特徴

サテライトウェーブGPSは旅行や仕事で海を渡る人にうってつけのシステムです。
衛星電波受信技術のおかげで、大陸横断の旅行でもリアルタイムでタイムゾーンを解析し続け、世界中どこにいてもその場所の現在時と同期が可能です。

また、シチズンのサテライトウェーブGPSの特筆すべき点としてその同期スピードが挙げられます。独自のアルゴリズムにより、衛星からの時刻情報受信速度は世界最速の3秒を実現し、高速モーターにより針の動きを高速化。スピーディな同期と時刻表示を可能にしています。

加えて、時計としての精度も高く全てのサテライトウェーブGPS搭載モデルは月差±5秒の精度を誇っており、時刻修正に頼らなくても正確な時間を得ることができます。

世界中での使用を考え、サテライトウェーブGPSが採用されたモデルにはシチズン独自の光発電技術「エコ・ドライブ」が搭載されており、広い空があれば電池を気にせずいつでもどこでも現在時と同期できます。

歴史

世界中、どこにいても正確な時刻を知りたい。そんな願いを叶えるためシチズンは衛星電波時計「サテライトウェーブGPS」の開発を始めました。
そして2011年に紆余曲折の末、世界初となる光発電衛星電波時計「Eco-Drive-SATELLITE WAVE」が誕生します。

その後、シチズンはこのシステムの利便性の追求として短時間での時刻情報受信とその表示を目指しました。
結果、2014年に発表した「Eco-Drive SATELLITE WAVE F100」では、最短3秒での時刻情報受信を達成。さらに時針、分針、秒針の3針それぞれに独立したモーターを搭載することで、ストレスのない時刻合わせを実現し、当時世界最薄の衛星電波時計を完成。

2015年には、時刻情報だけでなく位置情報と時刻情報の両方を取得できるシステムを開発しました。「スピーディさ」というコンセプトを受け継ぎつつ、薄いボディ、多機能性を持つ「Eco-Drive SATELLITE WAVE F900」は、針の正回転と逆回転の高速回転を可能にするモーターが搭載されており、スピーディにその場所の正確な時刻を表示することを可能にしています。