ペアウォッチ

ふたりの時間を静かに刻む。厳選ペアウォッチ特集

ペアウォッチという言葉から、かつては「同じものを身に着ける」イメージが強く思い浮かべられてきました。

しかし今、大人の選択肢として注目したいのは、価値観や美意識を共有できるかどうかという視点です。色合いや素材、時計に込められた物語が静かに呼応することで、意識せずとも心地よいつながりが生まれます。本記事では、そうしたふたりの感性が自然に重なるペアウォッチをセレクトしました。

ジェンダーレスなサイズ感でシェアしやすく、日常にも溶け込ませやすいモデルを選んでいますので、ぜひ一度お試しください。

素材や質感、物語をそろえる、大人のためのペアウォッチ

ペアウォッチを選ぶにあたって、同じデザインで単にサイズだけが異なるモデル同士のペアに、どこか物足りなさを覚える方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで注目したいのが、ダイアルカラーや素材、そして時計に込められた物語といった共通のコードを有するモデルです。全体的な印象は異なりながらも、その細部までの質感や世界観に通じるものがあることで、自然な一体感が生まれるというものでしょう。

また近年は、サイズ感にとらわれないジェンダーレスな設計も増えており、シェアウォッチとしてお互いのモデル楽しめる点も魅力です。さらに記念日や節目の贈り物として選べば、腕時計は単なるアクセサリーを超え、同じ時間をともにする象徴的な存在に。そのような現代のペアウォッチは、大人の感性に寄り添う在り方を、静かに示してくれる存在といえるでしょう。

セイコー プレザージュ『SARX133』『SARX129』

『SARX133』と『SARX129』は、日本の伝統美を現代的に昇華した、セイコー プレザージュ クラシックシリーズの腕時計です。

共通するのは「用の美」という思想。古来から日本人の生活に息づいてきた、絹を思わせる繊細な型打ち模様が、素材そのものの美しさを静かに語ります。

深い藍色の『SARX133』と、同系統の淡い色合いを表現した『SARX129』は、濃淡の違いによって個性を描き分けながらも、世界観はしっかりと一致。曲線を活かしたケース造形や多列ブレスレットの質感も共通し、装着感の良さと上質さを両立しています。

ペアで着用すれば、主張しすぎない統一感が生まれ、大人らしい落ち着いた佇まいを演出するでしょう。記念日にもふさわしい組み合わせです。

シチズン アテッサ × クロスシー『BY1000-51L』『EC1160-71L』

『BY1000-51L』『EC1160-71L』は、「大切な人と同じ時を過ごす」という想いを背景に持つペアウォッチです。

冬の静けさの中、教会のステンドグラスから差し込む光を共通のテーマとし、ブルーを基調としたダイアルで幻想的な世界観を描いています。

また、シチズン独自のスーパーチタニウム製ケースとブレスレットによる軽やかな着け心地も共通点。ムーンフェイズやダイヤモンドといった違いが個性を際立たせつつ、並べて着用すれば澄んだ光をまとったような統一感が生まれます。

穏やかで上品な印象を共有できる、大人のための腕時計といえるでしょう。

グランドセイコー ヘリテージコレクション『SBGA211』『SBGX355』

『SBGA211』と『SBGX355』は、いずれも“雪白”と呼ばれるダイアルを採用した、グランドセイコーの豊かな文字盤表現を象徴するようなペアウォッチです。

共通する純白の文字盤は、グランドセイコーのスプリングドライブ、クォーツが製作される「信州 時の匠工房」から臨む、穂高山脈の雪原を着想源としています。雪原に風が吹いて生まれる、“風雪紋”を繊細な型打ちで表現しており、万能に使えるホワイトダイアルでありながら、質感も合わせて楽しめる表情に仕上がっています。

いずれのモデルも、外装の素材にはブライトチタンを採用。ステンレススティールの7割程度の重量感に加え、アレルギーフリーや優れた耐傷性といったメリットが反映されています。前者は直径41mm、後者は37mmであるため、シェアウォッチとしても自然な組み合わせと言えるでしょう。

ムーブメントは。前者がスプリングドライブ、後者がクォーツムーブメントを搭載します。いずれも高精度を誇るムーブメントであるため、結婚指輪のように毎日着用するアイテムとして選んではいかがでしょうか。

グランドセイコー ヘリテージコレクション『SBGA443』『SBGH341』

『SBGA443』と『SBGH341』は、日本ならではの春の情景をダイアルに映した、感性でつながるペアウォッチです。

“花筏”と“桜隠し”という異なる春の情景を題材にしながら、どちらもグレイッシュなピンクを基調とした繊細な表現を共有。有機的なテクスチャーや型打ち模様が、自然の一瞬を奥行きある表情で描き出します。

ケースとブレスレットにはいずれもブライトチタンを採用し、軽やかな着け心地と上質感を両立。サイズ感も近く、こちらもシェアウォッチとしても自然な組み合わせです。

搭載するのは、前者がスプリングドライブ、後者が自動巻き機械式ムーブメントです。本格派を重視する方にもおすすめの選択肢となるのではないでしょうか。

カシオ オシアナス『OCW-S7000E-2AJF』『OCW-S40-2AJF』

『OCW-S7000E-2AJF』と『OCW-S40-2AJF』は、カシオのチタンウォッチ「オシアナス」が追求するスリム&エレガンスを軸に、先進機能と美意識を共有するペアウォッチです。

淡いライトブルーを基調としたダイアルとサファイアガラスの透明感が、清潔感ある統一した表情を演出。ケースとブレスレットにはチタン素材を採用し、軽やかな着け心地と高品位な仕上げを両立しています。

また、電波ソーラーやBluetooth連携といった高い実用性も共通しており、パートナーとの日常から特別な時間まで自然に寄り添います。

オリス プロパイロットX『01 400 7778 7157-Set』『01 531 7796 4158-07 8 17 05LC』

『01 400 7778 7157-Set』『01 531 7796 4158-07 8 17 05LC』は、ディズニーマペッツのキャラクターをデザインテーマとした、ユーモアあふれる腕時計です。

「カーミット」と「ミス・ピギー」を表現したポップなダイアルは、それぞれ異なる個性を主張しながらも、遊び心という価値観でしっかりと調和。「人生を楽しむ」「自分らしくある」といった前向きなメッセージを共有しています。

また、航空機に由来する「プロパイロットX」のモダンデザインコードが、鮮やかな色彩を引き締め、遊び心を大人の表情へと昇華しています。日常を彩る、毎日着用するのが楽しい腕時計のペアと言えるでしょう。

レイモンド ウェイル ミレジム『2125-ST-50011』『2125-P5-45001』

『2125-ST-50011』『2125-P5-45001』は、1930年代の腕時計を現代的に再解釈した、レイモンドウェイル「ミレジム」のペアウォッチです。セクターダイアルやボックス型風防、コンパクトなサイズ感を共通項とし、端正でエレガントな佇まいを共有しています。

一方で、それぞれに明確な個性が与えられています。『2125-ST-50011』はステンレススティールケースにデニムブルーダイアルを組み合わせ、知的でクリーンな印象に。対して『2125-P5-45001』はローズゴールドPVDとバーガンディーダイアルにより、華やかかつ際立つ個性を演出しています。

ジェンダーレスに楽しめるシェアウォッチとしても魅力的といえるでしょう。

ロンジン マスターコレクション『L2.843.4.63.2』『L2.257.4.78.6』

『L2.843.4.63.2』『L2.257.4.78.6』は、ロンジンのマスターコレクションによる、タイムレスな王道ペアウォッチです。

ラウンド型ステンレススティールケースやシースルーバック、機械式自動巻きムーブメントといった基本性能は共通しており、控えめながら確かな品格を有しています。

アンスラサイトとホワイトという異なるダイアル表情が個性を描き分けつつ、全体の佇まいは端正そのもの。サイズ差を活かした組み合わせは、並べて着用した際にも自然な調和を生み、フォーマルから日常まで落ち着いた統一感を演出するでしょう。

世代や装いを問わず寄り添う、正統派のペアといえます。

感性や物語を共有するペアウォッチを着用しよう!

ペアウォッチは、特別な日にだけ身に着ける記念品ではなく、日常の中で自然に寄り添う存在へと変化しています。

本記事で取り上げたモデルは、デザインやサイズを完全に一致させるのではなく、色味や素材感、背景にある思想といった部分で共鳴する組み合わせを重視しました。そのため個々のスタイルを尊重しながらも、並んだときに静かな一体感が生まれます。

ジェンダーレスなサイズ設計や落ち着いた表情は、シェアウォッチとしても取り入れやすく、ライフスタイルの変化にも柔軟に対応するでしょう。

ふたりの時間をさりげなく支える存在として、ぜひ日常の中で実際に着用してみてください。

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