クエルボの文字盤を俯瞰した画像

知る人ぞ知る名品、アインシュタインが愛した幻の時計が復活

公式サイトでは「スイスのハートにキューバのスピリット」そんなフレーズで表現がされている、クエルボ・イ・ソブリノス。

スイスはアルプスの山岳に囲まれた自然が織りなす優雅で平和な国。
キューバはカリブ海に浮かぶ島国で青い海と色とりどりの街並みで「愉快」「陽気」「情熱的」な人々があふれています。
まったく対照的に感じる国ですが、クエルボ・イ・ソブリノスをしればしるほど、調和されて、美しく、繊細で魅力的な時計ということがお分かりいただけると思います。

クエルボ・イ・ソブリノスが生まれたのは、1882年キューバのLa Casa(ラ・カーサ)という小さな貴金属店。
日本で勝海舟や渋沢栄一が活躍していたような時代にこのような先進的な時計技術があったというのは驚きですよね。
とっても歴史がある時計メーカーです。

首都ハバナで成功し、さらに飛躍を続け、ヨーロッパに進出、スイス製のムーブメントを採用し、さらに成長を続けました。
著名人が一度は訪れるべきといわれるほど、大きく成長を続け、顧客名簿には、物理学者アインシュタイン、作家ヘミングウェイ、元英国首相チャーチルなどが名を連ねていたとか。

順調だったクエルボ・イ・ソブリノスは、1950年代に起きたキューバ革命によって、ブランドが消え去ってしまいます。
その後、50年近くクエルボ・イ・ソブリノスは復活することなく、幻となっていました。

しかし、2003年、新時代のあたらしいクエルボ・イ・ソブリノスとして、復活を遂げます。
「ゆっくりと流れる時が豊かで穏やかなライフスタイルを生み出す」というカルチャーが欧州とラテンの融合と幻となっていた"時"を取り戻しました。

 

 

歴史をたどる、ついに名作が現代に戻ってきた!

歴史をたどる、ついに名作が現代に戻ってきた!

1940年代に作られたオリジナルを復刻したコレクションとなる「ヒストリアドール」シリーズ。
ブランドのルーツとなるラテンを感じることができる魅力あふれるデザインです。

現在は9アイテムある「ヒストリアドール」ですが、日本限定のアイテムや、クラシックなデザインのもの、少しセクシーなデザインのものもあります。
皆さんはどれがお好みですか?

できれば、その時の気分やファッションで使い分けたいくらい・・・
そんなラテンを感じながらも最先端の技術で作られた、クエルボ・イ・ソブリノス「ヒストリアドール」シリーズの紹介をいたします。

 

 

日本限定モデル「ヒストリアドール ルナ」

日本限定モデル「ヒストリアドール ルナ」の時計を写している様子

ロブストシリーズで人気を博したトリプルカレンダーと月の満ち欠けを搭載したスケルトンダイヤルが復刻。
その特徴的なムーンフェイズがアクセントとなり、透き通った文字盤が個性的で、かっこいい。

デザインだけではありません。
時計本体とベルトを結ぶ、ラグ部分も人間工学に基づき設計をされているので、付け心地は申し分なし。
ラウンドケースもメゾンのヴィンテージモデルと同じ、40mmで使いやすくすっきりしています。

また、30m防水なので日常生活も問題ありません。

白とブルーのダイヤルとブラックのカラーがありますが、どちらも日本限定。
売っているのを見つけたらラッキーかもしれない・・・

 

 

ハバナ市制500周年記念モデル「ヒストリアドール 1519」

ハバナ市制500周年記念モデル「ヒストリアドール 1519」の時計表面と裏面を写していう様子

クエルボ・イ・ソブリノスの原点ともいえるハバナ市制500周年記念で作られたモデル。
ステンレススティールケースにはハバナ国旗のブルーとよりエレガントなゴールドを組み合わせがシンプルで、こだわりが詰まったデザインですよね。

ローターには、ケースの裏から見ると、ハバナの国旗に描かれている3つの城が刻印されています。
GTMダイヤルは新世界と旧世界の融合を表現しているのだとか。

このモデルは 世界限定本数は500本で貴重なもので、さらにK18モデルは20本限定です。

 

 

ヒストリアドール フラメンテ

ヒストリアドール フラメンテの時計を写している様子

ヒストリアドール フラメンテは、1950年代に設計された薄型の手巻き時計を発展させて発売されました。
ケースの裏面は、スケルトン。
中のムーブメントプレートやきれいにコーティングされたパーツが美しく、ながめているだけでうっとり・・・

アイテム名になっているフラメンテとは、炎を意味しているそうです。

ダイヤルにデザインされているギョーシェ模様は伝統もある模様で、デザイン性のことだけではなく、光の反射を抑えて、文字盤を見えやすくするという機能も持ち合わせています。
このギョーシェ模様がまるで炎のようで、美しく情熱を感じますよね。
全体的には落ち着いているのに、よく見るとラテンの血が通っているようです。

手巻ムーブメントは2.5mmという薄さ。
バックのシースルーケースからも美しいムーブメントを見ることができますよ。
ほかの限定商品よりは手が届きやすいのもおすすめの理由です。

 

 

乗り遅れたら手に入らない?!かっこよくてセクシーな時計が心を豊かにする

本の上にシャンパンゴールドの文字盤時計を写している様子

「スイスのハートにキューバのスピリット」の文字を見たときに、「え?ラテンとクラシックが融合するの?!」と想像してしまったのですが、知ればしるほど、重みもあって、かっこよくて、美しくて、セクシーなんです。

ご紹介したアイテム以外にももっとラテン要素がぎっしりのカラーリングがあったりと見ているだけでも面白いシリーズでした。
あと、限定商品がとっても気になる。
まだ販売されている限定商品もあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。