OCW-S5000EK-1AJFのリストショット

【江戸切子×オシアナス マンタ】 “斜光”をテーマにした
1,000本限定モデル!幻想的なサファイアベゼルを独り占め

江戸切子職人である堀口徹氏と、オシアナスのコラボレーションシリーズ第4段は“斜光”をテーマにした、江戸切子とオシアナス マンタの1,000本限定モデル。

江戸切子とは、ガラスの表面をさまざまな模様にカットする技法のこと。
江戸時代後期から受け継がれる日本の伝統工芸です。

本記事では、そんな幻想的な光を生み出す江戸切子と、テクノロジーをテーマの一つに掲げるオシアナスの見事なコラボレーションモデルをご紹介していきます。

 

 

CASIO「オシアナス OCW−S5000EK−1AJF」|外装・デザイン

厚みを薄く仕上げエレガントなスポーツウォッチとして人気のマンタに、江戸切子はどのようにして掛け合わさっているのか。
まずは、江戸切子をあしらったサファイアベゼルに注目しながら、外装やデザインについて見ていきましょう。

 

江戸切子が表現する幻想的に輝く“斜光”

ベゼルに江戸切子を施し、幻想的に光のうつろいを表現した今回のコラボ作。
江戸切子の職人技や魅力をあらゆる工夫を凝らして最大限魅力的に表現しています。

ベゼルのカラーは、新しく開発されたブルーブラック蒸着という方法で着色。
青の彩度を高めることでグラデーションに紫がかかるのです。
ブルーとブラックの間にかすかに現れる紫は、神秘的にも映ります。

タイトルOCW-S5000EK-1AJFのウォッチフェイスの写真

また、職人が一つ一つ手作業でカットした江戸切子の部分は、カット面にシルバー蒸着を施し、その後一度剥離させています。
そうすることで、カッティングラインにのみシルバーの色が残るようになり、より繊細で美しい江戸切子のカットが際立つのです。
テーマとなっている“斜光”が見事に表現されています。

そして仕上げには、シルバー蒸着を裏表全体に施し発色を高め、このような美しいグラデーションが生み出されるのです。
また、この美しさを損なわないためのデザインの工夫は圧巻です。
文字盤周辺をスッキリと見せるため、ワールドタイム機能に必要な都市コードを外周に刻印。
これによりデザイン性と機能性を損なわず両立し、江戸切子の魅力を全身で伝えていると言えるでしょう。

 

サファイアベゼルに施された技法「千筋」

タイトルOCW-S5000EK-1AJFのベゼルに注目した写真

江戸切子で使われる模様「千筋」とは、日本の伝統的な模様の名称で、とても細かい縞模様を指します。
そして本モデルのベゼルには千筋を40本、偏心カットで施し、斜めから差し込む光によって美しい陰影を映し出す様子を表現しています。

今回は第4段となるコラボレーションですが、実は毎回カットの難易度をあげているそう。
伝統工芸を守り、広めながらも、挑戦しつづける職人の熱意も感じられる千筋は、ぜひ間近で見ていただきたいものです。

 

 

CASIO「オシアナス OCW−T4000BRE−5AJR」|機能性

タイトルOCW-S5000EK-1AJFのりゅうずを拡大した様子

このモデルのケース素材にはチタンが用いられており、驚くほどの軽さと傷つきにくさを誇ります。スポーティな42mm径のモデルながら80g台の超軽量級はこのモデルの一つの魅力と言えるでしょう。

タイトルOCW-S5000EK-1AJFのケースを側面から写した厚みの様子

また、オシアナスの時計と言えば電波ソーラーを利用した時刻修正が有名でしょう。
Bluetoothを繋げば、スマホのアプリ(OCEANUS Connected)から表示したい時刻や正確な時刻を調整できます。

G-SHOCKでの技術を流用したタフソーラー機能は、受光効率の高いソーラーセルを使用してインダイアルのみで発電できるため、文字盤のデザイン性はそのままに、安定した機能美を実現しました。

精度の高い機能を、いかにして美しく収め完成させるか。
その機能美への追求は、オシアナスの強いこだわりです。

 

 

CASIO「オシアナス OCW−S5000EK−1AJF」を動画で確認する

 

 

CASIO「オシアナス OCW−S5000EK−1AJF」|印象・魅力

最先端の時計機能と伝統工芸、どちらにも引っ張られずに平等な価値としてお互いに美しく調和している様が、本モデルの魅力。
二つの高度な技術が時代を超えて合わさっているようで、実は同じ方向に向かって進んでいることにもロマンを感じるのではないでしょうか。

本モデルをはじめオシアナスが目指す理想は、今の時代に見合った、そして今よりも先の未来にふさわしい腕時計。
その良さを知っている人や、伝統工芸と時計のコラボが好きなファンだけに刺さるように作られてはいません。
これまで紡いだ伝統を絶やすことなく、これからを共に生きる腕時計を作っているのです。

 

【筆者コメント】

オシアナスは、誇るべき伝統を一緒に未来へ連れていってくれるような頼もしいシリーズであると再確認しました。
時計を装飾する一つの技術として江戸切子を採用するなど、革新的な腕時計を作り続ける姿勢を間近で見られたのは幸運です。
決して和テイストを押し出したいわけではないというのを知った上で本モデルを見ると、より純粋にデザインや江戸切子のカッティングを愉しめるのかも?なんてことを思いました。

 

こんな人におすすめ

  • 全く新しい印象のブルーカラーの腕時計を取り入れたい方
  • 江戸切子のカッティング技術を手元で見て愉しみたい方
  • 日本の美しい伝統工芸にロマンを感じる方

 

 

CASIO「オシアナス OCW−S5000EK−1AJF」|詳細スペック・値段

基本情報

ケースサイズ 縦48.8 × 横42.3 × 厚さ9.3 mm
質量 82 g
ケース・ベゼル材質 チタン
電池寿命 無垢バンド
メタルバンド(チタン)
スライドアジャスト機構付きワンプッシュ三つ折れ式中留
防水性 10気圧防水
使用電源・電池寿命 タフソーラー(ソーラー充電システム)

外装

ガラス 両面反射防止コーティングサファイアガラス
表面加工 チタンカーバイト処理
バンド装着可能サイズ 150〜205mm
その他 日付・曜日表示
日付表示(月/日表示入替)
曜日表示(英・西・仏・独・伊・露の6ヵ国語切替)

 

 

まとめ|江戸切子コラボウォッチ
「オシアナス OCW−S5000EK−1AJF」は常に先を行く革新モデル

タイトルOCW-S5000EK-1AJFを腕につけている様子

伝統工芸、江戸切子とのコラボウォッチ「オシアナス OCW−S5000EK−1AJF」をご紹介しました。
工芸品を彷彿とさせるような幻想的なグラデーションと、美しく光を反射する江戸切子のベゼルを手元で感じられる、なんとも贅沢な一本でした。

日本メーカーならではのコンセプトやコラボレーションが生み出せるのも、オシアナスの特徴であり魅力でしょう。
世界で1,000本のみの限定モデルですので、気になる方はお早めにご検討ください。