CASIO カシオ|300本限定オシアナス マンタ|蒔きぼかし金線波紋モデル
エレガンスとテクノロジーの融合をコンセプトとするオシアナスのサブシリーズ「マンタ」から和柄で装飾された美しいモデルをご紹介します。
京都の伝統工芸士である下出祐太郎氏が開発やプロデュースに携わった特別なモデルで、「蒔絵:まきえ」で描かれた日本の美意識が、カシオの最先端技術と融合して世界をあっと驚かせました。
マンタの中でもひときわラグジュアリーな位置づけで、世界にたった300本しかない超希少モデルでもあります。
オシアナス マンタ 蒔きぼかし金線波紋モデルについてこれを読めば分かること
・どんな蒔絵の技術とデザインがこのモデルに移植されたかについて
・スマートフォンリンク技術で精度や設定の自由度が上がったこと
・世界300本限定によって日本でも世界でも獲得競争が加熱すること
目次
CASIO カシオ|
プラチナ蒔絵の蒔きぼかし金線波紋が映えるオシアナス マンタ
日本製品が高性能高品質で低価格だけだった時代は終わり、世界と勝負できるクールジャパンの美学で満たされた日本製品が世界に認められました。
プラチナシルバーの下地がベゼル下部からダイヤル中央部まであり、その隙間を縫うようにゴールドの波紋が横たわるデザイン。
ダイヤル上半面の漆黒の部分と合わさって、動と静が共存するその姿は、まるで水平線から果てしなく深い宇宙の彼方までを見渡しているかのよう。
プラチナ粉の濃度が下部から上部へかけて徐々に薄まるグラデーションが、見る者を遠近感のある空間へと強制的に引き込みます。
輝く蒔絵に対する漆黒は反射を抑えた加工がされた、静かで柔らかく光る、”大人の黒”に惚れ惚れすることでしょう。
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300本限定オシアナス マンタ蒔きぼかし金線波紋モデルのスペック
基本情報
ケースサイズ(縦×横×厚さ) | 48.8 × 42.3 × 9.3 mm バンド装着可能サイズ150〜205mm |
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文字盤 | ブラック(蒔きぼかし) |
ケース・ベゼル材質 | チタン「DLC処理」 |
バンド | ・チタンブレスレットDLC処理 ・スライドアジャスト機構付きワンプッシュ三つ折れ式中留 |
防水性 | 10気圧防水 |
使用電源・電池寿命 | タフソーラー(ソーラー充電システム) モバイルリンク機能(対応携帯電話とのBluetooth通信による機能連動) |
機能
ガラス | ・ワールドタイム:世界27都市 (38タイムゾーン、サマータイム自動設定機能付き)+UTC(協定世界時)の時表示、ホームタイムの都市入替機能 ・カレンダー:フルオートカレンダー ・パワーセービング機能:暗所では一定時間が経過すると運針を停止して節電します ・駆動時間:フル充電時からソーラー発電無しの状態での駆動時間(機能使用の場合:約5ヵ月) ・パワーセービング状態の場合:約18ヵ月 ・ストップウオッチ:1秒、24時間計 |
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プラチナ蒔絵による蒔きぼかし金線波紋などのウォッチデザイン
オシアナス マンタ|蒔きぼかし金線波紋モデルのデザインとは
ひとつなぎの蒔絵パターン
ベゼルとダイヤルの波紋絵柄がつながって全体でひとつの美術作品になっています。
グラデーションや不規則な曲線など、境目なくつなげるのが非常に難しい絵柄を完全につなげることで、美しさへの没入感を損わない高度な技術です。
つや消し漆黒の特別感
テカリを抑えた黒色は光を吸収して拡散するための意図的な表面加工です。
また漆器の漆黒とは漆に含まれる鉄分が酸化することで深まった黒色、つまり自然が作り上げた深い黒のこと。
その特別な色はダークヒーローのイメージと重なり、特に男性にはたまらなく魅力的に映ることでしょう。
エッジを効かせたフォルム
ゴツっとしたパーツの数々は厳しい環境の変化を伴う大自然に対する畏敬であり、男性的デザインが多いオシアナスシリーズが一貫して採り入れている強いイメージです。
個人的には、今にもトランスフォームしそうなヒト形ロボットと同種のカッコ良さが、随所に溢れていてワクワク感が止まりません。
ホワイトアクセント
縦方向の白いラインがベルトの中心を一周することで、単調になりがちな黒一色のベルトの表情に、躍動感と未来へ続く道のような期待感を抱かせます。
またダイヤル上の白い放射状のインデックスからは、高速で飛行しているときに置き去りにする周囲の景色のような疾走感を感じます。
ブルーのロゴマーク
このモデルで唯一使われるブルーはオシアナスのイメージカラーです。
ロゴのみをポイント的に使うことで漆黒と金銀の蒔絵を邪魔しない範囲で、ロゴやブランドイメージを効果的に伝えることに成功。
またブルーはゴールドとは補色関係にあり、お互いを強め合う効果的な色の組み合わせでもあります。
カシオ|プラチナ蒔絵による蒔きぼかし金線波紋を動画で確認する
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オシアナス マンタ蒔きぼかし金線波紋モデルに搭載された技術の数々
伝統技法の蒔絵
蒔絵で描かれる絵柄は、季節を反映した動植物、または光や波や風などの自然の造形がモチーフになることも。
ご存じない方は日本料理のお重や碗の器に描かれている金色に輝く絵柄といえばイメージしやすいでしょう。
蒔絵とは、漆器の表面に漆で絵や文字などを描き、乾かないうちに金や銀の金属粉をまくことで器面に定着させる、京都で1200年以上の歴史をもつ伝統技法です。
時間精度
標準電波を受信する時刻修正機能と、Bluetoothによるスマートフォンリンクの時刻修正機能も搭載し、絶対的な時刻の精度を追求。
スマートフォンアプリで300都市の時刻や時差やサマータイムなどが柔軟に設定できます。
無尽蔵の光エネルギーを電源とし、電池切れによる時間の狂いも排除しています。
それらの高機能を、発売時点ではオシアナスメンズモデルの中でも最薄9.3mmの筐体に収めました。
複雑で多くの工程
蒔絵は美術品としての完成度を上げるために文字盤やベゼルを何層にも描き分けて重ね、造形はチタンの筐体やベルトのエッジを効かせるために削りや研磨にも複数の工程を施すなど、妥協のない工程が随所に隠されています。
CASIO カシオ|プラチナ蒔絵デザインの
300本限定特別マンタデザインをおすすめする理由
日本の伝統工芸の蒔絵は自然の一瞬を切り取ってひとつひとつ手描きするように、このモデルの300本もそれぞれが世界で唯一の絵柄をもったオリジナル作品です。
電池交換も時刻合わせも不要の「絶対精度」を掲げるオシアナスは、ソーラー電波時計が最も秀でた時刻に関する高い信頼性を持っています。
私も電波ソーラー時計の長年の愛用者で、この安心感を知ってしまうとたとえ高精度日差15秒の機械式時計でも少し物足りなく思うほどです。
また、フォーマルでもカジュアルでもスポーツでも身につけられる汎用性の高いデザインは、常に身につけられるためコストパフォーマンスに優れます。
そしてメカ好き男性のハートをくすぐる要素も忘れていません。
カシオ|オシアナス マンタ金線波紋モデルはこんな方におすすめしたい
・時刻合わせや電池交換が不要な腕時計を探している
・世界が認めた伝統技術をファッションに取り入れたい
・スマートフォン連携の先進的なモデルに期待している
まとめ
日本が誇る伝統工芸とカシオの先進技術が融合し、快適で高性能な腕時計でありながら眺めても美しいという作品が生まれました。
これは日本の自然や和柄や伝統の技術を広く世界に知ってもらうためにも、大変意味のあるモデルです。
おそらくこの先も、世界限定300本の希少価値によって世界を巻き込んだ獲得競争は激化し、探しても見つからないかもしれません。
今までこのタイプのデザインに馴染みが薄かった高齢層にも、デジタルウォッチに馴染む若年層にも幅広く受け入れられるデザインと機能です。
ご覧いただいて気になった方は、ぜひ新しいタイプの腕時計に挑戦してみてください。