スポーティな「シリーズ8」831をご紹介！
オンオフ問わないラグスポ時計

シチズン「シリーズ8」831 メカニカルとは

シチズン「シリーズ8」は、現代的であらゆるシーンに馴染むことのできる躍動感あるデザインに、オンオフ問わず使えるユーティリティさをあわせもつ腕時計です。

現代生活に適した強力な耐磁性能や、手首に違和感なくフィットする装着感を考慮した仕様など、実用性を兼ね備えた機械式時計となっています。

2008年にリリースされたデザインテーマ「引き算の美学」のシリーズ8が前身となり、そのスタンダードモデルとなるのが“831 メカニカル”。

特徴は「力強くシンプルなデザイン」となり、NB6010-81E、NB6010-81A、NB6012-18Lの3機種が公開されました。

ブラックとシルバーダイヤルのSSブレスレット仕様と、ローズゴールドカラーを纏ったSSケースにカーフとウレタンのコンビネーションストラップが合わさっています。

上位モデルの830でも採用されている鮮やかで流麗さが引き立つ錆びにくいステンレススティール仕様の8角形状ケースにシンプルな文字板が組み合わされ、高級感のあるラグジュアリー&スポーツモデルとなっています。

機能面においては実用性が重視され、2021年に新開発された機械式ムーブメント「Cal.9051」を搭載。

本モデルは磁気に1cmまで近づけてもほとんどの場合に性能維持が可能な強化耐磁性能「第2種耐磁時計」となりますので、スマートフォンやタブレット、PCなどの使用で磁気が潜みやすい現代社会に適した工夫が施されています。

薄型ケースと耐磁性能を兼ね備えたモダンでスポーティな腕時計が、831 メカニカルというわけです。

831メカニカルの価格は10万円台！シリーズ8最安値の理由

シリーズ 8の上位ライン「870」「830」と比較して、「831」は価格の面で数万円安く設定されています。※3機種とも13万2000円で購入可能。

その理由としては実装されているムーブメントの違いにあると言えるでしょう。

831メカニカルのムーブメントには「870」「830」搭載のCal.0950とは異なるCal.9051が実装されています。

具体的な異なりとしてはパワーリザーブと調整精度となり、違いは以下の通りとなっています。

Cal.0950：平均日差−5〜+10秒、駆動時間約50 時間
Cal.9051：平均日差−10〜+20秒、駆動時間約42時間

Cal.9051搭載の「831」メカニカルの方が平均日差に若干の差が生まれやすく、駆動時間も最大巻上時で8時間少なくなっているのがわかります。

Cal.0950と比較すると差はありますが、ムーブメントの違いでの価格差となっており、第2種耐磁時計となる強化耐磁性能を備えている点はCal.0950と同様になりますので、気にするほどのものでもないと思います。

「シリーズ8」831の紅一点！NB6012-18Lの魅力

シリーズ8のなかでもリーズナブルな「831」ですが、3機種のなかで紅一点のNB6012-18Lをご紹介します。

NB6012-18Lはブルーの文字盤とゴールドメッキのケースで表面仕上げが際立つモデルとなっており、小刻みに配置されたインデックスがスピード感を演出し時計愛好家の心を揺さぶります。

実用性重視のため細かなデザインは省略されているのですが、シンプル・ザ・ベストとはまさにNB6012-18Lのためにある言葉かの如く完成された佇まいは、王の風格といっても過言ではないと思います。

ブルーの革ベルトも相まって、ステンレスのバンドとは違った味わいを感じることができるのも最大の魅力。働き盛りのサラリーマンのスーツにとても良く映えます。

文字盤のブルーとエッジの利いたゴールドの針が視認性を高度にし、大きめのりゅうずが力強い印象を与えてくれますので、男としての魅力が際立つこと間違いなしの一品と言えるでしょう。

筆者が「831」の3機種のなかで1品を選ぶとすれば、迷うことなくNB6012-18Lを選択すると思います。

「シリーズ8」831メカニカルまとめ

2021年8月に再リリースされた「シリーズ8」。

なかでも831メカニカルは他モデルと比較してもリーズナブルな手に取りやすい価格帯となっており、シンプルなデザインも魅力的。

シチズン自体が日本製のため信頼性は抜群となり、最新の機械式時計となりますので機能性も言うことなしのシリーズです。

日常を忙しく駆け回る現代人には良きパートナーとなってくれること間違いなしだと思います。