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【ノルケイン アドベンチャー ネベレスト】
ダイバー&GMT。ノルケインの見せる新境地

2018年の創業以来、コロナ禍の影響をものともせず着実にその名を世界へ知らしめているスイスの時計ブランド「ノルケイン」。

そんなノルケインから、2021年には過酷な冒険に挑む人々の着用が想定されたアドベンチャーシリーズの新作モデル「ネベレスト」がリリースされました。

このネベレストとは、世界最高峰の山「エベレスト(EVEREST)」にノルケインの頭文字「N」を加えた造語となり、「時計界の頂点に君臨する」という揺るぎのない目標をコンセプトとしています。

創業からたった4年で多くの時計愛好家から支持を得ているノルケインが、「頂点を狙う」という構想で打ち出した最新作のネベレスト。

いったいどんな腕時計なのか気になりますよね。

時計界の帝王であるスイスのブランドというだけでもその価値は証明済となりますが、名前からうかがえる自信のほどが、さらに時計好きの好奇心をかき立ててくれます。

今回は、そんなネベレストシリーズの特徴やスペック、バリエーションについてご紹介したいと思います。

 

 

2021年最新作!ノルケインの新星ネベレストシリーズとは

ノルケインのロゴ画像

ノルケインの一大シリーズ「アドベンチャー」の新作「ネベレスト」は、頂上を目指し挑戦し続ける者の情熱、精神、意志を体現したシリーズです。

ヒマラヤ山脈の最高峰たるエベレストの名を冠するだけあってその性能はまさに折り紙付き。物理的な強靭さだけでなく、防水、操作性などもしっかりと考慮されています。

また、ネベレストシリーズはノルケイン史上初のマニファクチュールキャリバーを搭載しており、腕時計マニア注目のシリーズでもあります。

黒の文字盤の時計をつけている様子

シリーズラインには、GMTスケールがスポーティを加速させる「アドベンチャーネベレストGMT」、ダイバースタイルを採用した「アドベンチャーネベレスト」がラインナップ。

豊富なストラップも用意されており、アドベンチャーの名前が示す通り、さらなる「冒険」を求める挑戦者たちにふさわしいシリーズだと言えるでしょう。

ちなみに、ノルケインはネベレストシリーズのリリースに際し「バタフライ ヘルプ プロジェクト」とパートナーシップを組み、収益の10%をヒマラヤ山脈で命を落としたシェルパ(登山家のサポーター)たちの家族に対し寄付、支援しています。

 

 

ダイバースタイルを獲得した「アドベンチャーネベレスト」

直径40mmノンデイト(カレンダーのない腕時計)かつ200m防水のダイバーズスタイルを意識した、アドベンチャーシリーズの新星モデルです。

3種類の時計をつけている様子

シリーズには特徴的な文字盤が採用された3色がラインナップ。

時針、分針には文字盤に馴染むペンシル型が採用され、秒針は先端に赤いアクセントが見られます。

スポーティなセラミックインサートベゼルは15秒刻みのスケールが配されており、逆回転防止構造を採用。りゅうずもねじ込み式でありダイバーズウォッチらしさをしっかりと感じさせます。

ベゼル12時位置のマーカーと3針には標準の1.6倍強力なX1スーパールミノバが採用され、暗所でもしっかりと存在感を見せてくれます。

ムーブメントの写真を写している様子

ムーブメントにはCOSCクロノメーター認定のマニファクチュールキャリバー「NN20/1」が搭載。

自動巻かつ高精度、さらに70時間のパワーリザーブを備えており、プロフェッショナルの理想に応えます。シースルーバックからのぞくローターには、りゅうず同様ノルケインのロゴ刻印が。

トレードマークたるケース側面のプレートにはオリジナルの刻印が可能であり、「NORQAIN」や「NEVEREST」に限らず、なんでも好きな文字を刻めます。

ビジネス、登山、海中探索まで多彩なニーズに応えられる、本当の意味でのユーティリティウォッチと言えるでしょう。

 

ネベレスト グレーシャー

グレーの文字盤の時計全体を写している様子

ネベレストのファーストモデルとして発表されたネベレストグレーシャー。

最大の特徴は、ホワイトの文字盤の表面にグレーシャー仕上げという特別な仕上げが施されている点。

これはネベレストの名前の由来であるエベレストを意識したものとなり、頂上を目指す道のりで最難関とされているクンブ氷瀑という氷河地帯にインスパイアされたデザインとなっています。

クラックのようなテクスチャーがなんともオシャレで見る者の心をたぎらせます。

外装はブラッシュ仕上げとサテン仕上げを融合させたステンレススチールとグレーのベゼルを合わせた麗しいシルバートーンで構成され、白系で統一されたカラーリングは多彩なファッションと組み合わせられます。

ネベレストグレーシャーは、本シリーズの代表的な1本だと言えるでしょう。

ネベレスト フォレストグリーン

緑の文字盤の時計をつけている様子

ネベレストスティールは彩度が高く深みのあるフォレストグリーンの文字盤が最大の特徴。

文字盤に刻まれたノルケインパターンとベゼルはシックなブラックで表現され、3モデルの中でも特に主張が強く、見る者に強く語りかけるモデルとなっています。

また、このモデルだけの特徴をナイロンベルトに見ることができ、ブラックを基調としグリーンのツーラインが施されたナイロンベルトモデルが用意されているのも遊び心を演出しています。

ナイロンベルトは汗をかいても不快に感じにくくなりますので、あらゆる冒険にチャレンジしやすくなっています。

深みのあるフォレストグリーンと秒針の先端のコントラストはなんとも素晴らしく、ぜひ実機を手に取ってご覧になって欲しい一本です。

 

 

GMTスケールで個性が光る「アドベンチャーネベレストGMT」

通常のネベレストシリーズがダイバーズウォッチを意識したスタイルだったのに対し、こちらは特徴的なGMTスケールでスポーティな印象のあるコレクションとなっています。

スポーツウォッチの時計をつけている様子

ケース径は41mmと大きめに感じますが、スポーツウォッチらしいベゼルと見返しリングがフェイスの大部分を占めており、文字盤が小さく見えることでシャープな印象を獲得。

ブラックの文字盤にはお馴染みのノルケインパターン、それを囲むように配されたGMTスケールは日中と夜間で色分けがされており、視認性と個性を兼ね備えています。

アドベンチャーネベレストGMTの黒の文字盤の時計をつけている様子

GMT針と秒針にはダイバーズウォッチによく用いられるアローハンドが採用され、さらなるアクティブを演出。イメージカラーに合わせた色付けもされています。

また、夜間での着用も考慮されデイト、針、インデックスにX1スーパールミノバが塗布されており、夜間での視認性も問題なし。

針が蛍光色に光っている様子

ムーブメントにはCOSCクロノメーター認定の自動巻マニファクチュールキャリバー「NN20/2」が搭載。「NN20/1」と同様のスペックにGMT機能を兼ね備え、独自のジャンピングアワーで実用性を高めています。

もちろんこちらにも刻印可能なプレートが側面に配されています。

プレートが側面を写している様子

カラーバリエーションにはロイヤルブルー、フォレストグリーン、特別仕様のサンセットオレンジの3つが用意されました。

緑・赤・青3本の時計を写している様子

 

ロイヤルブルー、フォレストグリーン

ロイヤルブルーの時計をつけている様子

ロイヤルブルーとフォレストグリーンはステンレススチールケースのスタイリッシュモデルです。傷つきやすいベゼルにはブラックセラミックも使用されており、強固な仕上がりを見せています。

ストラップはSSブレスレットと、ファブリックストラップ、NATOストラップの中から選択可能で、ビジネスにもアクティブにも使いやすいモデルと言えるでしょう。

ロイヤルブルーの時計のリューズを写している様子

サンセットオレンジ

サンセットオレンジの時計をつけている様子

サンセットオレンジモデルは他の2モデルと違い、ステンレススチールにDLC加工を施したフルブラックケースとなっており、よりカジュアルな印象を受けさせます。

もちろんベゼルもオールステンレスであり、差別化は十分でしょう。

こちらのモデルもストラップが3種から選べます。

サンセットオレンジのリューズを写している様子

 

 

まとめ

ノルケインの2021年最新モデル「ネベレスト」。

挑戦者たちに向けて作られたコレクションには、確かにその熱意に応える実用性が込められているのを感じますね。

今回ご紹介したモデルのほとんどはスーツスタイルにもマッチすると思いますので、是非一本手に取ってみてください。