜水に使いそうな縄をバックに置かれたEZMシリーズ

「EZMシリーズ」は、戦闘機のコックピットクロックとして開発されたものを、現代版にリメイクした時計です。
EZMとは(アインザッツ・ツァイト・メッサー)の略称です。
それぞれの意味は以下の通りです。
・アインザッツ:出撃
・ツァイト:時刻
・メッサー:計測機器
つまり、出撃の際に用いられる時刻計測機器という意味になります。

EZMシリーズはドイツ警察特殊部隊や救急救命士、レスキュー隊などで使われており、過酷な状況でも耐え抜くタフネスウォッチ。
シンプルなデザインで文字盤が非常に見やすいようになっているのも、実用性を考えていると言えます。

失敗が命取りになるような職業の方たちが愛用していることから、EZMシリーズのタフなボディへの絶対的な信頼があることがお判りいただけるかと思います。

 

 

まとめ|Sinn(ジン)のダイバーズウォッチは独自のテクノロジーにより、
絶対的な信頼感を得ている時計

今回はSinnのダイバーズウォッチについてお伝えしました。

水深5,000mに耐えうる耐圧性能、特殊部隊に愛用されるタフネス。
ダイバーズウォッチの機能性は他と一線を画しています。
あまり好き嫌いしないシンプルなデザインも魅力です。

とにかく機能性を突き詰めたシンプルな時計をお求めの方は、Sinnのダイバーズウォッチをおすすめします。